IBM 1311とは? わかりやすく解説

IBM 1311

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 14:00 UTC 版)

IBMのディスク記憶装置」の記事における「IBM 1311」の解説

IBM 1311ディスク記憶装置(IBM 1311 Disk Storage Unit)は1962年10月11日発表され中規模商用および科学計算機用のコンピュータ向けに設計された。IBM 1311はトップローディング方式洗濯機サイズ及び形状であり、IBM 1316に200文字12百万bit)を記憶した。IBM 1311の7つモデル1970年代初めに販売終了となったドライブ1(マスタードライブ:モデル13、4および5)は追加電源装置および制御回路含み、他のドライブ(スレーブドライブ:モデル2)より幅広かった。 モデル1 - IBM 1440IBM 1460あるいはIBM 1240システムには、ドライブ1が必須だった。 含まれるコントローラー最大4個のモデル2ドライブ制御できた。1962年10月11日発表され1971年2月8日販売終了となったモデル2 - スレーブドライブは、マスター・ドライブ(ドライブ1)が持つ全てのオプション機能後述)を持っていた。1962年10月11日発表され1975年1月6日販売終了となったモデル3 - IBM 1620あるいはIBM 1710システムには、ドライブ1が必須だった。含まれるコントローラー最大3個のモデル2ドライブ制御できたが、オプション機能後述)はサポートされなかった。1962年10月11日発表され1971年5月12日販売終了となったモデル4 - IBM 1401システムには、ドライブ1が必須だった。 コントローラー牽制し4つまでのモデル2ドライブコントロールすることができた。 1962年10月11日発表され、に1971年2月8日販売終了となったモデル5 - IBM 1410IBM 7010あるいはIBM 7740システムには、ドライブ1が必須だった。含まれるコントローラー最大4個のモデル2ドライブ制御できた。ダイレクトシーク(直接検索)は、このモデルから標準となった1963年 1月7日発表され1971年5月12日販売終了となったモデル6 - 1968年3月5日発表され1971年2月2日販売終了となったモデル7 - 1968年3月5日発表され1971年2月2日販売終了となったオプション機能 ダイレクトシーク(直接検索): このオプション無し場合全てのシークトラック0に戻る。 スキャンディスク: 識別子や状態の自動で素早い検索を行う。 シークオーバーラップ: シークオーバーラップを有効にすると他の何回かの読み取り書き込み1回行える。 トラックレコード: 大きなレコードにおいてセクター使わずトラック単位記録することによりキャパシティ増加させた。 IBM 1316ディスク・パックIBM 1316 Disk Pack)は高さ4インチ100mm)、重さ10ポンド(4.5kg)であり、直径14インチ(360mm)のディスク6つ持つ。記憶面は10面で外側2面記憶面として使用しない記録面はそれぞれ100トラック20セクタがあり、セクタそれぞれ100文字記憶したディスクは1500rpmで回転した

※この「IBM 1311」の解説は、「IBMのディスク記憶装置」の解説の一部です。
「IBM 1311」を含む「IBMのディスク記憶装置」の記事については、「IBMのディスク記憶装置」の概要を参照ください。

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