RS-84 (ロケットエンジン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/11 02:55 UTC 版)
RS-84ロケットエンジンはロケットダイン社で開発が計画されたアメリカにとって初となる炭化水素を燃料とする再使用型二段燃焼サイクルの液体燃料ロケットエンジンである[1][2]。対照的にソビエト連邦では1980年代に既にエネルギアロケット用として炭化水素燃料のRD-170再使用型エンジンを開発していた。コンステレーション計画に集中するため開発計画は2004年に中止された。当初の予定では2007年末に実物大の試験を実施する予定だった。
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- ^ “Space Launch Initiative fact sheet”. NASA (2002年4月). 2009年5月1日閲覧。
- ^ “RS-84 Rocket Engine Overview (PDF)”. Rocketdyne (2003年4月). 2009年4月3日閲覧。
- 1 RS-84 (ロケットエンジン)とは
- 2 RS-84 (ロケットエンジン)の概要
RS-84ロケットエンジン
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「スペース・ローンチ・イニシアチブ」の記事における「RS-84ロケットエンジン」の解説
スペース・ローンチ・イニシアチブの一環として、ロケットダインはRS-84ロケットエンジンの計画を策定した。これは、炭化水素燃料を使用するために米国で製造された最初の再利用可能な二段燃焼サイクルの液体ロケットエンジンであった。対照的に、ソビエト連邦は1980年代にエネルギアロケット用のRD-170再利用可能な二段燃焼炭化水素エンジンを開発した。 プロトタイプエンジンは、海面で4,732キロニュートン (1,064,000 lbf)なり、真空中で 5,026キロニュートン (1,130,000 lbf); 8シフトのターンタイム。海面で305、真空で324の比推力 :141。 NASAは2005年に開発をキャンセルした。
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