現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月26日のデイリーキーワードランキング
1 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
2 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
3 | 清明や街道の松高く立つ |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
6 | せきをしてもひとり |
7 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
8 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
9 | 葭焼きの人も炎も昂ぶれり |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | ちるさくら海あをければ海へちる |
12 | 次の間にときどき滝をかけておく |
13 | あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ |
14 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
17 | 脊髄にしびれ伝わり若葉寒 |
18 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
19 | 桜蕊降る少年の深き眉 |
20 | 考える人は考え昭和の日 |
21 | 口約束しただけなのに茎立ちぬ |
22 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
23 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
24 | 補陀落や曲り角には唐辛子 |
25 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
26 | 父と呼びたき番人が棲む林檎園 |
27 | 方丈の大庇より春の蝶 |
28 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
29 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
30 | 天上も淋しからんに燕子花 |
31 | 校門を出て無口なる卒業子 |
32 | 快晴の糸張つてゐる凍み渡り |
33 | 着飾りて水陽炎の中にゐる |
34 | うりずんのたてがみ青くあおく梳く |
35 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
36 | 夏みかん酸つぱしいまさら純潔など |
37 | 風の棲む原生林の春落葉 |
38 | 膝空けばすぐに乗る猫雪の夜 |
39 | 落ちさまにを伏せたる椿哉 |
40 | 芒種かなレディースデーの映画館 |
41 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
42 | 蟷螂の踏まるるを見し目の乾き |
43 | 惑星の卵生まれる殻雨かな |
44 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
45 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
46 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
47 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
48 | 踵とは足が重いといふことか |
49 | 燈台も浦も小さめ夏兆す |
50 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
2024年11月11日 06時55分更新(随時更新中)