エス‐アイ‐エス【SIS】
シス【SIS】
SIS
【英】:SIS (strategic information system)
企業の競争優位を実現するために, 戦略的差別化の手段として用いられる情報システムで, 戦略的情報システムとも呼ぶ. ワイズマン (C.Wiseman (1985))によれば, 差別化, 低コスト化, 革新, 成長, 提携といった戦略スラストの具体化を目的として情報システムが用いられることが基本であるのだが, 我が国においては情報システムの構築が戦略であるかのように誤解された部分もある. 初期の事例としては, アメリカン航空の座席予約システムSABREが著名である.
戦略的情報システム
戦略情報システム
(strategic information system から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 01:54 UTC 版)
戦略情報システム(せんりゃくじょうほうシステム、SIS、Strategic uses of Information Systems)の概念は、MIS(経営情報システム)の概念(企業内部に限定された概念)とは異なり、企業間の競争や預金者サービスのシステム概念(企業外部との関係を重視した概念)として登場した。この背景には、1980年代に、欧米での金融自由化、航空自由化政策(航空運賃の自由化)の導入に対応してに対応し、情報システムが大型コンピュータ本体による企業内活用から、情報ネットワーク(コンピュータと通信システムとの結合)として他社や消費者とのネットワーク接続の活用へと、情報技術の飛躍的発展したことが、背景にある。従って名称としては、SIN(Strategic uses of Information Network Systems)の方が誤解が少ないといってよい
- 1 戦略情報システムとは
- 2 戦略情報システムの概要
- 3 具体例
- 4 関連書籍
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