現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年10月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 妻がゐて子がゐて孤独いわし雲 |
2 | 孔雀は羽ざわざわ拡げ八月来 |
3 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
4 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
5 | 別るるや夢一筋の天の川 |
6 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
7 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
10 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
11 | いわし雲おおいなる瀬をさかのぼる |
12 | 草木より人翻る雁渡し |
13 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
14 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
15 | 残菊といふ残菊とおもはねど |
16 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
17 | 雁渡し一湖をよぎるものの水脈 |
18 | 彼一語我一語秋深みかも |
19 | 水晶の大塊に春きざすなり |
20 | ものの種にぎればいのちひしめける |
21 | 老若を問はぬ未来図秋澄めり |
22 | 仁王門招かれ往けば枝垂花 |
23 | 蓑虫よ父よと鳴きて母もなし |
24 | 霜降れば霜を楯とす法の城 |
25 | 立冬のことに草木のかがやける |
26 | 秋灯や夫婦互に無き如く |
27 | つわぶきの胸どきどきも久女の忌 |
28 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
29 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
30 | 実千両に比して地味なる実万両 |
31 | をさなくて蛍袋のなかに栖む |
32 | 分け入つても分け入つても青い山 |
33 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
34 | いなびかり北よりすれば北を見る |
35 | 方丈の大庇より春の蝶 |
36 | マンションの広場にテント芋煮会 |
37 | 春の月白寿の筆のくもりなし |
38 | 鷹渡る島に石抱く隠れ耶蘇 |
39 | 燃え立てる鬼神谷なる紅葉かな |
40 | かさぶたのいまだ乾かず八月来る |
41 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
42 | 忌みてなお氷室の闇を忘れかね |
43 | 爛れ熱した岩に向つて盛夏の餉 |
44 | 螢獲て少年の指みどりなり |
45 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
46 | さみしさに早飯食ふや秋の暮 |
47 | 葱坊主蓬けたまには牛吼える |
48 | ひと口を残すおかはり春隣 |
49 | 先生の銭かぞへゐる霜夜かな |
50 | ゆふべから耳成山へ吹く穂絮 |
2024年11月13日 15時34分更新(随時更新中)