spell
「spell」とは、つづる・呪文・魔法・順番・ひと時のことを意味する英語表現である。
「spell」とは・「spell」の意味
「spell」は語源が異なる三つの意味がある。一つ目は「(~と)つづる、(~と)読む、(~という)結果になる・招く、字を正しく綴る」といった意味を持つ、二つ目は「呪文・まじない・魔法・魅力」といった意味を持つ名詞、三つ目は「(仕事などの)順番・交代、しばらくの間、ひと時」および「(人と)交代して働く」といった意味を持つ動詞・名詞として使うことができる。「しばらくの間」から派生して、「一時的な発作、発病」を示すこともできる。例えば、突発的なせき込みのことを「a spell of coughing」や「a coughing spell」とする表現は英語圏でよく用いられる。また、主に医療用語として「けいれんしている状態」を「spell」と表現することがある。
「spell」のスラングとしての意味
「spell」に、スラングのような表現は特にない。「spell」の活用変化一覧
「spell」は、三人称単数現在形「spells」、現在形「spelling」、過去形・過去分詞形「spelled」と規則変化する。特定の英語圏では過去形・過去分詞形を「spelt」とすることもある。「spell」の語源・由来
「つづる」といった意味を持つ動詞「spell」の語源は、「つづりを言う」という意味を持つ古期フランス語「espeller」であるとされる。次に、「呪文・魅力」といった意味を持つ名詞「spell」の語源は、「話す」という意味を持つ古英語「spel」であるとされる。そして、「交代」とった意味を持つ名詞・動詞の「spell」の語源は、「交代要員」といった意味を持つ古英語「spala」であるとされる。「spell」を含む英熟語・英語表現
「spell on me」とは
「spell on me」とは、日本のピアノ・ロック・バンドSHE'Sが2021年にリリースしたシングル。同曲は、テレビドラマ「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」のエンディングテーマとして書き下ろされた。タイトルは「私に魔法(おまじない)をかけて」といった意味であると推測される。
「magic spell」とは
「magic spell」とは、「魔法・呪文・呪い・まじない」といった意味を持つ英語表現である。
「long spell」とは
「long spell」とは、「長時間・長い間」という意味を持つ英語表現である。
「dry spell」とは
「dry spell」とは、「乾期・渇水期・日照り」という意味を持つ英語表現である。
「spell on you」とは
「spell on you」とは、「あなたに魔法をかける」という意味を持つ英語表現である。ルイ・ヴィトンが2021年に発売した、ウィメンズ向けのフレグランスの商品名としても使われており、「あなたに魔法をかける」や「あなたを魅了する」といった意味が込められているとされる。
「spell out」とは
「spell out」とは、「1字ずつ略さずに書く、詳しく説明する」といった意味を持つ英語表現である。
「spell」を含む用語の解説
「Spelling Bee」とは
「Spelling Bee」とは、こどもを対象とした英単語のスペリング力を競う大会の名前である。口頭で発された英単語を聞き取って、一人ずつ回答を行っていくが、間違いだった場合は即座に失格となる形式で進んでいく。英語の習熟度に応じてクラスが分けられており、初級クラスのみアルファベットの書かれたカードで回答するが、それ以上のクラスになると自分で筆記する必要がある。アメリカ発祥のイベントで、現在は日本を含め世界各地で開催されている。
「spell」の使い方・例文
「spell」は一般的には「つづる」という意味で用いられる。受付での氏名確認などの際に「How do you spell it?(それはどうつづりますか?)」と聞かれることは非常に多い。なお、「(名前などについて)どういうスペルであるか」と尋ねる時は、前述の通り「How~」を使う必要がある。これを「What’s the spell?」と聞いた場合は「呪文は何ですか?」という質問になってしまう。もしも「What’s」を用いる場合は、名詞「spelling(スペル・つづり)」を使って「What’s the spelling of that?」と尋ねる。「つづる」という意味から発展したとされる、「詳しく説明する」という意味での「spell」は、「You're going to have to spell it out for me.(ちゃんと説明してくれ)」や「She spelled out everything for him.(彼女は彼のために全てを語った)」などという形で用いる。
一方、「呪文・魔法」という意味での「spell」は、「The man must have cast a spell on me.(男は私に魔法をかけたに違いない)」や「He breaked a spell for me.(彼は私の呪いをといてくれた)」、「We cast a magic spell.(私たちは魔法の呪文を唱えた)」などと使う。
「(~という原因によって)結果を招く」といった意味で用いられる場合は、「~が起きる・~になる」と訳される。例えば、「The mistake spelled disaster.(その失敗によって災難が起きた)」や「Bad language will spell a trouble.(悪口はトラブルの元)」、「Failure spells defeat. (失敗は敗北を意味する)」といった表現となる。
また、「一時期」や「(仕事における)交代」という意味では、「A cold spell gripped Japan.(寒波が日本を襲った)」や「The dry spell continued into October.(10月に入っても乾季は続いた)」、「She spelled Julia at the wheel.(彼女はジュリアと運転を交代した)」といった表現ができる。
Spell
SPELL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/03 05:44 UTC 版)
「ダンジョンマスター (MSX)」の記事における「SPELL」の解説
パスワードコンティニュー。サブメニューのMASTERを選ぶと現在のキャラクターのパスワードを表示(ただし、HPが全快でなければ拒否される)。CASTを選ぶとキャラクターの変更(新規作成またはパスワードコンティニュー)。パスワードは三十一文字で短歌風になっている。
※この「SPELL」の解説は、「ダンジョンマスター (MSX)」の解説の一部です。
「SPELL」を含む「ダンジョンマスター (MSX)」の記事については、「ダンジョンマスター (MSX)」の概要を参照ください。
SPELL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/03 05:44 UTC 版)
「ダンジョンマスター (MSX)」の記事における「SPELL」の解説
僧侶と魔法使いにのみ存在。覚えている魔法を選択してキャストする。
※この「SPELL」の解説は、「ダンジョンマスター (MSX)」の解説の一部です。
「SPELL」を含む「ダンジョンマスター (MSX)」の記事については、「ダンジョンマスター (MSX)」の概要を参照ください。
SPELL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 06:05 UTC 版)
説明書では「不思議な呪文を唱える」と記載されている魔法で、画面内の敵が敵キャラクター「ボト」に変化する。また、特定の場所で使うと隠されたアイテムが出現する。
※この「SPELL」の解説は、「リンクの冒険」の解説の一部です。
「SPELL」を含む「リンクの冒険」の記事については、「リンクの冒険」の概要を参照ください。
SPELL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 16:15 UTC 版)
※この「SPELL」の解説は、「剣の王国」の解説の一部です。
「SPELL」を含む「剣の王国」の記事については、「剣の王国」の概要を参照ください。
- spellのページへのリンク