The Last 10-Secondとは? わかりやすく解説

The Last 10-Second

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:36 UTC 版)

ウェザーニューズ」の記事における「The Last 10-Second」の解説

緊急地震速報配信を「The Last 10-Second」というサービス名行っている。事業者向けが2006年11月16日から、一般向けが2007年10月15日から、NTTドコモiコンシェル向けが2009年9月1日から、それぞれサービス開始。他の緊急地震速報サービス多くは、受信CATVなどの専用回線専用受信端末を必要とするが、同サービスでは一般的なインターネット回線常時接続し、パソコン専用ソフトウェア起動していれば受信可能(ただし伝送遅延発生する)。 利用料金は、一般向けが1ヶ月あたり324円、事業者向けが1年間あたり15,428円。一般向けは同社携帯サービス324円)を利用するか、クレジットカードでの支払いができる。 2008年7月4日更新分のVer2.2.2.0からは、同社開発の"揺れをはかる専用機"「Yure Station」との連携機能付加された。iPhone版ウェザーニュースタッチにおいても「地震アラーム」として緊急地震速報に対応。 また、2011年3月発生した東日本大震災を受け、2011年5月19日ソフトウェア機能大幅にリニューアル表示画面そのもの以前のものとほとんど同じだが、震源最大震度登録地点の推定震度強い揺れ到達するまでの秒数に加えて地震の発生した時刻震源の深さ規模表示されるようになったこれまで有志制作のソフトを使用しない確認できなかった)。また、第3報までしか表示できなかった点も改良されて、続報がすべて表示されるようになったほか、津波可能性がある場合、および津波情報津波注意報津波警報大津波警報いずれか)が発表されている場合音声とともに通知するようになった。さらに、東日本大震災訓練情報あわせて登録された。 ソフトウェアに予め登録した地点に対して推定震度別途計算しているため、気象庁最大推定震度異なり、また震源付近震度誤差がわずかでも、離れた地点場合大きく違うことがある。なお、第1報第3報において登録した地点震度計算行い、第4報以降での震度再計算基本的に行わない仕様となっている。この仕様弊害が、過去の地震においてもいくつか見られた[要出典]。 2009年9月5日減災ウィーク9月1日 - 9月7日)の一環として同社運営する生放送気象情報番組SOLiVE24」の番組内で、The Last 10-Secondを使用した防災訓練が行われた。同様の防災訓練2010年1月17日にも『SOLiVE Evening』内で行われたまた、同様の防災訓練2010年3月20日にも『SOLiVE Afternoon』内にて実施した。更に、同年2月27日発生したチリ地震による津波被害受けて津波想定した訓練同時に行われた2010年9月4日放送の『SOLiVE イブニング』内でも防災訓練行い同時に同年9月1日 - 5日の「減災ウィーク」期間中減災に関するディスカッション実施したまた、訓練後に携帯サイトにてアンケート調査行い同年9月6日結果公表全国視聴者からの報告をまとめた結果緊急地震速報確認から地震発生まで10秒間で何もできなかった人が約6割に上ることが明らかとなった。なお、津波訓練実施しなかった。 ウェザーニューズは「来るべき震災備えて身を守る方法考え訓練への参加重ねることで行動習慣づけられていくよう、今後訓練定期的に行っていく」と述べている。

※この「The Last 10-Second」の解説は、「ウェザーニューズ」の解説の一部です。
「The Last 10-Second」を含む「ウェザーニューズ」の記事については、「ウェザーニューズ」の概要を参照ください。

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