テイルズ オブ バーサス 開発

テイルズ オブ バーサス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 02:58 UTC 版)

開発

シリーズのアンケートでは遊びたいジャンルに「対戦格闘」が上がってくることから、本作の開発に至った[6]。シナリオは馬場常和(ユーリ&ファラ編、マオ&カイウス編、ルーク&ティア編)、木賀大介(リオン&カイル編、スタン編、ダオス編)、山本尚基(ロイド&コレット編、クレス&クラトス編、ジェイド&アニス編)が担当[5]

35人という登場人数が最初に決められた[7]。人選は人気の高さ、ストーリーの作りやすさによって決められており[7]、プロデューサーの大舘隆司は「『エターニア』のチャットやフォッグを出すと絡めるキャラが変わってしまう」と発言している[8]。また作品全体だけでなくシリーズごとに定員が決まっており、「コングマンは絶対に出して欲しかったが、その代わりにチャットが外れた」「エミルとマルタのどちらがいいか聞かれたが、『ラタトスクの騎士』は1枠しかなく、エミルとマルタはセットで出したかったため、リヒターを出した」と語られている[7]。クレスとスタンの登場はそれぞれ藤島康介いのまたむつみの最初のデザインのキャラクターということで決められた[7]。大舘は「35人というのはシリーズ全体からみると3分の1程度だが、贔屓はしていないので納得して楽しんでほしい」とも発言している[8]

発売前は開発はナムコ・テイルズスタジオと紹介されていた[9]が、実際は株式会社マトリックスで、ナムコ・テイルズスタジオは開発の一部(シナリオおよび監修)を担当している。ミニゲーム「Tales of WALL BREAKER」の開発は株式会社クライマックスが担当。


  1. ^ 株式会社バンダイナムコホールディングス 2010年3月期(平成22年3月期)第2四半期決算短信 補足資料” (PDF). バンダイナムコホールディングス (2009年11月5日). 2012年10月17日閲覧。
  2. ^ 大作ラッシュの一年を制したソフトは?--2009年ソフト販売本数ランキングTOP50”. ファミ通.com (2010年1月16日). 2011年8月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 『テイルズ オブ クロニクル』110頁。
  4. ^ a b 『テイルズ オブ バーサス 公式コンプリートガイド』2009年、361 - 362頁。 
  5. ^ a b 『テイルズ オブ バーサス 公式コンプリートガイド』2009年、363頁。 
  6. ^ 『テイルズ オブ バーサス 公式コンプリートガイド』2009年、354頁。 
  7. ^ a b c d 『テイルズ オブ バーサス 公式コンプリートガイド』2009年、355頁。 
  8. ^ a b 「ゲームブロードウェイ」『ゲーマガ』2009年9月号、ソフトバンククリエイティブ、2009年、43頁、2011年8月31日閲覧 
  9. ^ 『テイルズ オブ バーサス』シリーズの人気キャラクターが登場”. ファミ通.com (2009年4月13日). 2011年8月31日閲覧。
  10. ^ バンダイナムコ、PSP「テイルズ オブ バーサス」ゲームシステム、登場キャラクターなどの情報を公開 PS3「テイルズ オブ ヴェスペリア」との連動企画も”. GAME Watch (2009年6月26日). 2013年2月11日閲覧。
  11. ^ 『別冊週刊ファミ通 歴代優良ソフト1500 下巻』69頁。
  12. ^ 【ゲームソフト販売本数ランキング TOP30】集計期間:2009年8月3日~8月16日”. ファミ通.com (2009年8月27日). 2013年2月11日閲覧。
  13. ^ ★PSPゲームレビュー★今度の「テイルズ オブ」は最大4人対戦アクション「テイルズ オブ バーサス」”. GAME Watch (2009年8月7日). 2013年2月11日閲覧。






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