コダック株式会社
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 15:10 UTC 版)
現地語社名 | Eastman Kodak Company |
---|---|
種類 | 公開会社 |
市場情報 | |
業種 | 一般消費財 |
事業分野 | 写真用品の製造 カメラ・デジタル画像機器の製造 映画関連製品の製造 他 |
設立 | 1892年5月23日 |
創業者 | ジョージ・イーストマン |
本社 | ニューヨーク州ロチェスターState Street 343、 |
主要人物 | James V. Continenza(会長兼CEO) |
売上高 | 連結: 10億2900万USD (2020年12月期) |
営業利益 | 連結: △8400万USD (2020年12月期) |
利益 | 連結: △5億4100万USD (2020年12月期) |
総資産 | 連結: 12億4800万USD (2020年12月31日現在) |
従業員数 | 4500名 (2020年[1]) |
ウェブサイト | https://www.kodak.com/en/ |
イーストマン・コダック(英: Eastman Kodak Company)は、アメリカ合衆国に本拠を置く、かつて世界最大の写真用品(カメラ、レンズ、写真フィルム、印画紙、処理剤)メーカーであり、現在は商業印刷の大手である[2]。一般的にはコダックの略称で知られている。
概要
世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売したメーカーである。また、世界で初めてデジタルカメラを開発したメーカーでもある。写真関連製品の分野で高い市場占有率を占めることで知られていたほか、映画用フィルム、デジタル画像機器などの事業も行っていた。
カメラも、小型mmカメラ、中判カメラの設計製造、カメラ用レンズや眼鏡レンズなどの光学機器の設計製造も手掛け、35mm小型カメラの「コダックレチナ」、小型35mmでレンズ交換が可能なほか、フィルムマガジンの交換も出来る高級機種の「コダックエクトラ」、中判機種では中型カメラの「コダックメダリスト」などの高級機種の製造発売がされ、自社製品のレンズが添えられていた。 カメラ用のレンズは、「コダック・エクターレンズ」、「コダック・コマーシャルエクターレンズ」の名称で、小型mmカメラ用レンズ、中型機種の中判カメラ用レンズ、大型機種の大判カメラ用レンズがそれぞれに発売され、自社製品のカメラ以外のメーカーが発売するカメラ用のレンズを供給し、フィールドカメラやビューカメラ用の中版カメラ用や大版カメラ用のレンズが発売された。
コダックのカメラ
イーストマン・コダック社が発売したカメラの一部を、例として取り上げる。
35mm小型カメラ
35mm小型カメラの蛇腹付きの折り畳みカメラが、コダック・レチナの名称で発売された。自社製品のレンズである、コダック・エクターレンズが取り付けられていた。
コダック・エクトラ.小型の35mmカメラで、レンズ交換以外に、フィルムマガジンの交換も可能な高級機種である。複数の焦点距離を持つ、レンズが用意されていた。レンズはコダック・エクターレンズである。
中型カメラ
中判の画面を撮影出来る中型カメラには、コダック・エクターレンズが固定された、距離計連動レンジファインダーカメラの、Kodak Medalist Cameraが発売された。フィルムのサイズは120ブローニーフィルムと、同じ幅であるのだが、フィルムの巻き取りスプールが、薄い金属製で出来ていた620フィルムのサイズで造られているので、2020年現在発売されている120ブローニーフィルムは、スプールを620のものに巻換えて使うか、カメラのフィルムセット位置を削って、120ブローニーフィルムが入れられるようにして使わなければならない。使用されている、コダック・エクターレンズが優秀なレンズであるので、使っている人もいる。
コダックのレンズ
イーストマン・コダック社は自社製品のカメラに取り付けるものの他に、他社製品のカメラへのレンズ供給も行っていた。他に、どんな組み合わせでも、好みに合わせられるフィールドカメラや、ビューカメラで使用するレンズを作製しており、レンズ専門の光学機器メーカーが発売しているレンズと競ってきており、優秀なレンズが発売された。
中版カメラのハッセルブラッドカメラ1600F、1000F用にコダック・エクター80mm F2.8、コダック・エクター135mm F3.5レンズが供給してきていた。他にコダック・エクター55mm F5.6、コダック・エクター154mm F6.3が少数ずつ製造され、発売に向けて試験が行われた[注釈 1]が、暗いために中止されていた。シュープリームワイドアングルで、カールツァイスのビオゴンを採用したことでカールツァイスに変更されたために、他の焦点のレンズの供給はなくなる。
中判のフィールドカメラ用のものと、大判のフィールドカメラや、ビューカメラ用にコダック・エクターレンズと、コダック・コマーシャルエクターレンズが製造されていた.中版のテクニカルカメラ、リンホフスーパーテヒニカと、大判のフィールドカメラ、リンホフマスターテヒニカや、ビューカメラのジナーのカメラ等に、他社製品と交換して利用されている。
フィルムメーカーになった後
2000年頃までは世界的な大手企業であり、「写真撮影の決定的瞬間」を意味する「コダック・モーメント(Kodak Moment)」という言葉も出来た。1975年には、世界初のデジタルカメラを開発するなど、アナログ分野だけでなくデジタル分野でも、高い技術力を誇っていた。
写真フィルム事業での大きすぎる成功のため、写真フィルムの業績に悪影響を与えるとの理由から発明品であるデジタルカメラの商業化を見送るなどデジタル化の波に乗り遅れ、2000年代以降のフィルム市場の急激な衰退にともない、2012年に会社が倒産した。
「コダック・モーメント」とは、「市場が急激に変化する決定的瞬間」を意味することになり、旧分野での大きすぎる成功のため、新たなイノベーションに乗り遅れる「イノベーションのジレンマ」、または新興の技術が、旧来の優れた技術を破壊的に駆逐する「破壊的イノベーション」の代表的な犠牲者として知られることになった。
2012年の倒産後は、企業規模を大幅に縮小して再出発。2013年に再上場した。
最盛期6万人を超えた従業員は、現在約10分の1程度となっている。
沿革
- 1880年 - 写真乾板の製法を確立したジョージ・イーストマンが、ニューヨーク州ロチェスターにて乾板の商業生産を始める[3]。
- 1881年 - ジョージ・イーストマンとビジネスマンのヘンリー・A・ストロングが、前身となる「イーストマン乾板会社」(Eastman Dry Plate Company)を創業[2]。
- 1888年 - ジョージ・イーストマンが商標「コダック」の使用を開始。同時に「あなたはボタンを押すだけ、あとは私たちにお任せを」(You Press the Button. We Do the Rest.)という触れ込みで市場に参入。
- 1892年 - 社名を現在のものに変更[2][3]。
- 1900年 - 同社初のカメラ製品「ブローニー」を1ドルで発売し、大衆に写真を一気に普及させた。
- 1920年 - テネシー・イーストマンとしてフィルム素材の原料を製造する子会社を設立。
- 1921年 - シネコダックとして、小型映画の規格「16mmフィルム」を発表。
- 1932年 - シネコダック8として、のちに「ダブル8」と呼ばれる小型映画の規格を発表、同年3月14日、ジョージ・イーストマン死去。
- 1963年 - 「インスタマチック」規格を発表。
- 1965年 - 新しい小型映画の規格「スーパー8」を発表。
- 1971年 - 「ポケットインスタマチック」規格を発表。
- 1982年 - 「ディスクフィルム」規格を発表。
- 1993年 - フィルム素材の原料を製造する子会社がイーストマン・ケミカルとして独立。
- 2001年 - 11月9日、同社の名を冠したコダック・シアターがオープン。
- 2004年 - 従業員数が5万人に達する。
- 2007年 - 医療用X線フィルムなどのヘルス事業をカナダのオネックスに売却。コダックの旧ヘルス事業はオネックスが設立した子会社ケアストリームヘルスに移管、コダックから引き継いだヘルス関連の製品は引き続きコダックのブランドで販売されている。米イーストマンコダックの映画用カラーフィルムで撮影された作品が、アカデミー賞誕生以来79年連続して最優秀作品賞を受賞している。
- 2008年 - この年の北京オリンピックを最後に、長年務めたオリンピックのスポンサーから撤退。従業員数が2万6900人へ。
- 2012年1月3日 - ニューヨーク証券取引所から上場基準についての警告を受けたと公式発表[4]。
- 2012年1月19日 - 連邦倒産法第11章の適用をニューヨークの裁判所に申請[5]。上場廃止。
- 2012年2月 - コダックが、アカデミー賞授賞式会場でもある、コダック・シアターからコダックの名を削除する(命名権を契約更新しない)よう求めていると報じられる[6]。
- 2013年8月20日 - 規模を大幅に縮小したデジタルイメージング企業として連邦倒産法第11章の適用を脱する計画について裁判所から承認を得る[7][8][9]。
- 2013年9月3日 - 英国コダックの年金運営ファンド「コダック年金プラン」が同社のパーソナライズドイメージング事業およびドキュメントイメージング事業を買収。新会社「コダックアラリス」(Kodak Alaris)を設立[10][11]。
- 2013年11月1日 - 法人向け商業印刷を柱にして経営再建を果たし、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に再上場した[12]。ティッカーシンボルは「EK」から「KODK」に変更される。
- 2018年1月9日 - 独自の仮想通貨「コダックコイン」を発行すると発表[12]。
社名の由来
コダックという社名は、力強くシャープな感じがすると同時に、創業者のお気に入りでもあった「K」を挟んだ単語をいく通りも考えた結果として生まれたものであって、単語そのものに特別な意味はない。
主な製品・規格
- アメリカコダックのフィルムカメラ製品一覧
- ブローニー - アメリカコダックの製品。
- エクトラ - アメリカコダックの製品。
- ポケット・コダック - アメリカコダックの製品。
- スーパーコダック620 - アメリカコダックの製品。
- ヴェスト・ポケット・コダック - アメリカコダックの製品。
- ナーゲル (カメラ) - コダックに買収されドイツコダックとなった。
- レチナ - ドイツコダックの製品。
- コダカラー - カラーネガフィルムのブランド。
- コダクローム、エクタクローム - コダックのカラーリバーサルフィルムのブランド。
- 16mmフィルム - 1921年(大正10年)にコダックがシネコダックとして発表した小型映画の規格。
- ダブル8 - 1932年(昭和7年)にコダックがシネコダック8として発表した小型映画の規格。
- スーパー8mmフィルム - 1965年(昭和40年)にコダックが発表した小型映画の規格。
- ネガフィルム
- インスタマチック
- ディスクカメラ
- フォトCD
- フォーサーズシステム オリンパスと供に規格提唱
- コダック プロフェッショナル デジタルカメラ製品一覧
レンズの製造番号による製造年確定
アメリカコダックにて製造されたレンズの製造番号の頭には製造年西暦下二桁を示すアルファベットが2文字ついており、C=1、A=2、M=3、E=4、R=5、O=6、S=7、I=8、T=9、Y=0を表している。例えばESであれば1947年製であることがわかる。
日本法人
種類 | 合同会社 |
---|---|
本社所在地 | 日本 〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目10番13号 |
設立 | 1981年(昭和56年)10月30日 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 7010001109907 |
事業内容 | 各種印刷システムおよび付随サービスの提供 |
代表者 | 代表社員 職務執行者 佐々木幸夫 |
資本金 | 25億1,000万円 |
従業員数 | 約300名 |
決算期 | 12月31日 |
所有者 | イーストマン・コダック |
主要子会社 | 山梨RPBサプライ株式会社 RPBマーケティング株式会社 |
関係する人物 | 上田竹翁 |
外部リンク | https://www.kodak.com/ja/ |
コダック合同会社(英: Kodak Japan, Ltd.)は、イーストマン・コダックの日本法人、同社の完全子会社である[13]。
- 沿革
- コダックの日本進出以来、長瀬産業と提携関係にあった。
- 1981年(昭和56年)10月30日 - 会社設立[13]。
- 1986年(昭和61年) - 統合してコダック・ナガセ株式会社を設立。
- 1989年(平成元年) - 長瀬産業との提携関係を解消。
- 1993年(平成5年) - 横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)のユニフォームスポンサーを1998年まで務める。また、Jリーグオールスターサッカーのスポンサーを1993年から1998年まで努める。
- 2001年(平成13年)10月1日 - コダック株式会社へ商号変更。
- 2013年(平成25年)12月2日 - 現社名に商号変更[13]。
関連項目
- コダック・シアター
- イーストマン・カラー
- 横浜F・マリノス
- 上田竹翁 - コダック研究会幹事を務めた。
- ハッセルブラッド - コダックのスウェーデン代理店だった縁から当初アメリカコダックよりレンズを供給していた。
- シネサイト - 2012年までコダック傘下だったイギリスのVFX制作会社。コダックがハリウッドに設立したデジタル映像センターが前身となっている。
- JKイメージング社 - イーストマン・コダック社は2013年1月7日、コンシューマー向けデジタルカメラなどにコダックの商標名を使用する契約を、JKイメージング社と締結したと発表[14]。また、2014年10月23日にマスプロ電工は、JKイメージング社との間で同社のKodakブランドデジタルカメラなどの日本国内における独占販売権を持つ日本総代理店契約を締結したと発表した[15]。
- 富士フイルム - コダックの競合企業。日米フィルム紛争でコダックが主張し、コダックの倒産を尻目に多角化に成功した。
- 幻燈舎映画 - 以前同映画の協賛企業となっていた。
|
|
|
脚注
注釈
- ^ これらの焦点距離に近いものは、後年Carl Zeiss Optonからの供給とされた。
出典
- ^ “Eastman Kodak Number of Employees 2006-2021”. Macrotrends. 2021年2月5日閲覧。
- ^ a b c 百科事典マイペディア『イーストマン・コダック』 - コトバンク、2012年2月6日閲覧。
- ^ a b Milestones | Kodak
- ^ Kodak Receives Continued Listing Standards Notice from the New York Stock Exchange(英語)、コダック、2012年1月3日付、2012年1月4日閲覧。
- ^ 米コダックが破産法申請 デジカメ対応など遅れ つなぎ融資で業務継続 日本経済新聞 2012年2月10日閲覧。
- ^ 破産申請中のコダック、劇場の名称削除を希望 映画.com 2012年2月5日閲覧
- ^ “米コダック、法的管理脱却へ 破綻から1年7カ月で”. 47NEWS. (2013年8月21日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ “米コダック、破産法の適用脱却する計画を裁判所が承認”. トムソン・ロイター. (2013年8月21日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ “イーストマン・コダック、破産法保護下から脱却”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2013年8月21日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ “Kodak emerges from bankruptcy with focus on commercial printing”. トムソン・ロイター (2013年9月3日). 2016年3月18日閲覧。(英語)
- ^ “◎英コダック年金プラン、イーストマン・コダック社のパーソナライズド イメージング、 ドキュメント イメージング両事業の買収を完了”. 共同通信PRワイヤー (2013年9月4日). 2016年3月18日閲覧。
- ^ a b “米コダック、仮想通貨「コダックコイン」を発行”. 日本経済新聞 電子版. 2018年12月28日閲覧。
- ^ a b c 事業所一覧、コダック、2022年11月14日閲覧。
- ^ コダックとJK Imagingがコンシューマー向けデジタル製品のブランドライセンス契約を発表
- ^ Kodakブランドのカメラを日本国内で独占販売!
外部リンク
- Eastman Kodak 公式ウェブサイト(英語)
- コダック合同会社 - 公式ウェブサイト
- Kodak Alaris(英語)
- コダック アラリス ジャパン株式会社
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:20 UTC 版)
「白黒リバーサルフィルム」の記事における「コダック」の解説
米国のコダックは、スーパー8と16mmフィルム(コア巻き・両目はダブル8用)の2つの映画用フィルムを白黒リバーサルとして製造販売している。 コダック トライX 白黒リバーサルフィルム 7266スーパー8 - ISO 200/160, 50フィート、通常商品 16mmフィルム - 以下いずれもの特注品100フィート - スプール巻き、片目・両目(両側パーフォレーション)あり 200フィート - A巻き・コア巻き、片目、アートンA-Minima用 400フィート - コア巻き、片目・両目あり、両目はダブル8用
※この「コダック」の解説は、「白黒リバーサルフィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「白黒リバーサルフィルム」の記事については、「白黒リバーサルフィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 17:34 UTC 版)
ドイツコダックに関してはナーゲル (カメラ)#126フィルム使用カメラ参照。 コダックインスタマチック50(1963年発売) コダックインスタマチック100(1963年発売) コダックインスタマチック300(1963年発売) コダックインスタマチック400(1963年発売) コダックインスタマチック700(1963年発売) ホークアイインスタマチック(1963年発売) コダックインスタマチック200(1964年発売) コダックインスタマチック800 (1964年発売) コダックインスタマチック150(1964年発売) ホークアイインスタマチックF(1964年発売) コダックインスタマチック154(1965年発売) ホークアイインスタマチックR4(1965年発売) コダックインスタマチック104(1965年発売) コダックインスタマチック304(1965年発売) コダックインスタマチック404(1965年発売) コダックインスタマチック704(1965年発売) コダックインスタマチック804(1965年発売) コダックインスタマチック25(1966年発売) コダックインスタマチック204(1966年発売) コダックインスタマチック324(1966年発売) コダックインスタマチックS-10(1967年発売) コダックインスタマチックS-20(1967年発売) コダックインスタマチック124(1968年発売) コダックインスタマチック134(1968年発売) コダックインスタマチック174(1968年発売) コダックインスタマチック26(1968年発売) コダックインスタマチック314(1968年発売) コダックインスタマチック414(1968年発売) コダックインスタマチック714(1968年発売) コダックインスタマチック814(1968年発売) ホークアイインスタマチックII(1969年発売) ホークアイインスタマチックA-1(1969年発売) コダックインスタマチック44(1969年発売) コダックインスタマチックX-15(1970年発売) コダックインスタマチックX-25(1970年発売) コダックインスタマチックX-35(1970年発売) コダックインスタマチックX-45(1970年発売) コダックインスタマチックX-90(1970年発売) コダックインスタマチックX-30(1971年発売) ホークアイインスタマチックX(1971年発売) コダックインスタマチック28(1972年発売) コダックインスタマチック32(1972年発売) コダックインスタマチック36(1972年発売) コダックインスタマチック66X(1973年発売) コダックインスタマチックX-15F(1976年発売) コダックインスタマチックX-35F(1976年発売) コダックインスタマチック76X(1977年発売) コダックインスタマチック177XF(1987年発売) - ブラジル製、1987年発売 発売年不明 コダックインスタマチック132 - アルゼンチン製(133の類似)、発売年不明 コダックインスタマチック11 - ブラジル製(44の類似)、発売年不明 コダックインスタマチック154X - アルゼンチン製(155Xの類似)、発売年不明 コダックインスタマチック22 - 27の類似、発売年不明 コダックインスタマチック27 - アルゼンチン製(22の類似)、発売年不明
※この「コダック」の解説は、「126フィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「126フィルム」の記事については、「126フィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/12 17:40 UTC 版)
アメリカコダックのフィルムカメラ製品一覧#バンタムシリーズ参照。
※この「コダック」の解説は、「828フィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「828フィルム」の記事については、「828フィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:23 UTC 版)
白黒フィルムはプロフェッショナル向けのみ。赤外白黒フィルム、カラー現像(C-41)処理タイプも提供している。 2002年よりモノクロフィルム(T400CN・現:BW400CNを除く)を製造する新工場への移行(400TMAXは1995年より新工場に移行)や物理特性(静電気の低減や埃の付着)の改善(HIE・TPは従来のまま)により大部分のフィルムで現像時間の変更が行われ、これに合わせて新旧の判別をしやすくするため、全てのモノクロフィルムのパッケージ(外箱やパトローネ)と名称変更が行われた。ただしプラスX・トライXはその伝統的な商標を継承する意味で箱及びパトローネに「PLUS-X」「TRI-X」の記述がある。 同社の「トライX」(TRI-X・現:400TX)は、ISO感度が100のフィルムが主流の時代から50年以上の歴史を誇る国際的に知名度の高いモノクロフィルムで、報道分野や夜間、舞台撮影、星野写真などで多用されてきた。高感度フィルムの代名詞でもあったが、2002年以降正式の商品名ではなくなった。元々トライXとは(XXX)という意味で、発売当初はISO200であったが、当時のISO100のダブルX(XX)に対してXをひとつ増やし高感度を強調したネーミングである。日本においては、ISO100の富士フイルム・ネオパンSSと二分する勢力だったが、富士フイルムがトライXを凌駕する粒子密度のPRESTOを投入したことでフジ優位になった。 これらXシリーズとD-76現像液による処理が、“データ上の”もっともニュートラルなグレートーンと言われている(ただし、コダック推奨の手順で処理するとやや硬調になる)。 T-MAXは要求される粒子密度の増加(=解像度の向上)から、非球形粒子を使用した新シリーズとして投入されたが、D-76処理をすると極度の軟調になってしまう欠陥があった。このため専用の現像液「T-MAX Developer」が発売されたが完全な解決には至らず、トライXからの完全移行の失敗(と、日本国内におけるフジ優位)の原因になった。 過去において同社のモノクロフィルムは、微粒子のパナトミックXを始め、ポートレート向きのオルソフィルムであったヴェリクローム、さらにレギュラー特性のコマーシャルなど、数多くの個性的なものが存在していた。 現在、日本国内では「プロ用商品」とされ、入手は専門店や、いわゆるプロラボのみに限られる(実際には都市部のカメラ系量販店では簡単に購入でき、また富士も同じくプロ用としているが実際には一般流通させている)。 カッコ内は旧品名 ISO100100TMAX(T-MAX100/TMX) ISO125125PX(プラス-Xパン/PX・プラス-Xパン プロフェッショナル/PXP・販売終了) ISO320320TXP(トライ-Xパン プロフェッショナル/TXP)中判(220サイズ)、シート(4×5in判、8×10in判)のみ ISO400400TMAX(T-MAX400/TMY) 400TX(トライ-Xパン/TX) BW400CN(T-MAXプロ T400CN)カラー現像(C-41)処理可能タイプ ISO3200P3200TMAX(T-MAX3200/TMZ・販売終了) 赤外写真用HIE(ハイスピードインフラレッド・販売終了) 記録(複写)用TP(テクニカルパン・販売終了)コピー用途でISO100相当 複写用。コントラストが高く中間調がほとんど出ない。 専用の軟調現像液テクニドールを使用すれば超微粒子の通常コントラスト仕上げもできる。ただし、通常コントラスト仕上げにする際はISO20相当で撮影する必要がある。 水素増感により、天体撮影にもよく使われた。
※この「コダック」の解説は、「モノクロフィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「モノクロフィルム」の記事については、「モノクロフィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 20:02 UTC 版)
コダックのフィルムは全体的な特徴として、欧米人好みのややイエローよりの発色をする。自然な階調再現をするとされる。 GOLD 100 快活な発色をする。一般用は24枚撮りのみ。業務用20本入りでは12・24・36枚撮りが販売されている。一般用は2013年2月現在、国内では在庫限りとなっている。 SUPER GOLD 400 ISO 400。忠実な色再現を行うフィルム。24枚撮りは3本パック、36枚撮りは5・10本パック、業務用として24・36枚撮りが20本パックとして販売されている。もちろん単品も存在する。 ULTRA COLOR 100UC / 400UC (ISO 100 / 400) ISO100と400がラインナップされている。彩度の高い発色を行うフィルム。現在135フィルムのみ。 ULTRA COLOR 100UCは平成20年12月でULTRA COLOR 400UCは平成21年3月末で販売終了 PORTRA 160NC / 400NC ISO160と400がラインナップされている。忠実な色表現を行うプロ向けネガフィルム。135・120ともにバラでは販売終了し、5本パックのみ。 PORTRA 160VC / 400VC ISO160と400がラインナップされている。豊かな階調と高い彩度を実現するプロ用ネガフィルム。135・120ともにバラでは販売終了し、5本パックのみ。 PORTRA 800 ISO 800。豊かな階調と高い彩度を持つ高感度フィルム。 PORTRA 100T ISO 100。120フィルムのみ。タングステン光用フィルム。在庫限りで販売終了。 EKTAR 100 プロ向け新フィルム。世界一の粒状性を実現したとされる。高彩度な発色をする。135および120が用意されている。
※この「コダック」の解説は、「ネガフィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「ネガフィルム」の記事については、「ネガフィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 15:02 UTC 版)
ヴェスト・ポケット・コダック、ブローニー#127フィルム使用カメラ参照。
※この「コダック」の解説は、「127フィルム」の解説の一部です。
「コダック」を含む「127フィルム」の記事については、「127フィルム」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:02 UTC 版)
「アニメ版ポケットモンスターの登場人物」の記事における「コダック」の解説
テレビアニメ第7シリーズの「ひらめきゲット! Let's ポケなぞ!!」に登場。
※この「コダック」の解説は、「アニメ版ポケットモンスターの登場人物」の解説の一部です。
「コダック」を含む「アニメ版ポケットモンスターの登場人物」の記事については、「アニメ版ポケットモンスターの登場人物」の概要を参照ください。
コダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 15:44 UTC 版)
「ポケモンの一覧 (52-101)」の記事における「コダック」の解説
コダック No. 054分類: あひるポケモン タイプ: みず 高さ: 0.8m 重さ: 19.6kg 特性: しめりけ/ ノーてんき かくれ特性: すいすい 進化前: なし 進化後: ゴルダック あひるポケモンに分類されているが、どちらかと言えば黄色いカモノハシのような外見のポケモンである。常に頭痛に悩まされていて、頭を抱えている。頭痛がひどくなると念力を使い始めるが、頭痛が治まるとその間の記憶は残っていない。 ポケモンシリーズのディレクターを務める増田順一の一番好きなポケモンであり、彼の名刺にもコダックのイラストが描かれている。いわゆる「第1世代」に属するポケモンの中では、ピカチュウや最初に貰える3匹(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)に次ぐ知名度・人気を誇るため、商品化される機会も多い。ANAの初代ポケモンジェットやトミカNo.38「ポケモンバス」に描かれたり、ポケモンセンターオーサカの入口付近にコダックの足あとをかたどったプレートが埋設される(後に別ポケモンのものに交換されている)など、グッズ以外でのタイアップも行われている。初代のテレビCMでもコダックが起用されている。 アニメ『ポケットモンスター』ではカスミのポケモンとして登場。おとぼけな性格でカスミは手を焼いているが、大切に思われている。声優は愛河里花子。アニメシリーズではこの他ゲストとして別個体が何体か登場しており、第92話「さよならコダック!またきてゴルダック?」では水ポケモンの使い手・ツバキの手持ちポケモンとして登場。『アドバンスジェネレーション』第140話「コダックの憂鬱!」では富豪の令嬢・アヅミのポケモンとして登場。豪邸での退屈な暮らしに嫌気が差し、度々家出するというキャラクターだった。『ミュウツーの逆襲』に登場したコピーコダックはオリジナルより若干目つきが悪いが、おとぼけな性格は同じ。 『ダイヤモンド&パール』(以下DP)第10話「ポケッチ入手困難!?」では歌う事で「さいみんじゅつ」を使える野生の個体が登場。同第87話「コダックの通せんぼ!」では群れの♀コダックがタマゴを孵すのを外敵から守るために、住みかに繋がる谷間の道を3匹で塞いでいるというエピソードが描かれている。 2019年版では野生の個体が登場。ゴウの前に現れ、ゴウを唖然とさせた。第14話ではカラバリの色違い(水色)ポケモンとしてが登場。本人が初めてゲットしたポケモンでもあり、それがきっかけで色違い限定で集めている。両方とも声優はカスミのコダックと同じく愛河里花子が担当。第57話ではとある青年のトレーナーとして登場、通常のコダックと違い細目でマフラーをしている。こちらの声優はゆりやんレトリィバァ。他にもミニコーナーの「ひらめきゲット! Let's ポケなぞ!!」にも登場。 実写映画『名探偵ピカチュウ』では新聞記者・ルーシーのパートナーポケモンとして登場。ストレスを感じると頭が爆発する。声はアニメ版同様、愛河里花子。
※この「コダック」の解説は、「ポケモンの一覧 (52-101)」の解説の一部です。
「コダック」を含む「ポケモンの一覧 (52-101)」の記事については、「ポケモンの一覧 (52-101)」の概要を参照ください。
「コダック」の例文・使い方・用例・文例
- コダックのページへのリンク