scrap
別表記:スクラップ
「scrap」とは、鉄くずなどのがらくた又は廃棄するということを意味する英語表現である。
同じような意味を持つ単語には「junk」「trash」「dust」などがあるが、「scrap」が使えない大きなものや解体してバラバラになったものを指すことに対し、「junk」は壊れた機械や部品などを指すという違いがある。「trash」は主に紙くずなどの軽量で乾いたごみを指す単語で、欧米ではごみ箱のことを「trash box」と呼ぶなど「scrap」や「junk」とは異なるニュアンスの単語である。「dust」も日本ではごみ箱を意味する「ダストボックス」として使われているが、正しい意味は「ほこり」であり「ごみ」の意味ではない。したがってダストボックスは和製英語であり、欧米では通用しないので注意が必要である。
また、scrapはスラングで「喧嘩」という意味もある。ただし、言い争いなどではなく体に傷を負うような激しい喧嘩を指すスラングである。これは「引っ掻く」「こすってキズを付ける」という意味の「scrape」が語源であり、同じ綴りであることがスラングになった理由と考えられているため、scrap本来の意味との関連はない。
非効率で不便な設備や老朽化した設備などを廃棄して、効率的な新しい設備に置き換えること。企業内の不採算部門を整理して新たな部門を立ち上げるビジネス用語としても使われる。
書道において字を書き損ねて不要となった紙のこと。反古紙(ほごし)ともいう。
金属加工において、プレス加工後に出る製品以外の不要な部位を、廃棄するラインに乗せるためのシューターのこと。
株式会社scrapが提供する、ビデオ通話やwebを利用したオンライン型の謎解き脱出ゲームのこと。地下迷宮やマンション、封鎖された村などの舞台から謎を解きながら脱出することが目的のゲーム。スマートフォンやタブレット、パソコンなどがあれば時間や場所を気にせず楽しめることが魅力となっている。
東京都世田谷区千駄ヶ谷に本社を置くイベント企画会社。実際の街に仕掛けられた謎を解くリアル脱出ゲームやオンライン型脱出ゲームを始め、謎解きパーティーや謎解き検定など幅広い分野における謎解きイベントを企画・提供している。なお、謎解き本を専門に出版するscrap出版も系列会社である。2023年1月現在の社員数は93名で、企業理念は「物語の世界でしか見た事がないものを、日常に創りだす」。
「scrap」とは、鉄くずなどのがらくた又は廃棄するということを意味する英語表現である。
「scrap」とは・「scrap」の意味
「scrap」には名詞と動詞の使い方があり、名詞としては鉄くずなどの「がらくた」や「廃品」「切れ端」、動詞では「解体する」「処分する」「廃棄する」という意味に使われる単語である。日本語では主に金属の廃棄物を指すことが多いが、壊れて修理できない車や、古くて使えない重機などを廃品の意味でスクラップと呼ぶこともある。「切れ端」という意味では、新聞や雑誌の記事を切り抜くことが「スクラップする」という表現となり、切り抜いたものを貼り付けたノートを「スクラップブック」とも呼ぶ。同じような意味を持つ単語には「junk」「trash」「dust」などがあるが、「scrap」が使えない大きなものや解体してバラバラになったものを指すことに対し、「junk」は壊れた機械や部品などを指すという違いがある。「trash」は主に紙くずなどの軽量で乾いたごみを指す単語で、欧米ではごみ箱のことを「trash box」と呼ぶなど「scrap」や「junk」とは異なるニュアンスの単語である。「dust」も日本ではごみ箱を意味する「ダストボックス」として使われているが、正しい意味は「ほこり」であり「ごみ」の意味ではない。したがってダストボックスは和製英語であり、欧米では通用しないので注意が必要である。
また、scrapはスラングで「喧嘩」という意味もある。ただし、言い争いなどではなく体に傷を負うような激しい喧嘩を指すスラングである。これは「引っ掻く」「こすってキズを付ける」という意味の「scrape」が語源であり、同じ綴りであることがスラングになった理由と考えられているため、scrap本来の意味との関連はない。
「scrap」の発音・読み方
「scrap」の発音記号は「skrˈæp」である。「æ」の部分は口を左右に広げながら「ア」と発音する「ア」と「エ」の中間のような音になるので、発音する場合は「スクラァプ」のようになる。カタカナでは「スクラップ」と表記する。「scrap」の語源・由来
「scrap」は印欧語根の「sker-(切る)」が語源で、古ノルド語の「かけら」を意味する「skrap」に変化して「scrap」となった。「scrap」を含む英熟語・英語表現
「scrap and build」とは
非効率で不便な設備や老朽化した設備などを廃棄して、効率的な新しい設備に置き換えること。企業内の不採算部門を整理して新たな部門を立ち上げるビジネス用語としても使われる。
「scrap of paper」とは
書道において字を書き損ねて不要となった紙のこと。反古紙(ほごし)ともいう。
「scrap chute」とは
金属加工において、プレス加工後に出る製品以外の不要な部位を、廃棄するラインに乗せるためのシューターのこと。
「scrap」に関連する用語の解説
「scrap (オンラインゲーム)」とは
株式会社scrapが提供する、ビデオ通話やwebを利用したオンライン型の謎解き脱出ゲームのこと。地下迷宮やマンション、封鎖された村などの舞台から謎を解きながら脱出することが目的のゲーム。スマートフォンやタブレット、パソコンなどがあれば時間や場所を気にせず楽しめることが魅力となっている。
「scrap(イベント会社)」とは
東京都世田谷区千駄ヶ谷に本社を置くイベント企画会社。実際の街に仕掛けられた謎を解くリアル脱出ゲームやオンライン型脱出ゲームを始め、謎解きパーティーや謎解き検定など幅広い分野における謎解きイベントを企画・提供している。なお、謎解き本を専門に出版するscrap出版も系列会社である。2023年1月現在の社員数は93名で、企業理念は「物語の世界でしか見た事がないものを、日常に創りだす」。
「scrap」の使い方・例文
「scrap」は動詞では「解体する」、名詞では大きな物の「切れ端」や「がらくた」を表わす場合に使う単語である。動詞の例文では「The company plans to scrap the old equipments.(その会社は古い設備を廃棄する予定です)」、名詞では「I cleaned up the scrap metal in the factory.(工場内の金属くずを片付けた)のような表現となる。スクラップ【scrap】
SCRAP
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