バイタリティ
英語:vitality
「バイタリティ」とは、「元気・活力・体力・生命力」または「いきいきとした力・旺盛な精力・持続力・不屈で前向きな精神」などの意味で用いられる表現である。あるいは、「Vitality」は住友生命が提供する健康増進プログラム付き生命保険の名称でもある。
「バイタリティ」の語源と一般的な意味
「バイタリティ」は英語の vitality に直接由来する単語である。英語の vitality は、形容詞 vital(生命の・活力満ちた)から派生した抽象名詞であり、日本語の「バイタリティ」と同様「生命力・活力・体力・元気・活気」などの意味で用いられる。日本語では、「バイタリティ」はもっぱら「人が元気である」さまを指して「バイタリティがある」という風に表現する。英語の場合は人に限らず、たとえば「街が活気にあふれている」という意味で「the vitality of big cities(大都市の活気)」という風に表現したりもする。
就職・転職活動とバイタリティ
また日本語でのバイタリティは、単なる「元気」というよりは「バイタリティのある人材」という風に言われるように、「仕事におけるやる気のある前向きな姿勢」のことを指すこともある。特に企業が募集要項などの「求める人材像」において「バイタリティのある人材」などと表現しているケースについては、単に「元気」であるという事にとどまらず「前向きな姿勢や発言ができる」「失敗にめげない特性を持っている」などといったニュアンスを含んでいることが多いため、就活の自己PRや面接の場においては、考慮が必要である。このような事情も含め、ビジネスシーンなどにおいて「バイタリティがある」などと言われた場合は、単に「元気が取り柄である」ということ以上に「粘り強い」「逆境に強い」といったニュアンスを込めながら誉め言葉として使われることが多い。
バイタリティという言葉を含む商品・サービス
住友生命保険が「Vitality」という名称の健康プログラムとそれを加えた保険商品とアプリを提供しており(Vitality(iOS)、Vitality(Android))、アプリの方では、ガーミンやポラールなどの提供するスマートウォッチ/ウェアラブルデバイスと連携するようになっている。バイタリティ
「バイタリティ」とは・「バイタリティ」の意味
バイタリティとは、生命力や活力を意味する言葉であり、「驚くほどバイタリティのある人だ」などの形で、褒め言葉として使われることも多い。「バイタリティー」や「ヴァイタリティー」、「ヴァイタリティ」と表記することもある。ただし「バイタリティ」に比べると、「ヴァイタリティ」という記載が使われる頻度は低い。英語では「vitality」と表記する。生命力、活気、元気などを意味する名詞である。「バイタリティのある人」という場合、いきいきとした、活力を感じられる人のことを差す。「体力のある人」とは異なり、体も心も活気があり、前向きな状態であるときに使用されやすい点が特徴である。前向きでいきいきとした人物は、企業からも求められやすい。企業の求人内容にも、求める人物像として「バイタリティがある人」と記載されていることは珍しくない。就職活動の自己PR文に「バイタリティがある」ことを盛り込むことで、求職者の積極性や行動力をアピールすることができる。大学生の就職活動(就活)においても、バイタリティがある学生かどうかを重視している企業は少なくない。
バイタリティという言葉はポジティブなイメージから、会社名や商品名、サービス名などにも使用されている。バイタリティがつく商品として有名なものに、住友生命の保険商品「Vitality(バイタリティ)」がある。一般的な保険とは異なり、契約者が自ら健康増進に取り組むと、保険料の割引などの特典を受けられる点が特徴である。他にも、サプリメントや健康食品の名前に使われていることがある。
バイタリティと似た言葉として「バイタル」がある。カタカナでバイタルとのみ表記した場合、医療用語のバイタルサインを差すことが多い。バイタルサインは主に脈拍、呼吸、血圧、体温の4つを測定している。カタカナのバイタリティとバイタルでは意味が大きく異なるため注意が必要である。なお、英単語の「vital」は「生命の」という意味の形容詞である。
「バイタリティ」の読み方
カタカナでバイタリティと表記されているときは、そのまま「バイタリティ」と読む。文章によってはヴァイタリティと表記されることもあるが、基本的に読み方に大きな違いはない。なお、2019年に外務省が「ヴ」を含む国名の表記を「ブ」またはバ行のカタカナに変更したことにより、インターネット上では日常生活における「ヴ」の使用について戸惑う声が多く見られた。しかし、2019年の国名表記の変更は、「ヴ」の使用そのものを禁止したわけではないため、2019年以降も日常生活の中で「ヴ」を含む単語を使用することは可能である。「バイタリティ」の表記に関しては、「ヴァ」よりも「バ」の方が使用頻度が高い傾向にある。英単語の「vitality」を発音する際には、「v」が日本語の「バ」の発音方法とは異なる点に注意が必要である。地域によって多少発音が異なるものの、日本人の耳には「バイタールティー」または「バタールディー」と聞こえるような読み方をすることが多い。
「バイタリティ」の熟語・言い回し
「バイタリティ」を含む代表的な熟語や言い回しは下記の通りである。ポジティブな意味合いの言葉が多いが、逆の状態を表した言葉も存在する。バイタリティのある女性とは
バイタリティのある女性とは、主に活動的で、前向きに行動している女性のことである。また、明るい性格で笑顔が絶えない女性や、社交的な女性、積極的に新しいことにチャレンジしている女性を差す場合もある。日本の女性は、家事や育児、仕事などたくさんのことを一人でこなしている場合が多い。バイタリティのある女性は、家事と仕事の両立に留まらず、起業などにも挑戦しているケースが多く見られる。地域によっては、バイタリティのある女性の起業を積極的に支援している。
バイタリティのある人とは
「バイタリティのある人」とは、心身の状態が良く、精力的に物事に取り組んでいる人や仕事などで常に前向きな人のことである。バイタリティの元々の意味は生命力や活力だが、「彼はバイタリティのある人だ」と言う場合、もっと広い意味で使っていることも珍しくない。例えば、運動を欠かさない、チャレンジ精神がある、周囲の人に良い影響を与える、一日でたくさんのことをこなす、行動に移すのが早いといった特徴のある人物のことも「バイタリティのある人」と呼ぶ場合がある。バイタリティがある人は、仕事でも良い成果を上げることが多い。新しい物事に積極的にチャレンジする傾向や、困難な状況に陥っても立ち直りやすい傾向が影響していると考えられる。そのため、バイタリティがあると、就職や転職の際にも有利になりやすい。
現在バイタリティがないと感じている場合も、生活習慣などを見直すことによって、バイタリティがある状態に変化できる可能性がある。具体的には、適度な運動をする、十分な睡眠を取る、バランスの良い食生活を心がけるなどの方法が存在する。それ以外にも、ポジティブ思考を心がける、何らかの目標を決めて実際に行動する、といった方法も使われている。
バイタリティ溢れるとは
バイタリティ溢れるとは、特に生命力に満ちている状態を表す言葉である。「バイタリティがある」という表現でもいきいきとした状態を表すことはできるが、「ある」から「溢れる」に変わると、より一層活力のある状態だというニュアンスが伝わる。バイタリティを褒め言葉として使用する際は、「あなたはバイタリティに溢れている」と言うと、より賞賛している印象が強まる。
バイタリティが高いとは
バイタリティが高いとは、活力や生命力が高い状態のことである。「バイタリティ溢れる」と意味が似ているが、使用する場面に多少の違いがある。現在バイタリティがないと感じている人が、自ら行動し、バイタリティがある状態に変化したいときに「バイタリティを高めたい」という表現を使う。これに対し、「バイタリティ溢れる」では一般的に「バイタリティを溢れさせたい」とは表現しない。「バイタリティを高める」、「バイタリティが高くてうらやましい」など、バイタリティがないと感じる人の目線から使用されることが多い点に特徴がある。
ナイバイタリティとは
ナイバイタリティとは、正式にはマルチエンターテイナーP丸様。の「ないばいたりてぃ」という楽曲のことである。2021年にリリースされ、作詞、作曲、編曲は真島ゆろが担当している。この歌では、バイタリティのある人とは対照的に、バイタリティがなく前向きになれない人物の心境が語られている。楽曲はさまざまな音楽配信サイトで購入できる。また、歌詞やミュージックビデオ(MV)などもインターネット上で閲覧可能である。
「バイタリティ」の使い方・例文
・登山中に大学生のグループに出会い、彼らのバイタリティ溢れる姿に驚いた。・面接でバイタリティがあることをアピールするためには、具体的な経験を話すことが効果的だ。
・バイタリティのある女性は家事や育児をしながら、さらに仕事でもどんどん新しいことにチャレンジしている。
・何歳になってもバイタリティ溢れる人であり続けたい。
・多くの企業が、バイタリティのある人材を求めている。
・バイタリティを高めていきいきと生活するためには、適度な運動も必要だ。
・以前からバイタリティのある女性だと思っていたが、起業して自分の店を持ったと聞いたときには驚いた。
・バイタリティのある人と一緒にいると、私も前向きな気持ちになれる。
・もしあなたが「自分はバイタリティがない」と感じていたとしても、これからの努力次第で、バイタリティのある人になれる可能性がある。
・家族から「最近バイタリティがなくなってきたように見える」と言われてドキリとした。年を取っても元気でいられるように生活習慣を見直そう。
・バイタリティを高めるために、少しずつでも自分を変えていこうと思う。
VITALITY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 14:36 UTC 版)
「カオスエンジェルズ」の記事における「VITALITY」の解説
体力である。通常は最大30であり非戦闘状態での移動によって10ずつ回復、魔法の使用や戦闘時の攻撃によって10ずつ減少する。0になっても戦闘に一切影響は無いが、「このゲージの残量=戦闘後に敵を襲うことができる回数」であるため、2ラウンド以内に敵を倒さないと体力不足で敵に逃げられてしまい敵を襲うことはできなくなってしまう。逆に1ラウンド(体力を20残した状態)で敵を倒すと、敵を2回襲うことができる(ゲーム進行上の違いはないが1回目と2回目では襲った結果のグラフィックは異なるので、2回襲うことには成人向けゲームとしての意味はある)。
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Vitality
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:01 UTC 版)
「大刀 (ゲーム)」の記事における「Vitality」の解説
最大ライフを上昇させる。1レベルにつき50+上昇。初期が100なので、これを5レベルまで上げれば最大350にもなる。
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Vitality
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:01 UTC 版)
「大刀 (ゲーム)」の記事における「Vitality」の解説
紫色の十字架のようなオブジェクトで、一時的に体力を350にする。効果が切れると、元のステータスが350ではない場合体力が減少していく。
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