wedge
「wedge」とは、くさび・不和の原因・~をくさびで留める・無理やり押し込む・割り込むことを意味する英語表現。
「wedge」の基本的な意味
「wedge」とは、くさび、くさび形のもの、不和を引き起こすもの、~をくさびで留める、無理やり押し込む、詰め込む、割りこむ、といった意味を表す英語表現であり、品詞は名詞と動詞の二つの働きをもっている。名詞としての意味
・くさび(楔)
・くさび形のもの、V字形のもの
・(間に)割って入るもの、不和を引き起こすもの、不和の原因
・きっかけ
・楔状欠損※医療用語として
動詞としての意味
・(ドアなどを)くさびで留める
・無理に割り込ませる、押し込む
・割り込む、割って進む
また「wedge」は、アメリカンフットボールや囲碁、気象用語としての意味もある。アメフトにおけるウェッジ(wedge)とは、試合中の配置(フォーメーション)のことであり、囲碁で使われる場合には、割り込みのことを意味している。気象用語としては、高気圧の先端部のことを示す言葉となっている。
「wedge」の語源
「wedge」の語源は、古期英語の「weċġ」である。更に「weċġ」という語の由来を遡ってみると、ゲルマン祖語である「wagjaz」という単語に行きつくことが分かっている。「wedge」の発音・読み方
wedgeの読み方は、カタカナで表記すると「ウェヂュ」となる。発音記号は【wédʒ】である。音節に区切りは無い。「we」の部分にある「e」を発音する際には唇を左右に少し大きめに開き、日本語の「エ」と同じ音で発声する。「dge」を発音する際には、すぼめた唇を突き出すようにして息を吐きだすように発声することを意識する。
「wedge 雑誌」とは
「Wedge」(ウェッジ)とは、出版社「ウェッジ」が発行している月刊誌である。創刊は1989年。この「ウェッジ」という出版社はJR東海のグループ会社であるため、東海道山陽新幹線においては、グリーン車でのみ無料配布されている。また「WEDGE Infinity」という名前で電子版の誌面も発刊されており、こちらは一部無料で記事を読むことが可能である。発刊日は毎月20日。紙面の特徴としては、観光情報のみならず企業情報を含む医療、経済など幅広い範囲をカバーしている点が挙げられるが、一定の政治的思想や主張が強く出ていることへの指摘を受けることも多く、雑誌としての評判には偏りがある。「wedge株式会社」とは
インカムやトランシーバー、無線機などの製品を中心とした情報通信に関連する業務を扱っているベンチャー企業である。AIやIoTなどの情報通信技術を使い、社会インフラにおけるソリューションカンパニーとしての側面もある。「wedge(医療)」とは
主に歯科医学の領域においてwedgeという語が表すのは主に「楔状欠損」(くさび形欠損)のことである。またその他の医学的用語としては、wedge vertebraという語を用いて「楔(けつ)状椎」を表す「けつ状椎」とは、圧迫骨折や骨粗しょう症患者によくみられる状態の椎体のことである。また後頭葉の下縁にある鳥距溝という深い溝の上方を「楔部」(wedge)と呼ぶこともある。「wedge」を含む英熟語・英語表現
「wedge」を含む英熟語や表現には、様々なものがある。その中でも使われることの多い表現として以下が挙げられる。「drive a wedge」とは
直訳すると「~の間にくさびを打ち込む」という意味になるが、比喩的表現として「仲間割れをさせる」という意味を表す言葉である。
「lemon wedge」とは
料理の付け合わせなどでよく出てくる、扇型にカットされたレモンのこと。
「wedge-shaped」とは
くさび形の~、V字状の形をしている~という意味。形容詞的な使い方をする語である。
「wedge」の使い方・例文
「wedge」の使い方や例文を以下に挙げている。・My sister wedged the door. 「私の姉は、そのドアをくさびで固定した」
・Wedge packing into this crack. 「この割れ目に詰め物を入れなさい」
・The man wedged himself into the queue. 「その男はその行列に無理やり割り込んだ」
・She squeezed a lemon wedge on a fillet. 「彼女はフィレ肉の上にレモンを絞った」
・My mother cut it into wedges. 「私の母はそれを扇状に切り分けました」
ウェッジ (Wedge)(英語)
アプローチショットなど 比較的短い距離のショットに用いるクラブ。ロフト (クラブフェースの傾斜)の大きいものから、ロブ (エル)、サンド (右の写真参照)、ギャップ (アプローチ)、ピッチングウェッジの順で呼ばれる。 |
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Wedge
Wedge
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 07:56 UTC 版)
『Wedge』(ウェッジ)は、東海旅客鉄道(JR東海)グループの出版社、ウェッジが毎月発行している政治・経済のオピニオン系雑誌である。東海道・山陽新幹線のグリーン車で乗客向けに無料配布されている。「時代の先端を行く雑誌」を自認する。題号は英語で「くさび」を意味する。
- ^ JMPAマガジンデータ : 男性 総合
- ^ a b c d e 丸山昇「無料だから危ない!JR東海の月刊誌『WEDGE』のワナ」『金曜日』第18巻第10号、2010年3月19日、56-57頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、171頁。ISBN 4-88283-111-2。
- ^ ジェイアール東海エージェンシー WEDGE 今月号のご紹介
- ^ a b c d 戸谷真美 (2014年4月20日). “【聞きたい。】物事の本質を示せる雑誌に 『WEDGE』編集長・大江紀洋さん”. 産経新聞・東京朝刊: p. 13 2018年4月20日閲覧。
- ^ a b c 「JR東海系の月刊誌「WEDGE」で大量退社」『財界展望』第40巻10(9月号)、1996年9月1日、27頁。
- ^ 「『Wedge』とはいかなる雑誌か」『月刊日本』第2016巻9月号増刊、2016年8月30日、64-65頁。
- ^ 佐高信『安倍晋三と翼賛文化人20人斬り: 新・佐高信の政経外科』河出書房新社、2015年。ISBN 978-4-309-24693-2。
- ^ “日本経済の最大のリスク要因はエネルギー 今こそ原子力推進に舵を切れ”. WEDGE 25: p18-p38. (2013).
- ^ “ウェッジに楔を”. 日刊水産経済新聞. (2014年9月4日) 2018年4月20日閲覧。
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- ^ “大江紀洋編集長”. iRONNA. 2018年4月20日閲覧。
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- ^ 子宮頸がんワクチン記事で月刊誌提訴 信州大教授「名誉毀損」 日本経済新聞 2016年8月17日
- ^ a b 子宮頸がんワクチン研究者「実験捏造」と書かれ、ウェッジを提訴 弁護士ドットコム 2016年8月17日
- ^ 上昌広 訴訟ではなく学会で議論を 頸がんワクチン記事 月刊誌提訴問題 Japan In-depth 2016年9月6日投稿 2017年12月18日閲覧
- ^ 橋本佳子 (2018年8月1日). “HPVワクチン名誉毀損訴訟、「記事に間違いなし」「研究に捏造なし」――『Wedge』記事の村中氏、池田・元信大医学部長らへの証人尋問|医療維新 - m3.comの医療コラム”. m3.com. 2018年9月27日閲覧。
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- ^ 「産経と道新のみ」とツイートした医師・村中璃子氏 子宮頸がんワクチンの安全性を積極発信のワケ 産経ニュース 2017年12月19日閲覧
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- ^ 守れる命を守る会 (2018年7月21日). “ヒトパピローマウィルス感染症の予防接種後に生じた症状に関する厚生労働科学研究事業成果発表会について” (pdf). 守れる命を守る会. 2018年8月3日閲覧。
- ^ “子宮頸がん記事は名誉毀損 Wedge側に賠償命令”. 日経新聞 (2019年3月26日). 2019年3月26日閲覧。
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