現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2008年9月15日のデイリーキーワードランキング
1 | 露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落す |
2 | あるけばかつこういそげばかつこう |
3 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
4 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
5 | 栃木にいろいろ雨のたましいもいたり |
6 | 法医学・桜・暗黒・父・自涜 |
7 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
10 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
11 | ああといひて吾を生みしか大寒に |
12 | たんぽぽや長江濁るとこしなへ |
13 | てのひらにうけて全き熟柿かな |
14 | わが夏帽どこまで転べども故郷 |
15 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
16 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
17 | 十薬の今日詠はねば悔のこす |
18 | 夏みかん酸つぱしいまさら純潔など |
19 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
20 | 藍茂り初めし濃みどり薄みどり |
21 | 雪山を匐ひまわりゐる谺かな |
22 | 青大将実梅を分けてゆきにけり |
23 | あぢさゐの毬より侏儒よ駆けて出よ |
24 | あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ |
25 | いきいきと三月生る雲の奧 |
26 | かえるばを天に敷きつめわが恋は |
27 | さくらしべ降る歳月の上にかな |
28 | とんぼ連れて味方あつまる山の国 |
29 | どこまでが帯どこからがおぼろの夜 |
30 | のぞきからくり泡だちやまぬ夜の廃液 |
31 | ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ |
32 | 一月や裸身に竹の匂ひして |
33 | 一輪の花となりたる揚花火 |
34 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
35 | 中空にとまらんとする落花かな |
36 | 中空に空室多し桜咲く |
37 | 佛問い木槿の垣を二度曲がる |
38 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
39 | 四十路さながら雲多き午後曼珠沙華 |
40 | 墓を彫る陽にくすぐられ若い裸 |
41 | 夕風にしはぶき拾ふ落穂かな |
42 | 大年やおのづからなる梁響 |
43 | 客僧の言葉少き夜寒かな |
44 | 山梨の実の盛りなりわかれなり |
45 | 山畑を遠回りして成人す |
46 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
47 | 巻舌よりパン光りおつ医大の傍 |
48 | 弥陀ヶ原や咲きも咲きたるチングルマ |
49 | 待つひまを川面みてゐる土用丑 |
50 | 性格が八百屋お七でシクラメン |
2024年9月21日 13時32分更新(随時更新中)