現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年9月13日のデイリーキーワードランキング
1 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
8 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
9 | ここまでと踵返せり大花野 |
10 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
11 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
12 | 星空へ店より林檎あふれをり |
13 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
14 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
15 | 海に出て木枯帰るところなし |
16 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
17 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
18 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
19 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
20 | ところてん煙のごとく沈みをり |
21 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
22 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
23 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
24 | 入れものが無い両手で受ける |
25 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
26 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
27 | ふるさとは海に溺れよ茜雲 |
28 | 芋の露連山影を正しうす |
29 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
30 | 赤とんぼじっとしたまま明日どうする |
31 | 鬱にひそむ炎声が活路水澄めり |
32 | 一村のうすうすといる狐雨 |
33 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
34 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
35 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
36 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
37 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
38 | 大寺を包みてわめく木の芽かな |
39 | ふはふはのふくろうの子のふかれをり |
40 | 去年今年貫く棒の如きもの |
41 | 暗く暑く大群集と花火待つ |
42 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
43 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
44 | 村は灯ともし鴨は波紋の中に居る |
45 | むかしむかしのなみだのにほひさくらもち |
46 | ななかまど白馬の霧に色づけり |
47 | 今日よりも明日が好きなりソーダ水 |
48 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
49 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
50 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
2024年11月11日 07時08分更新(随時更新中)