月亭八光
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実父との関係
八光という高座名の由来は、「親の七光を越えてほしい」という、八方の父としての想いから付けられたものである。その一方でよく他の先輩芸人に「父親に頼りすぎ」などと評されている。本人も相撲の若貴を見習って一時期、親子の縁を切って師弟のみの関係となったが、親子ともにそれを忘れてしまい頓挫。現在は蝶ネクタイに短パンの、いわゆるアホボンルックで登場するなど、むしろ親の七光りを自らの芸風としている。 元々仁鶴に弟子入りしたかったが、八方が仁鶴に気を使うからという理由で却下。その次に大大師匠である米朝への弟子入りを母親に相談すると「3日で八方超す気か?」と反対される。ならばと今度は八方に大師匠の可朝に弟子入りの相談をしたら、八方と八光が兄弟弟子になりややこしくなること、可朝自身がこのころ既に吉本興業からケーエープロダクションに移籍していたことや、親子での仕事がしづらいなどの理由や「父に面倒を見てもらえばよい」という可朝の考えもあり、却下された(八方曰く、「うちの師匠の連絡先知らん」)。その後、正式に入門するため、八方がレギュラーを務めていた毎日放送『すてきな出逢い いい朝8時』の生放送終了後、近所の喫茶店で話し合いが設けられ、正式に入門が許された。
ほかに用意されていた高座名は「小八方」「光八(みつばち)」など。他にも子供の頃からお世話になっていたザ・ぼんちのぼんちおさむからは「ぼん八(ぼんぱち)」など候補があった。どれも漢字の「八」が入っている。
他に親子で兄弟弟子という落語家は、三遊亭好楽・三遊亭王楽、2代目桂春蝶・3代目桂春蝶などの例がある(ただし3代目春蝶は、父である2代目が没してから入門している)。そのため王楽、3代目春蝶、2代目林家木久蔵、2代目林家三平と通称「坊ちゃん5」として、落語会やテレビで活動している。
現在は、天満天神繁昌亭、月亭会、弟弟子の月亭方正との二人会で落語をする機会が増えたため、もともと師匠である父の教育方針が自由である事も手伝い、八方だけではなく叔父弟子に当たる桂南光、桂ざこばらにも稽古をつけてもらっている。主なよく掛けるネタに南光に教わった「ちりとてちん」や「初天神」、「犬の目」などがある。また2012年の平成紅梅亭では「雨乞い源兵衛」を演じた。またR-1ぐらんぷりには紙芝居を用いたネタで出場した。
- ^ “上方落語家名鑑 桂 米朝一門 > 月亭 八光”. 2024年2月29日閲覧。
- ^ 月亭八光自身の冠で初の落語会…8・3「第1回はちみつの日」:芸能:芸能・社会:スポーツ報知大阪版 2010/7/13
- ^ “ジャイケルマクソンBBS(2006年7月12日)”. 毎日放送公式サイト. 2014年3月31日閲覧。
- ^ “さんま 後輩から5千円でギャグを購入(1ページ目)”. デイリースポーツ (2014年1月5日). 2014年3月31日閲覧。
- ^ “さんま 後輩から5千円でギャグを購入(2ページ目)”. デイリースポーツ (2014年1月5日). 2014年3月31日閲覧。
- ^ “2013年2月7日放送『秘密のケンミンSHOW』”. TVでた蔵 (2013年2月7日). 2014年5月19日閲覧。
- ^ “6月24日夜放映の朝日放送のテレビ番組「ごきげん!ブランニュ」で、陸上競技部の2選手がハンマー投げを指導しました。”. 武庫川女子大学 健スポNEWS (2008年6月24日). 2014年5月19日閲覧。
- ^ 月亭八光 - オリコンTV出演情報
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