目黒川 流域の自治体

目黒川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 14:50 UTC 版)

流域の自治体

支流

ほとんどは暗渠化され、その多くは緑道として整備されている。また天然源流の北端は玉川上水に近いため、この通水を受けている地点が複数存在する。

  • 北沢川(北沢用水)
    • 支流のうち名前が付いているのは、森巌寺川と、だいだらぼっち川の二河川のみ。
  • 烏山川(烏山用水)
    • 北沢川とともに世田谷区による緑道整備の主要な対象となっている。
    • 環八沿い(蘆花恒春園北方、八幡山アパート脇)に約300mにわたって、2012年(平成24年)頃までは開渠が遺っていた。
    • 現在の天然源流は世田谷区の高源院の池とされているが、希望ヶ丘団地付近で合流する水無川(世田谷区での河川名)/中川(三鷹市での河川名)が、目黒川を形成する天然河川ではもっとも奥からの源流で、1964年の河川法改正までは水無川・中川が烏山川の本流だった。
  • 空川
    • 緑道化されていない。主たる水源地は駒場野公園として保全されている。
  • 蛇崩川
  • 谷戸前川
    • 蛇崩川祐天寺支流の源流に近い、目黒区中町2丁目の祐天寺二丁目交差点付近が源流。ほぼ東西にまっすぐ流れ、大塚山公園付近と目黒三丁目6番地付近には片側に大きな崖が残る。目黒区民センターと下目黒小学校の間から目黒川に合流。
  • 羅漢寺川
    • 立会川で2番目に大きな源流である清水池公園の少し東が源流。上流は目黒区と品川区の境界で、源流は拡張された道路内に区境界が突出している。1km強という短い区間ながらも支流が多く、東急バス目黒営業所が源流となる六畝川(ろくせがわ。前述の蛇崩川は東急バス弦巻営業所の中を通る)、前述の谷戸前川の中流付近を源流とし北から流れ込む入谷川、小山台高校北東部を源流に禿坂を通って南から流れ込む無名支流の三つが存在する。上流は苔むした緑道がたどれるが、目黒不動尊から下流は、カーブが多いものの通常の道路と化し、目黒雅叙園の対岸で目黒川に合流する。

橋梁

大橋(国道246号)
中の橋 (歩行者専用)
目黒川水門(2019年10月18日撮影)

北沢川と烏山川の合流点より記載。

目黒区目黒、目黒新橋より

注釈

  1. ^ 湾岸開発に伴い現在の河口付近は直線的となっている。
  2. ^ この旧河道は現在の八ツ山通りとなった。

出典

  1. ^ 山本和夫『目黒区史跡散歩』学生社、1992年、p73
  2. ^ 「ヒヤヒヤの中小河川 整備計画足ぶみ 無秩序な都市化も一因」『朝日新聞』昭和42年9月8日夕刊、3版、11面
  3. ^ FASHION PRESS 目黒川が青の洞窟に!中目黒に神秘的なクリスマスイルミネーション出現
  4. ^ http://nakameguro-aonodokutsu.jp/
  5. ^ “目黒川のハゼに大はしゃぎ”. 産経新聞朝刊(東京面). (2017年5月30日). https://www.sankei.com/article/20170530-5WNQDJAGONOYRI6CB6EWS5EWJQ/ 
  6. ^ a b 目黒川荏原調節池建設事業” (PDF). 全日本建設技術協会. 2023年1月2日閲覧。
  7. ^ 船入場調節池(目黒川)” (PDF). 東京都建設局. 2023年1月2日閲覧。
  8. ^ 10 東都目黒夕日か岡”. 浮世絵に聞く! 江戸・富士・東海道・木曽街道を巡って(個人ブログ) (2015年9月10日). 2019年4月15日閲覧。


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