週刊トロ・ステーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 02:01 UTC 版)
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対応機種 |
PlayStation 3 (PS3) PlayStation Portable (PSP) PlayStation Vita (PS Vita) |
開発元 | ビサイド |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
人数 | 1人または2人(オンライン専用) |
メディア | 無料ダウンロード |
発売日 | 2009年11月11日 (PS3,PSP) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
エンジン | Havok |
概要
『まいにちいっしょ』内のトロ・ステーション放送終了日である2009年11月11日から後継ソフトとしてPlayStation Storeで無償配信されているソフト。『まいにちいっしょ』で配信されていた番組名がそのままソフト名となった。
コンピュータゲームやアニメの紹介、著名人へのインタビュー、グルメ情報、歴史上の人物の意外な一面などさまざまな情報を白ネコの「トロ」と黒ネコの「クロ」がコント形式で紹介するコーナーがメイン。「まいにちいっしょ」とは違い週一回の更新となっている。初回放送(第1号)での特集ゲームは『人喰いの大鷲トリコ』と『初音ミク -Project DIVA-』、最後の(第175号、最終回にあたる第176号ではゲームの特集がなかった)特集ゲームは『ソウル・サクリファイス』であった。
トロの住む家の内装や庭にアイテムを飾ったり、ミニゲームを遊ぶ「ゲームセンター」、飾るアイテムを購入するショップなどの要素も継承されている。『まいにちいっしょ』では多くのアイテムを直接現金で購入できたが、今作では「みャイル」(ゲーム内ポイント)を使っての購入が主な手段となった。これに伴いPS3版では「まいいつSTORE」と「みャイルSHOP」が統合し「みャイル百貨店」に、PSP版では「みャイルSHOP」と「クロの雑貨屋さん」になった。月契約で様々な特典が受けられるされる「プラチニャ会員」が新設された。
2010年4月22日よりゲーム内に登場する空き地や洋館など、トロが暮らす町をイメージした特設ラウンジ「週刊トロ・ステーション ラウンジ」がPlayStation Home内にオープンした。
2010年11月11日(週トロ1周年記念日)にアップデートとして一部機能が追加された。
2010年12月3日に開催されたPlayStation Awards 2010にて、PlayStationStore特別賞を受賞した。
2011年9月にPS3版とPSP版を合わせたダウンロード数累計100万件を達成した。
2011年12月1日にPS3版で2回目のアップデートが行われ、torneのライブ機能のシステムを応用したTwitter連動機能(連動機能が使える記事でトロステを見ながらTwitter上のツイートを読み書きできる)、PlayStation Vitaでリリースされた『みんなといっしょ』との間での閲読履歴共有機能が追加された。また、同月17日からは『みんなといっしょ』でもニュース記事を視聴できるようになった。
主要キャラクター
基本設定は『どこでもいっしょ#主要キャラクター』及び『まいにちいっしょ#主要キャラクター』に準ずる。
- トロ
- 人間になりたがっている『どこでもいっしょ』シリーズ主人公の白ネコ。前作『まいにちいっしょ』で住んでいたアパートの大家が替わり[2]、それによってアパートの取り壊しと跡地へのショッピングセンターの建設が決定していた。しかし、「アパートに誰も住んでいない」と工事担当者が早合点したことで解体作業が開始されてしまい、トロは数日の猶予の後にやむなくアパートから立ち退くことに。立ち退き後、アパートの代わりとしてクロが見つけた「新しい家」は空き地であり、野宿を強いられることとなった。
- クロ
- 「人間みたいなネコ」と評される[3]、トロの相方の黒ネコ。週刊化に伴い、トロステにおける「クロ枠」の割合・内容の濃さをエスカレートさせようと画策している。初期はフルスロットルで飛ばしていたが、プロデューサー的にはよろしくないようで、最近では事前に亜空間に閉じ込めて身動きを取れなくさせるなど暴走は抑え気味である(最近はそれをも打ち破ってきたが)。
- プロデューサーから「プラチニャ会員が大勢加入すれば一回だけ『クロ・ステーション』をやってもいい」と言われた。その後、週トロ1周年記念として正式に実施され大喜びするが、連れてこられたのは過去の数々の暴挙を懺悔させるために『ひょうきん懺悔室』を模した、ピエールが神父役、ニャバターがキリスト役の「クロ懺悔室」であった。しかも、半月経たずに再び、その約一月後に3度目の懺悔室送りに遭った。
- 週トロ以後は野望を果たすべくいろんな職業に就こうとしているが、あまりに無茶すぎる欲望+そもそも素質ゼロのため毎回すぐに挫折しており、そのことを他のポケピ達にも咎められている。(詳しくはトロ・ステーションの『クロ歴史』を参照。)
- ジュン
- 相変わらずアイドルを目指している乱暴ワガママウサギ。週トロ劇場ではキツめな女役が多い。
- 他のポケピからは嫌がられることが多い。
- ピエールともに乙女向けゲーム紹介「オト☆ステ」を始めたが、ファンが付かず長くは持たなかった。
- リッキー
- 相変わらずの格闘バカっぷりを披露しているカエル。トロステ劇場時はキャラブレイカーとして有名。(櫛枝 実乃梨、シャア・アズナブルなど)「帰れ」と言われると「とんでもねぇ、オラは○○ダス。」と反論する。クロが事情により出られない場合、代打として出ることも多い。
- ピエール
- 月面基地に頼みファッションコーナーを新設してもらうなどポケピの中では一番まともなイヌ。しかし、第6号での『プリズン・ブレイク』紹介時の担当から若本ボイスが定着してしまっている。
- スズキ
- まいいつ時代同様科学技術系のネタによく登場するロボット。「100万トンのバラバラ」で解体されたり、宇宙に飛ばされたまま帰ってこれなかったりと不憫な役回りが多い。最近はハードなゲーム(暴力表現などトロには過激すぎるゲーム)ではトロに代わりクロの相方をすることも。
- テレビさん
- トロの部屋に置いてある古めかしい外見のしゃべるテレビ。今回からは「小料理屋九八〇円」(第40号からは「純喫茶980円」)を営んでおり、編集後記と打ち上げをトロ、クロ、ニャバターとともに行っている。週トロになってからコスプレ出演率が上がっている。地上デジタル対応が「まいいつ」時代からの課題であったが、第19号でPlayStation 3とtorneを接続する手術を受け、実現と相成った。本作から侮蔑的なニュアンスが強い「980円」よりも「てれびん」という新しい愛称が使われることが多くなった。
- プロデューサー
- どこからともなく煙のように現れ、姿形も煙のような紫色の猫の姿をした、『週トロ』の全権を握るプロデューサー。『まいにちいっしょ』末期にゲストで登場していたが、今作からは頻繁に登場するようになる。一人称が「わらわ」、語尾が「じゃ」など昔の高貴な女性の口調が特徴。開始当初はプラチニャ会員増加に向けて躍起になっていた。友達が少ないのが悩みの種であり、ポケピ達に頼んで工作してもらったことも。クロとは犬猿の仲で容赦無くおしおきを与えるがトロにはやさしくしている。トロステやポケピ達を自分や上司のため(つまりは自分の出世のため)に使っているが毎回失敗している。トロを含む他のポケピにとっては上司のような存在であって友達とは思われておらず、プロデューサー自身は友達をほしがっている。
- 満月ちゃん
- トロステの開発チーム(通称“月面基地のうさぎさん”)からの使者であるという設定はまいいつ時代から受け継ぎつつ、月に一度のプラチニャ会員専用ニュースにレギュラーとして登場するようになった。テレビさんの中のキャラクターの耳を長くしたデザインで描かれる。会員限定のウラ話やアンケート結果発表、特典カレンダーの配布などを行う。本編では「満月チェック」と称した解説を行っているが、かなり大雑把かつネタ満載なため解説になっていないことが多い。初日の出ちゃんと同一キャラであることを示唆する発言が第113号にある。
- 初日の出ちゃん
- 新年になって、初のトロステーションで出てくるありがたいお日様。登場しない年や、前年末に登場することもあり、出現条件ははっきりしない。
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- ^ 週刊トロ・ステーション」サービス終了に関するお知らせ
- ^ 『まいにちいっしょ』第1054回より。PlayStation 3版では後に「大家さんが亡くなり、その息子が権利を継いだ」と変更されている
- ^ 初回起動時のオープニング
- ^ 第63号の「純喫茶980円」より。
- ^ “『週刊トロ・ステーション』における「カプセルポンポン」のコンプリート特典提供終了に関するお知らせ”. ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン (2012年5月25日). 2012年5月25日閲覧。
- ^ 加入日数はPS3本体に保存されているセーブデータを元に計算される。途中で非会員の期間を挟んでも継続して計算されるが、ハードディスク故障などによりデータが失われた場合は最初から計算し直しとなる
- ^ 【東日本大地震】『週刊トロ・ステーション』地震の影響で更新延期 - 2011年3月18日 インサイド
- ^ 予告で「この前配信できなかったお話」とトロが言及している
- ^ 『週刊トロ・ステーション』4月22日・4月29日・5月6日配信分 休止のお詫びとニコニコ動画 公式チャンネル『とろちゃ』での代替配信に関するお知らせ - 2011年4月28日 Playstation.com
- ^ 『週刊トロ・ステーション』5月13日配信分休止とニコニコ動画公式チャンネル『とろちゃ』での動画配信に関するお知らせ - 2011年5月13日 Playstation.com
- 1 週刊トロ・ステーションとは
- 2 週刊トロ・ステーションの概要
- 3 おかいもの
- 4 特別配信または配信停止した週
- 5 脚注
固有名詞の分類
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