現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 霜降や小木なりに岩根抱く |
4 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
5 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
6 | 万葉の風立つ蓬摘みにけり |
7 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
8 | 星空へ店より林檎あふれをり |
9 | ねんねこの中で歌ふを母のみ知る |
10 | ひらがなと梵字まぜこぜ蝌蚪生る |
11 | 羅漢午次郎偲ぶ上総の新走り |
12 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
13 | 水澄みて四方に関ある甲斐の国 |
14 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
15 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
16 | 秋空に風の道ありさざ波す |
17 | いなびかり北よりすれば北を見る |
18 | にわとりを五月六月縫い合わし |
19 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
20 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
21 | 遠足の列大仏へ大仏へ |
22 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
23 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
24 | 背を正すこともなくなり寒椿 |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | 木がらしや目刺にのこる海の色 |
27 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
28 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
29 | 入れものが無い両手で受ける |
30 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
31 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
32 | 漣に九州氷る舌ざはり |
33 | 芋の露連山影を正しうす |
34 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
35 | 重ね着の中に女のはだかあり |
36 | 腸のない秋刀魚新築分譲地 |
37 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
38 | 秋の暮大魚の骨を海が引く |
39 | 雑草もあるがままなる花野かな |
40 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
41 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
42 | ここから秋です ローカル線終点 |
43 | 教会の冷たき椅子を拭く仕事 |
44 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
45 | うまれ死ぬならい身内のもがり笛 |
46 | 全山の紅葉冷えくるくすり指 |
47 | 藍の花咲く番外の札所かな |
48 | 折鶴の彩のよろしき春愁 |
49 | 客われをじつと見る猫秋の宵 |
50 | 冬の日や臥して見あぐる琴の丈 |
2024年11月11日 07時10分更新(随時更新中)