現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月2日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
5 | ちるさくら海あをければ海へちる |
6 | 八月は食器を買ふにふさはしき |
7 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
8 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
9 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
12 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
13 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
14 | 分け入つても分け入つても青い山 |
15 | 清明や街道の松高く立つ |
16 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
17 | 鉄骨を四角四角に組む炎暑 |
18 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
19 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
20 | 春あさし人のえにしの絶ちがたく |
21 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
22 | 思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 |
23 | 幹太き松の真上や寒満月 |
24 | 木の国は義仲育て木賊刈る |
25 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
26 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
27 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
28 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
29 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
30 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
31 | 歯石取る予約を忘れ太宰の忌 |
32 | 原爆忌亡父乗る電車とすれ違う |
33 | 蟬の亡骸裏返りしは約束 |
34 | 下校子の寄り道急かす春一番 |
35 | 盆休み運河が急に現はれし |
36 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
37 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
38 | 鳥帰る近江に白き皿重ね |
39 | ひもかがみ 冴えてやさしき 御神渡り |
40 | 紅梅の余白の空の碧さかな |
41 | 星空へ店より林檎あふれをり |
42 | 豊年やあまごに朱の走りたる |
43 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
44 | 方丈の大庇より春の蝶 |
45 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
46 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
47 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
48 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
49 | 子燕のこぼれむばかりこぼれざる |
50 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
2024年9月21日 13時34分更新(随時更新中)