熊本市電田崎線 熊本市電田崎線の概要

熊本市電田崎線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 14:50 UTC 版)

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田崎線
熊本駅前からのサイドリザベーション化区間
左に車道・右に歩道
基本情報
日本
所在地 熊本市
路線網 熊本市電
起点 熊本駅前電停
終点 田崎橋電停
停留所数 3箇所
開業 1959年12月24日
運営者 熊本市交通局
路線諸元
路線距離 0.5 km
軌間 1,435 mm (標準軌)
線路数 複線単線
電化方式 直流600V 架空電車線方式
テンプレートを表示
電停・施設・接続路線
健軍町電停
熊本市電幹線
鹿児島本線
九州新幹線
0.0 3 熊本駅前電停
0.3 2 二本木口電停
0.5 1 田崎橋電停
豊肥本線

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):0.6km
  • 軌間:1435mm
  • 電停数:3(起終点含む)
  • 複線区間:熊本駅前 - 二本木口間複線、二本木口 - 田崎橋間一部単線
  • 電化区間:全線電化(直流600V)

運行形態

  • A系統(田崎橋 - 健軍町)- 田崎線全区間を4-7分間隔で運行

歴史

電停一覧

電停番号 電停名 電停間
営業キロ
累計営業キロ 接続路線
1 田崎橋電停 0.2 0.5
2 二本木口電停 0.3 0.3
3 熊本駅前電停 - 0.0 熊本市電幹線
九州旅客鉄道鹿児島本線豊肥本線熊本駅

JR熊本駅新駅舎乗り入れ計画とその断念

熊本市は2006年、鹿児島本線・豊肥本線連続立体交差化事業及びJR熊本駅東口駅前広場整備に合わせ、JRとの乗り換えの利便性を向上させる目的からJR熊本駅新駅舎に市電を引き込む計画を提起し、同年、熊本県など関係機関と合意。2013年9月に東口駅前広場機能配置案を公表した。同案によると熊本駅前電停から直接二本木口電停方面に向かっている現在のルートから、双方に分岐点を設けて市電が東口駅前広場内を横切り、JR熊本駅新駅舎1階部分に進入、スイッチバック方式で再び東口駅前広場内を横切り本線上に戻るという計画であった。市電の軌道敷は歩行者が自由に往来できるトランジットモール形式を想定していた。ただ歩行者や自転車の往来について安全面の課題があるため、その可否に向けて検討を行い、2014年度中に結論を出すことになった。2015年2月、大西一史熊本市長は熊本市議会本会議において「歩行者・自転車の安全確保や駅前広場の自由な往来が制限されるという課題に解決策が見い出せていない」「(事業計画・日程や今後検討を進める市電そのものの延伸への影響も踏まえ)駅舎乗り入れを諦め、駅前広場計画を見直す」と述べ、計画断念を表明した[1]。今後は市電とバスタクシーとの乗り換え利便性の向上について検討するという。

脚注

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