現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年3月4日のデイリーキーワードランキング
1 | ラガー等のそのかちうたのみじかけれ |
2 | せきをしてもひとり |
3 | おそく来て若者一人さくら鍋 |
4 | 誰も知らぬ黄落なりきと思ひけり吾も知らず |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 方丈の大庇より春の蝶 |
7 | ぜんまいやうつらうつらと巻き忘れ |
8 | 愛されずして沖遠く泳ぐなり |
9 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
10 | 夕方の影あいまいに春障子 |
11 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
12 | 虚子一人銀河と共に西へ行く |
13 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
14 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
15 | 不退転西風の中西風となり |
16 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
17 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
18 | 緑蔭や矢を獲ては鳴る白き的 |
19 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
20 | 白樺に月照りつつも馬柵の霧 |
21 | 老境の静謐といふ梅日和 |
22 | 夏山の大木倒す谺かな |
23 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
24 | 校門を出て無口なる卒業子 |
25 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
26 | 春の風ルンルンけんけんあんぽんたん |
27 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
28 | 妹と夫婦めく秋草 |
29 | 春風の朝隅々に主婦の智慧 |
30 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
31 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
32 | 羅や人悲します恋をして |
33 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
34 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
35 | 流し雛岩陰を波躍り出て |
36 | 親友の逝く鶯鳴くを待たずして |
37 | 腸の煮える土鍋を時々ゆする |
38 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
39 | 傘たてに一本分の春の雨 |
40 | 迎えあらば気軽に発たむ春の旅 |
41 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
42 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
43 | がらがらとあさりを洗ふ春の音 |
44 | 咳をしても一人 |
45 | 茎右往左往菓子器のさくらんぼ |
46 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
47 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
48 | 六林男忌を巡っていたる書肆と酒肆 |
49 | 自画像のゴッホにつのる春愁い |
50 | かまつかのゆるみそめたる紅の張り |
2024年9月21日 13時49分更新(随時更新中)