現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年9月1日のデイリーキーワードランキング
1 | 寒い月 ああ貌がない 貌がない |
2 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
3 | 牡丹百二百三百門一つ |
4 | せきをしてもひとり |
5 | すばらしい乳房だ蚊が居る |
6 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
7 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
11 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
12 | 水枕ガバリと寒い海がある |
13 | 秋天や大堤防に寝ころびて |
14 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
15 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
16 | 底冷えの靴鳴らし行く夜のしじま |
17 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
18 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
19 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
20 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
21 | 青くるみ死者は生者の内にのみ |
22 | 咳をしても一人 |
23 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
24 | 八月や六日九日十五日 |
25 | 夢に舞ふ能美しや冬籠 |
26 | 落蝉にまだ飛ぶ命残りをり |
27 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
28 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
29 | 栗虫に生れて栗の中にゐる |
30 | 雪はげし抱かれて息のつまりしこと |
31 | わがいのち菊にむかひてしづかなる |
32 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
33 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
34 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
35 | 炎天の空美しや高野山 |
36 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
37 | 磔像の全身春の光あり |
38 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
39 | いひぎりの実を宵の雨打ちにけり |
40 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
41 | づかづかと来て踊子にささやける |
42 | らあめんのひとひら肉の冬しんしん |
43 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
44 | 沖縄忌たった一度の死がずらり |
45 | 鱗粉をこぼして夏が飛び立てり |
46 | 山みみずぱたぱたはねる縁ありて |
47 | 深吉野の翳を深めし余花残花 |
48 | 秋の航一大紺円盤の中 |
49 | 動かねば何も変わらず 木の芽風 |
50 | 転轍機押せば炎天ぐらりとする |
2024年9月21日 13時46分更新(随時更新中)