保元寺 保元寺の概要

保元寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 03:36 UTC 版)

保元寺
所在地 東京都台東区橋場1-4-7
位置 北緯35度43分23.27秒 東経139度48分22.54秒 / 北緯35.7231306度 東経139.8062611度 / 35.7231306; 139.8062611座標: 北緯35度43分23.27秒 東経139度48分22.54秒 / 北緯35.7231306度 東経139.8062611度 / 35.7231306; 139.8062611
山号 帰命山
院号 薬王無量院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 宝亀元年(770年
開山 智海
中興年 永享年間(1429年 - 1441年
文化財 銅造菩薩立像(台東区有形文化財)
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歴史

770年宝亀元年)、智海によって開山された。智海が大日阿字堂を建てたのが当寺の起源である。1156年保元元年)に当時の元号にちなみ「保元寺」に改称した。その後、時宗の宗祖一遍他阿が滞在するなど、時宗寺院として運用されていた[1]

その後の戦乱で荒廃したが、永享年間(1429年 - 1441年)に聖聡が中興した。その際に浄土宗に転宗している[1][2]

江戸時代、「元号をもって寺号にするのは問題あり」ということで、読みはそのままに「法源寺」に改称した。大正時代に元の「保元寺」に改称した[1]

当寺は榎本家の菩提寺であり、箱館戦争に敗れた榎本武揚が釈放後にここで謹慎生活を送っていた[3]

文化財

  • 銅造菩薩立像(台東区有形文化財 平成8年度登載)[4]

交通アクセス

脚注

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参考文献

  • 浅草仏教会創立五十周年記念事業実行委員会 編『浅草仏教会創立五十周年記念誌』浅草仏教会、1989年

関連項目


  1. ^ a b c 保元寺浄土宗「新纂浄土宗大辞典」
  2. ^ 浅草仏教会創立五十周年記念事業実行委員会 編『浅草仏教会創立五十周年記念誌』浅草仏教会、1989年、102p
  3. ^ 保元寺浅草北部ことぶき商店会
  4. ^ 銅造菩薩立像台東区


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