SLIM
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発している、月面へのへの高精度着陸技術の実証を主目的とする実証機の呼び名。従来より大幅に小型化・軽量化された探査機を、任意の場所にピンポイントに着陸させる技術を確立し、将来の月探査・惑星探査の高度化・高頻度化に貢献する。
SLIMには、画像認識により月面のクレーターを照合して自らの位置を正確に測定する技術や、エアバッグに換わる衝撃吸収素材となる発泡アルミニウムといった新技術が導入されている。従来の「降りやすいところへ降りる」という考え方を脱して「降りたいところへ降りる」着陸方法への質的転換が目指されている。
2017年12月現在、SLIMは2020年度の打ち上げの向けて開発が進められている。
関連サイト:
SLIM - ISAS/JAXA
スリム【SLIM】
読み方:すりむ
《smart lander for investigating moon》JAXA(宇宙航空研究開発機構)が進めている無人月面探査計画。顔認証技術を応用し、探査機を月面の目標地点に誤差100メートルの精度で着陸させることを目指す。令和5年度(2023)の打ち上げを予定。
スリム【slim】
Slim
SLIM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/26 20:48 UTC 版)
SLIM(スリム、英: Smart Lander for Investigating Moon[4])、小型月着陸実証機(こがたつきちゃくりくじっしょうき)とは、JAXAによる日本の無人月面探査機・着陸機である。月面へのピンポイント着陸を目指すことから複数のメディアで「ムーンスナイパー」とも紹介される[5][6]。高さ約2.4 m(メートル)、重さは燃料を除き約200 kg(キログラム)[3]。H-IIAロケット47号機で2023年9月7日午前8時42分11秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ[1]、2024年1月20日に日本初となる月面への軟着陸を達成し、かつ史上初となるピンポイント着陸に成功した[2][7](後述)。
- 1 SLIMとは
- 2 SLIMの概要
Slim
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:02 UTC 版)
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