SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 12:51 UTC 版)
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(スペース・バトルシップ ヤマト)は、2010年の日本映画。アニメ作品『宇宙戦艦ヤマト』の初の実写版映画である。2010年12月1日公開。キャッチコピーは「必ず、生きて還る。」
注釈
- ^ 当初樋口真嗣が予定されていたが、制作イメージの違いから山崎に交代している。樋口版では「地球艦隊の敗北からヤマトの地球からの旅立ち」までが描かれる予定であった。
- ^ 特報、予告編では73日となっている(本編では長くて1年、最悪の場合は数か月と藤堂長官が述べている)。
- ^ 木村拓哉着用の「古代進のドッグタグ」より。正確には「DFE JAPAN/S.KODAI/OCT.31.2166/BLOOD TYPE A/84-011M-5910」とある。実物がファミリーマート・キャンペーンのプレゼント品となった他、複製品が『SPACE BATTLESHIP ヤマト コレクターズ・エディション』(Blu-ray&DVD)に封入特典として付いていた。「10月31日生まれ、血液型A型」は原作アニメでの初代古代進役の富山敬のパーソナル・データである。
- ^ 島の妻は未登場で、ノベライズ版同様に死亡しているように思われがちであるが、パンフレットに「(島は)妻と息子を何よりも愛するマイホームパパ」とあるように健在である。
- ^ 佐々木同様、ノベライズ版未登場でパンフレット、公式ホームページにも太田の名前は出ておらず、本編でもわずか1回しか名前を呼ばれていない。原作登場の第一艦橋のクルーでプロフィールが掲載されていないのは太田だけである。
- ^ ノベライズ版未登場。名前は本編には出ず、ジュニアシネマズ文庫で初登場。DVD、BDの本編の字幕や特典ディスク1に初めて公式に名前が発表された。
- ^ 当初ヒロイン選考時に沢尻エリカや黒木ら複数の候補が挙がっていたが、沢尻に内定。その後沢尻の事務所解雇騒動などにより、事務所側がキャンセルし、降板により黒木に決まった[8]。
- ^ 原作初期設定では古代進の部下の偵察隊パイロットであった(2010年12月15日発行『松本零士 初期SF作品集』(小学館クリエイティブ)の中の「松本零士版 ヤマト創作ノート」P11のヤマト組織図より)。
- ^ 現在では「看護師」とすべきであろうが、原作放送当時の資料などに「看護婦」とあるので「看護婦」と表記する。
- ^ エンドロールで流れるシーンで拡張ユニットで進と敬礼しあうシーンがあるが、このシーンのみ本編にないオリジナルシーンである。
- ^ 沖田のほうも、守を地球脱出用戦艦(後のヤマト)の艦長にしようとしており、目にかけていたようである。
- ^ パンフレットによると、モーションキャプチャーも担当している。
- ^ 「デスラー」のみがガミラス語のようで、それ以外の発言に関しては地球語にアクセスして話しているのでノイズがかかることはない
- ^ 小説版2冊では真田からの報告の際に沖田が聖書の言葉と述べているが、本編では報告のシーン自体がカットされている。斉藤自身がその言葉を知らなくとも、人間の潜在意識にアクセスして言葉を取り出している様子で、人類より遥かに進化した生命体の可能性があると沖田は言っている。
- ^ 『ALWAYS 三丁目の夕日』繋がりで遊びに来た須賀健太に「ちょっと出てく!?」と監督が声をかけたことでエキストラとして出演している。(須賀のブログより)
- ^ 全長、全高は原作のほぼ2倍、全幅に関しては2.7倍になっている。
- ^ この時点で第一艦橋に進、雪、島、相原、南部、太田、佐々木の他、技術班の東田、西尾、戦闘班の島田、航海班隊員(- 小山弘訓)、生活班隊員(- 田中萌)の12名、艦長室に沖田、佐渡の2名、機関室に徳川、藪の2名と地球帰還時にいる整備班の仁科、赤城の計18名の生存が確認できる。
- ^ 本編では詳しく述べられていないが、ノベライズ版では11か月余りで帰還している(原作も11か月で帰還している)。
- ^ 上映当時、相原役のマイコはチョーヤ梅酒のCMに出ていた。
- ^ DVD、BDの特典ディスク1の「メイキング」の中で加藤役の波岡一喜と監督の山崎貴が紹介している。また、日本酒系のサーバーのラベルの表記は「MUGI-Jyochu」などと日本語をそのままローマ字表記している。サーバーの向かって右側よりの順で8種類が並んでいる中、ウォッカとイタリアン・ワインの間のもう1種類のワインがあるのだが、BDで確認しても不明。また、斉藤が進に振舞っていたビールのサーバーは紹介されていない。
- ^ 各キャストにつき何着かある様子で、木村は少なくとも2着は持ち帰っており、1着は2011年初頭の「さんタク」で「LOVELIVES」を歌った時に着用し、もう1着は2012年初頭の「さんタク」でスティーヴン・タイラーの来日時にDVDorBDのコレクターズ・エディションと共にサイン入りのユニフォームをプレゼントしている。また、他のキャストも持ち帰っていることを放送で語っていた。
出典
- ^ a b “キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!”. サンケイスポーツ. 2009年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月7日閲覧。
- ^ 2011年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ “キムタクが実写版「宇宙戦艦ヤマト」主演”. デイリースポーツオンライン. 2009年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月7日閲覧。
- ^ “キムタク「ヤマト」、元日広告1億円発進!”. サンケイスポーツオンライン. 2009年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月1日閲覧。
- ^ “キムタク『SPACE BATTLESHIP ヤマト』海外進出決定!日本が誇る宇宙戦艦ヤマト、台湾で公開!”. シネマトゥデイ. 2010年11月25日閲覧。
- ^ キムタク『ヤマト』が見事首位発進!シネマトゥディ 2010年12月8日
- ^ 宇宙戦艦ヤマトの西崎さん船から転落死 日刊スポーツ 2010年11月8日
- ^ “エリカ代役にメイサ内定…映画実写版「宇宙戦艦ヤマト」”. スポーツ報知. 2009年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月7日閲覧。
- ^ “映画「ヤマト」県内にロケ地 揖斐川町などが見学会も”. 岐阜新聞 (2010年12月7日). 2012年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月11日閲覧。
- ^ “SPACE BATTLESHIP ヤマト : BDが邦画の最高売り上げ記録を更新 「踊る大捜査線」抜く”. 毎日新聞デジタル. 2012年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月29日閲覧。
- 1 SPACE BATTLESHIP ヤマトとは
- 2 SPACE BATTLESHIP ヤマトの概要
- 3 登場人物
- 4 メカニック
- 5 スタッフ
- 6 受賞歴
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:44 UTC 版)
「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
アニメ第1作の実写化映画。実写映像に合わせデザインが若干アレンジされているほか、艦体サイズが大幅に上がっている。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の記事については、「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 23:19 UTC 版)
「空間騎兵隊」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
アニメ版の翻案作品である本作では、斉藤を隊長とする部隊(劇中では単に空間騎兵隊と呼ばれている)が沖田艦に配属されており、後にヤマトへ転属されている。職務は白兵戦や艦内のMP業務のほか、被弾時のダメージコントロールや他班の補助を行っている。ガミラス・イスカンダル星への上陸作戦ではブラックタイガー隊の奮闘や山本明の自己犠牲によって上陸に成功するが、最終的にはガミラス兵との戦闘で全員が戦死する。 このほか、斉藤の部下かは不明だが、ヤマトの建造が行われていた秘密ドックの警備を行っている隊員も登場する。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「空間騎兵隊」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「空間騎兵隊」の記事については、「空間騎兵隊」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 01:46 UTC 版)
「南部康雄」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
「SPACE BATTLESHIP ヤマト#第一艦橋勤務」も参照 砲術部門の責任者として古代を補佐する。原作とは容貌が異なり、銀縁眼鏡の短髪。やや気弱だが優秀な部下であり、最終決戦ではヤマトに残って敵もろとも自爆するという古代の考えにいち早く気づく。結果的には古代に諭され、島大介や森雪らとともに退鑑して地球へ帰還する。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「南部康雄」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「南部康雄」の記事については、「南部康雄」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:07 UTC 版)
「アナライザー (宇宙戦艦ヤマト)」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
実写映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では、古代が装備する小型コンピューターに移植したAIとして登場。元々は「アナライザーユニット」という、コスモゼロにオプションで搭載されるナビゲーションユニットの1種であった。 コスモゼロから分離・独立して、強力な武器を備えた戦闘ロボットにも変形できる。このロボット形態は、コスモゼロのマニュピレータコアに不整地用二脚バランスローダを組み合わせたもので、ヤマトの整備班によってコスモゼロの拡張ユニットの基幹部として追加で組み込まれた。その姿はアニメ版と頭部こそ似ているが、ずんぐりむっくりした体形ではなく、身長約3メートル[要出典]のスマートなスタイルをしている。 ガミラス・イスカンダル星への上陸作戦時に再びコスモゼロに搭載され、上陸後に戦闘ロボットとなって古代たちを守るためにガミラス兵に攻撃。多数のガミラス兵に数で押されて古代に地球を託すメッセージを送り、爆発した。 本作制作当初、「ロボットを登場させるのは、実際に模型を作るにしてもCGで描写するにしても大変」ということで登場予定は無かった。しかし、制作スタッフの1人が「アナライザーのいないヤマトはヤマトじゃない」と強く主張したため、監督がラフモデルだけ作り、後の全てをそのスタッフに任せることで登場することになった。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「アナライザー (宇宙戦艦ヤマト)」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「アナライザー (宇宙戦艦ヤマト)」の記事については、「アナライザー (宇宙戦艦ヤマト)」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 22:50 UTC 版)
「ガミラス帝国」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
遊星爆弾で地球を攻撃する謎の異星人。『gami-ilas bony-rock-organism』骨形岩鉱石質生命の意思の集合体である。 人類はガミラスと呼称し、自らはデスラーと名乗った。地球よりも高度な文明を築いていたが、母星が滅びようとしていたために地球を移住先と決め、遊星爆弾による攻撃を行い地表を放射能で汚染、人類を絶滅寸前まで追い込む。この遊星爆弾による攻撃は自らが住みやすい星に環境を改造する意味も含まれている。 自らを「個であり全体」と呼び、意識体と呼ばれる青いガス状ならびに結晶体こそがガミラスの真の姿である。劇中に登場する二足歩行のガミラス兵の体は、地球圏内で発見されていない岩石質と鉱石質が組み合わされたもので構成されており、ガミラス星地下では二足歩行型よりも大型の四足歩行型も登場するが、ガミラス全てがこの形態をしているわけではなく、上記の通り生命体としての本体は体の青く発光している部分(クリスタル状)のみである。意識体は人間に乗り移ることが可能で、行動を操り潜在意識を調べることも可能であり、劇中では斉藤始が取り憑かれた。 本作品で登場するイスカンダルとは同一の意思集合体として描かれ、母星の寿命に際して他の惑星に移住して生き延びようとする意識ガミラスと、星と共に運命を共にしようとする意識イスカンダルとは、ガミラス/デスラーという同じ惑星に住む意識生命体の中での表裏一体・コインの表と裏のような関係である。 劇中では地球に移住するため、人類に対して圧倒的な力の差を見せ付けて絶滅寸前まで追い込んだが、放射能除去装置を受け取るために旅立ったヤマト及びクルーとガミラス星地下都市で激突、技師長真田志郎と空間騎兵隊隊長斉藤始の命を賭した戦いにより、自身のエネルギー本体を爆破されて大部分が死滅し地下都市も壊滅。しかし生き残った一部が、デスラー艦を用いて地球帰還を目前にしたヤマトを急襲し大破させる。 その後ヤマト第一艦橋にクリスタルブルーの人間体として現われ、地球侵略を諦めたことを伝えるが、「地球はお前達にも渡さない」「我々は屈辱を忘れぬ種族だ」と言い残し消滅。デスラー艦からガミラスミサイルを発射し地球を滅ぼそうとするが、古代進とヤマトの特攻で防がれる。しかし、完全に全滅したかどうかは不明である。 ガミラス人(ガミラスロイド(本編字幕) / ガミラスボーグ(ノベライズ版)) 二足歩行型 ガミラスの最も基本的な形態。岩石質・鉱石質のボディを持っているが、生命体としての本体は頭部や腹部にある青く発光している部分である。人間よりも二回りほど小さいが、素早く壁を自由自在に這いずり回り、槍のように尖った両手は凶器としても使用できる他、そこから青い光弾を発射する。 ガミラス星地下で無数に出現した他、下記の戦闘機にも1匹乗り込んでいる(正確には先端部に埋め込まれている)。 四足歩行型 ガミラス星地下都市で登場。馬のような四足歩行の形態をしており、背中には羽状の突起物が見受けられる。数自体は上記の二足歩行型に比べればかなり少ない。 大きさは軽自動車ほどの大きさで、口からは上陸用車両を簡単に転覆させる威力を持つ青い光線を発射する。 意識体 青いガス状から透明のクリスタル状に変化する物体。自ら「我々は個人であり全体」という意思の集合体であり、これがガミラスの生命体としての本体である。人間に憑依することが可能で、意識や行動を操ることが出来る。 自在に姿を変化させることが出来、物語終盤にイスカンダルから地球へ帰還途中であったヤマトを襲撃、第一艦橋に出現した際はクリスタルブルーの人間体(シルエットは原作のデスラー総統そのもの)で現れた。これには古代らヤマトクルーとコミュニケーションを取る意味合いがある。 登場兵器 全てが能力や性能から地球防衛軍が便宜上呼称している名称であり、ガミラス自身がこれらをどういった名称で呼称しているかは不明である。 またガミラス兵同様、船体や兵器を構成している物質は金属などを含んだ鉱石のような材質で構成され、黒褐色の船体に所々青い発光部分が見られる。 高い学習能力を有し、敵の武器や兵器に学習・対応する能力を持つ。遊星爆弾 ガミラスが地球攻撃及び、惑星改造に用いた隕石に似た爆弾。都市を破壊し、海を一滴残らず干上がらせ、地上を放射能で汚染した。これにより人類を始めとする地表の生物は大半が死滅、地球は赤茶けたクレーターだらけの星へと変わってしまった。 2199年時点ではガミラス戦艦同様に強固になっているが、戦争が始まったばかりの頃は小型戦闘機の攻撃で破壊したり、進路を変えて地球への直撃を防いだりすることが可能だった。 ガミラス戦艦 全長(推定)430m / 全高(推定)140m / 全幅(推定)280m ビーム状のエネルギー攻撃を行い、艦隊的連携を行う。地球侵攻直後は遊星爆弾と同じく破壊する事が可能であったとみられるが、冒頭の火星域での戦闘ではショックカノン攻撃に耐えうるほど強固となっている。 形状・能力ともに、原作でのガミラス艦とは大きく異なっている。 ガミラス空母 全長(推定)700m / 全高(推定)250m / 全幅(推定)910m 空母といっても、翼を広げたコウモリまたは昆虫のような外観を有し、後部からガミラス戦闘機を送り出す。両側の翼状のものがワープエンジンではないかと推測されており、常に上記のガミラス戦艦を従えて本艦を中心に現実世界での空母機動部隊のような艦隊行動をとる。 ヤマトの主砲攻撃で撃沈された際は、艦が光に包まれてバラバラになりながら吸い込まれるかのごとくに小さな光の球になったかと思うと、直後に随伴の戦艦3隻を巻き込んで大爆発する。 ガミラス戦闘機 全長7.02m / 全高4.03m / 全幅10.36m / 重量3196kg 昆虫ないし生物的な外観を有しており、戦闘機/攻撃機的な行動をとり、追尾ミサイルやエネルギー弾攻撃を行う。上記のガミラス兵が先端部に埋め込まれる形で操縦している。 劇中ではヤマトによって上記の空母が破壊されて帰る所を無くした機体群がヤマトに自爆特攻を行った他、ワープに巻き込まれエンジンが停止した一機がヤマトに拿捕されるも、その際に自らの位置を示す信号を発信している。 デスラー艦 全長(推定) 2km / 全高(推定)2.8km / 全幅(推定)3.5km 原作と同じく元々はガミラス星地下都市を構成している一部であるが、その他は原作のデスラー艦とは大きく異なり、悪魔が翼を広げたような巨大な外観をしている他、原作のような脱出艦や御座艦・総旗艦というよりもガミラスの最終兵器、あるいは報復のための置き土産という意味合いが強い。劇中ではクライマックスに登場。地球帰還目前のヤマトを襲撃し大破させ、ほとんどの戦闘能力を奪った。 下部にガミラスミサイル(後述)を搭載している。 大型砲艦 劇中では名称のみで姿は確認できず、波動砲により随伴艦と共に破壊される。能力や大きさなどは不明だが、波動砲のターゲットスコープに映し出されたシルエットには上記の戦艦下部と空母上部を組み合わせたようなものが確認出来る。 ステルス機 詳しい設定は不明だが円盤状の外観をしており、名前の通りヤマトのレーダーに映らないまま接近し、アーム状の物で下部の第三艦橋に固定し自爆する。しかし第三艦橋ごと切り離されたために大きなダメージは与えられず。 外観や役割などでは原作のドメラーズ2世に比較的近い。 惑星間ミサイル ヤマトの発進を探知し、突如として出現した巨大ミサイル。植物の球根かニンニクに似た有機的な形状で、発射の際に先端部の翼状のものが十字に開く。ヤマト初機動時には波動砲で破壊されるも、その爆発・爆煙が破壊力の大きさを物語る。ガミラス星では多数のミサイルが空中に浮遊し、機雷のような役割を果たしている。 下記のガミラスミサイルを含め、今作品でガミラスが使用するミサイルと称される兵器は全て同一形状であり、上記の戦闘機が発射するミサイル、ヤマトがイスカンダル星域に到達した際に発射された物は、サイズは違えどすべて同形である。後者では第一・第二主砲の攻撃で破壊され爆発も然程では無かったが、そこから原作でのドリルミサイルに近い役割を持つ弾頭がヤマトの波動砲の砲口を塞いだ。 対空砲 ガミラス星地下都市への入り口にあたる巨大な穴の周りに配備されている。上陸作戦の際、古代の乗るコスモゼロがこれら対空装備を無力化するためターゲティングを行い、その古代機に攻撃を始める直前、ヤマトにより全て破壊された。 ガミラスミサイル 上記のデスラー艦下部に搭載されている巨大ミサイルで、発射直後にデスラー艦は四散する。惑星間ミサイルと同一の形状であるが、圧倒的な大きさはもちろん、強力な核反応とエネルギー量を持ち、地球を破壊するほどの破壊力を有していると思われる。 最後はヤマトの特攻により破壊されるが、その際レーザーを発射しヤマトを迎撃している。 ガミラス星(ガミラス・イスカンダル星) 地球から14万8千光年離れた大マゼラン雲にある惑星。惑星としての寿命が近づいており、半分はガミラス攻撃前の地球のような青く美しい惑星だが、もう半分は現在の地球のような赤茶けた惑星である。 厳密に言えばイスカンダルもガミラス / デスラーという種族の一部であり、惑星全てがガミラス星なのだが、パンフレットなどでは半分の美しい惑星がイスカンダル星、もう半分の赤茶けた惑星がガミラス星とされている。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「ガミラス帝国」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「ガミラス帝国」の記事については、「ガミラス帝国」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 06:02 UTC 版)
「森雪」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では、ブラックタイガー隊所属のパイロットとなっている。 性格はアニメ版以上に男勝りで気性が荒く、腕っ節もかなり強い。 古代に憧れて入隊したが、ほぼ同時に彼が除隊して火星星会戦に参加しなかったため、当初は強く反発していた。しかし、木星域の戦闘で被弾した際に古代が命がけで助けに来てくれたことや、彼の除隊の経緯を聞いたことから、反発心は鳴りを潜め、やがて惹かれていく。 ガミラス・イスカンダル星への突入作戦において、イスカンダルと同化したことで自身が放射能除去装置となり、地球復活後には地球のために死んでいった古代の子供を産む。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「森雪」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「森雪」の記事については、「森雪」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 23:52 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事については、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 12:37 UTC 版)
「斉藤始」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
ヤマトのイスカンダルへの航海に空間騎兵隊員として乗艦し、白兵戦担当兼MPとして部下たちと共に活動。「きっつぃよなぁ」が口癖で、当初は古代と仲が良かったわけではなく、ガミラス兵に乗り移られた際に麻酔銃で気絶させる形で助けられた後、彼と打ち解ける。 ブラックタイガー隊員や部下たちと共にガミラスへの強行着陸を行い、航海の目的である放射能除去装置を手に入れるが、部下たちは全滅する。最後は敵中枢を爆破しようとする真田に同行して事実上特攻し、『さらば』とほぼ同様の戦死を遂げる。 地球に残してきた母からは、八幡様のお守りを持たされていた。母から「弾が避けていく」と通信で言われた際は笑い飛ばしていたが、砲台のようにガミラス兵を足止めする際にはお守りを取り出し、弾が当たらないように祈っている。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「斉藤始」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「斉藤始」の記事については、「斉藤始」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 15:06 UTC 版)
「デスラー艦」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』では、オリジナルデザインの「デスラー艦」が登場する。 設定解説文ではガミラス前史の恒星間航行船と推測されている。本作品ではガミラスの設定がそれまでと大きく異なり、「デスラー」と名乗る鉱石状の集合意識生命体(「ガミラス」は地球側の命名)とされ、デスラー艦も御座艦・全軍の総旗艦というよりは、ガミラスの最終兵器という意味合いが強い。 デザインも原作と大きく異なっており、ヤマトを遥かに凌ぐ巨大な船体は、艦というよりは悪魔が翼を広げた様な外観を有しており、黒褐色のボディで所々に青い発光が見られる。 当初はガミラス星地下都市の一部を構成していた。ガミラスがガミラス・イスカンダル星でのヤマトクルーとの戦いで壊滅した後、残存兵力が本艦でヤマトを追撃し、地球目前でヤマトを奇襲して戦闘能力を奪う。そして、ヤマトクルーに対する報復として、地球を道連れにするために下部から惑星を消滅させるほどのエネルギーを持つミサイルを発射し、その直後に船体はバラバラに四散する。しかし、ヤマトの自爆特攻によりミサイルは破壊される。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「デスラー艦」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「デスラー艦」の記事については、「デスラー艦」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 00:37 UTC 版)
「デスラー」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
「ガミラス帝国#SPACE BATTLESHIP ヤマト」および「SPACE BATTLESHIP ヤマト#異星人」も参照 本作でのデスラーは、原作の様な人類と似通った社会構成を持つガミラス帝国の中での一ガミラス人ではなく、「母星の寿命に際し、地球を攻撃・改造し移住を目論む」意思の集まりであり、劇中でも「我々は個であり全体である」と語った。「デスラー」という名は、この集合体が自称するものであると設定されている。 そして「デスラー」は、自らを超巨大戦艦兼超巨大ミサイルと化して地球到着寸前のヤマトを奇襲して大破させ、「我々は、屈辱を忘れぬ種族だ」「地球は、お前たちにも渡さない」と言い残して、ヤマトの眼前で地球を破壊しようとした。 ヤマトのブリッジに姿を現した際は人型に近い形状になっていた。声は原作アニメと同様に伊武が担当。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「デスラー」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「デスラー」の記事については、「デスラー」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 15:39 UTC 版)
「太田健二郎」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
「SPACE BATTLESHIP ヤマト#第一艦橋勤務」も参照 本作では所属が航海班ではなく技術班に変更され、真田の補佐として登場。最終決戦では古代に諭され、島・雪・相原・南部・佐渡らとともに地球へ帰還する。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「太田健二郎」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「太田健二郎」の記事については、「太田健二郎」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 01:39 UTC 版)
「佐渡酒造」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
「SPACE BATTLESHIP ヤマト#他のヤマト乗組員」も参照 本作では航海班の通信探知担当の相原と同様、性別が女性に変更されて女医となっている。ただし、大の酒好きであることや猫のミーくんをかわいがっているという設定は原作と同じ。最終決戦時には雪や島たちとともに生存者をカーゴに載せ、ミーくんを連れて皆で地球へ帰還している。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「佐渡酒造」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「佐渡酒造」の記事については、「佐渡酒造」の概要を参照ください。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 21:56 UTC 版)
「島大介」の記事における「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説
「SPACE BATTLESHIP ヤマト#第一艦橋勤務」も参照 アニメ版で弟の名前だった「次郎」という5歳の息子と妻がいるが、古代が撃墜した遊星爆弾で第2宇宙ステーションが破壊され、古代の両親が犠牲になった際、一緒にいて巻き込まれた妻のお腹にいた息子は、出生後に口が利けなくなっている。
※この「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の解説は、「島大介」の解説の一部です。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を含む「島大介」の記事については、「島大介」の概要を参照ください。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の例文・使い方・用例・文例
- ヤマトシジミという貝
- メリベ・ジャポニカは一般にヤマトメリベとして知られている。
- ヤマトメリベは日本固有の種(しゅ)だ。
- ヤマトメリベは,泳ぐときは体をねじり,大きなずきん状の口で獲物を包み込む。
- そのため,ヤマトメリベについてはあまり分かっていない。
- 天草ドルフィンワールドで公開されていたヤマトメリベは,6月に天草諸島の沖合で漁民によって捕獲された。
- ヤマトメリベの変わった外見を,かわいらしくておもしろいという人もいれば,怪物のようだという人もいる。
- ヤマト運輸は大(おお)通(どおり)駅と新さっぽろ駅の間で,1日3回荷物を運ぶために東西線を利用する。
- ヤマト運輸がすでに業務用にそのモデルの採用を決めている。
固有名詞の分類
日本の映画作品 | マイフェニックス 花の袋 SPACE BATTLESHIP ヤマト 突入せよ! あさま山荘事件 岳 みんなの山 |
- SPACE BATTLESHIP ヤマトのページへのリンク