RERの開業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 01:35 UTC 版)
「RER (イル=ド=フランス)」の記事における「RERの開業」の解説
郊外線をパリ都心部に乗り入れるための地下新線の建設が開始され、1969年のヴァンセンヌ線のナシオン駅乗り入れの時から「RER」の名称が公式に用いられるようになった。 1977年にはA線の地下区間が全通し、パリの都心部を横断し東西の郊外を直通する運転が開始された。同時に南北方向の地下線が新設されることで、既存のソー線が都心に乗り入れてB線となり、両線はシャトレ-レ・アル駅で接続された。 その後、SNCFの既存の郊外路線も、都心の地下線と結ばれて直通運転を開始し、RERの路線網に組み入れられていった。また、ニュータウン開発などにあわせて、郊外で新設された路線もある。 1979年、セーヌ川左岸線のアンヴァリッド駅とミュゼ・ドルセー駅間の地下新線開通と東西の直通運転開始によりC線が、1987年にパリ北駅からの地上郊外線と都心への地下線の直結により D線が、1999年にパリ東駅とサン・ラザール駅間の地下新線開通によりE線が、それぞれ開業した。
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