現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年1月12日のデイリーキーワードランキング
1 | 星空へ店より林檎あふれをり |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 凩や海に夕日を吹き落す |
4 | やわらかな白富士をのむ茶の湯かな |
5 | 虹自身時間はありと思ひけり |
6 | 一ところくらきをくゞる踊の輪 |
7 | 地に低く幸せありと福寿草 |
8 | わが行けば露とびかかる葛の花 |
9 | 点滴の源流あたり雪解かな |
10 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
11 | 秋めきて風なきに散るもののあり |
12 | 海に出て木枯帰るところなし |
13 | ほほひげは男の仮面葱坊主 |
14 | 菜の花や小学校の昼餉時 |
15 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
16 | 幽かなる水の気配の花野かな |
17 | 竹馬やいろはにほへとちりぢりに |
18 | 水枕ガバリと寒い海がある |
19 | 薄氷のはたりはたりと風越える |
20 | 春雨が鼻つたひ貧しくたくましき |
21 | きしきしと帯を纏きをり枯るる中 |
22 | 娘等のうかうか遊びソーダ水 |
23 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
24 | 渓川の身を揺りて夏来たるなり |
25 | ちるさくら海あをければ海へちる |
26 | 冷されて牛の貫禄しづかなり |
27 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
28 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
29 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
30 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
31 | われの星燃えてをるなり星月夜 |
32 | 裏側に戦があるぞ夕紅葉 |
33 | 蟾蜍長子家去る由もなし |
34 | 愛されずして沖遠く泳ぐなり |
35 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
36 | 歳時記にはさみ持ちゆく秋の雷 |
37 | あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ |
38 | 春紅葉昔乙女の声華やぐ |
39 | レグホン千の共同不安冬の雲 |
40 | 軍鼓鳴り/荒涼と/秋の/痣となる |
41 | 立てば雪女郎坐れば遣手婆 |
42 | 吾在りて泛ぶ薄氷聲なき野 |
43 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
44 | 疑えばきりなく淋しいパンの耳 |
45 | 初撮りの心なぎゆく茅渟の海 |
46 | 父がつけしわが名立子や月を仰ぐ |
47 | づかづかと来て踊子にささやける |
48 | 屈原の詩朗々と冬の月 |
49 | 凍蝶に指ふるるまでちかづきぬ |
50 | 月白をただぼんやりと家族かな |
2024年11月11日 06時58分更新(随時更新中)