現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年4月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 清明や街道の松高く立つ |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 運動会少女の腿の百聖し |
4 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
5 | 人間になりすまします花の闇 |
6 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
7 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
8 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
9 | かたちなきものを見つむる楸邨忌 |
10 | 菜種梅雨 薄日に遊ぶ硝子玉 |
11 | くさかんむり化けて出る花の下 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
14 | 五月雨や戸口までなる桑畠 |
15 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
16 | 愛恋のダチュラの毒の白いこと |
17 | 水打つて喪に入るあたりよどみなし |
18 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
19 | 玉の如き小春日和を授かりし |
20 | ゴールデンウィーク明けの財布尻 |
21 | 朝寝せり孟浩然を始祖として |
22 | 落椿振り向かざるも生きること |
23 | かもめ来よ天金の書をひらくたび |
24 | 寒風に吊し干せる河豚の皮 |
25 | 花冷えや老いても着たき紺絣 |
26 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
27 | 夜の目の家族青柿硝子越し |
28 | 春の山らくだのごとくならびけり |
29 | 電池替えて黄金週間の義足 |
30 | 沙羅の花捨身の落花惜しみなし |
31 | 子が抱え来る冬瓜の遥けさを |
32 | もう少し迷子でいたい梅・桜 |
33 | 山又山山桜又山桜 |
34 | 夢に浮く身風呂にしずむ身四月尽 |
35 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
36 | 春ショールするり汽笛が遠ざかる |
37 | さぐりあつ埋火ひとつ母寝し後 |
38 | 山鳩の鳴くや焚火の音の中 |
39 | 母睡る空の深みに種蒔けり |
40 | 冬日燦津軽の色に戦慄す |
41 | 陽へ病む |
42 | 早春の宮城道雄のやうな海 |
43 | 九十九里浜に白靴提げて立つ |
44 | 風が研ぐ凍て道の歩の誤たず |
45 | 方丈の大庇より春の蝶 |
46 | はからずも夕焼濃しや軒菖蒲 |
47 | 放蕩の尾は遥かなり籠枕 |
48 | 晴れし庭少女にもどりゆすらもぐ |
49 | 芝桜色鉛筆の走り出す |
50 | 少年の骨の硬きに触れ蛍 |
2024年11月11日 06時55分更新(随時更新中)