現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年10月29日のデイリーキーワードランキング
1 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
2 | ものの種にぎればいのちひしめける |
3 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
4 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
7 | 秋の夜の憤ろしき何々ぞ |
8 | 芋水車廻れよ冬が追かける |
9 | 漆山染まりて鮎の落ちにけり |
10 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
11 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
12 | 霜月や目覚時計三つ一度 |
13 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
14 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
17 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
18 | いなびかり北よりすれば北を見る |
19 | せきをしてもひとり |
20 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
21 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
22 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
23 | 芽ぐむかと大きな幹を撫でめぐり |
24 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
25 | 乙鳥や小路名の多き京の町 |
26 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
27 | 玉の如き小春日和を授かりし |
28 | 立冬のことに草木のかがやける |
29 | おびただしき靴跡雪に印し征けり |
30 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
31 | はじめから山へ傾き木の実独楽 |
32 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
33 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
34 | 露草や飯吹くまでの門歩き |
35 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
36 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
37 | 君たちの恋句ばかりの夜の萩 |
38 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
39 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
40 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
41 | あるけばかつこういそげばかつこう |
42 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
43 | 桃咲いてうす紅衣の芯なる子 |
44 | 百会からたましいのぼる寒の灸 |
45 | 犬の睾丸ぶらぶらつやつや金木犀 |
46 | 花筵立たされている紙コップ |
47 | 闇を撞き韻く鐘の音去年今年 |
48 | 満月やプリンゆっくり固まりぬ |
49 | 紅をさす弁財天の杜鵑草 |
50 | 風立ちて月光の坂ひらひらす |
2024年11月13日 15時33分更新(随時更新中)