ヌグザリ・タタラシビリ
ヌグザリ・タタラシビリ(Nugzari Tatalashvili 1990年3月20日- )は、UAEの柔道選手。ジョージアのゴリ出身。階級は73kg級と81㎏級。身長180cm。2021年までジョージア代表で国際大会に出場していた[1][2][3]。
獲得メダル | ||
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ジョージア | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
銅 | 2014 チェリャビンスク | 73kg級 |
ヨーロッパ競技大会 | ||
銀 | 2015 バクー | 73kg級 |
ワールドマスターズ | ||
銀 | 2015 ラバト | 73kg級 |
人物
編集2009年のヨーロッパジュニア73kg級で3位になった。2012年からはヨーロッパ選手権において3年連続でチームの優勝に貢献した[2]。ロンドンオリンピックでは初戦で韓国の王己春に有効で敗れた[1]。2014年の世界団体では3位になった[2]。2015年のワールドマスターズでは準々決勝で中矢力を破るなどして決勝まで進むも、ロシアのデニス・ヤルツェフに敗れた[2]。ヨーロッパ選手権を兼ねたヨーロッパ競技大会では決勝でイスラエルのサギ・ムキに敗れた[4]。2016年のリオデジャネイロオリンピックにはラシャ・シャフダトゥアシビリがいたために代表になれなかった[3]。その後階級を上げると、2018年のグランドスラム・パリとグランプリ・トビリシで3位となった[5]。さらに、UAEに国籍を変更したとも報じられたが、階級を73㎏級に戻してジョージア代表で国際大会に出場していた[3][6]。2022年からはUAE代表になって階級を再び81㎏級に上げると、グランドスラム・ブダペストで3位になった[7]。
主な戦績
編集73㎏級での戦績
- 2009年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 2012年 - ワールドカップ・トビリシ 優勝
- 2012年 - ヨーロッパ選手権 団体戦 優勝
- 2013年 - ヨーロッパオープン・ワルシャワ 優勝
- 2013年 - ヨーロッパ選手権 個人戦 2位 団体戦 優勝
- 2014年 - グランプリ・トビリシ 優勝
- 2014年 - ヨーロッパ選手権 個人戦 5位 団体戦 優勝
- 2014年 - グランプリ・ハバナ 3位
- 2014年 - グランプリ・ウランバートル 優勝
- 2014年 - 世界団体 3位
- 2015年 - グランプリ・デュッセルドルフ 2位
- 2015年 - グランプリ・トビリシ 3位
- 2015年 - ワールドマスターズ 2位
- 2015年 - ヨーロッパ競技大会 個人戦 2位 団体戦 2位
- 2015年 - 世界団体 3位
- 2015年 - グランドスラム・東京 3位
- 2016年 - グランプリ・トビリシ 優勝
- 2016年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2016年 - グランプリ・アルマトイ 3位
81㎏級での戦績
- 2018年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2018年 - グランプリ・トビリシ 3位
73㎏級での戦績
- 2021年 - グランドスラム・テルアビブ 3位
- 2021年 - グランドスラム・カザン 3位
81㎏級での戦績
- 2022年 - グランドスラム・ブダペスト 3位
- 2022年 - アジア選手権 3位
- 2022年 - イスラム諸国連帯競技大会 2位
- 2023年 - グランドスラム・アスタナ 5位
- 2023年 - グランドスラム・アブダビ 3位
- 2024年 - グランドスラム・トビリシ 3位
- 2024年 - アジア選手権 2位
(出典[3]、JudoInside.com)
脚注
編集- ^ a b Biography and Olympic Results Archived 2014年5月13日, at the Wayback Machine.
- ^ a b c d listes des judokas
- ^ a b c d profile
- ^ Sagi Muki takes unique European title for Israel
- ^ Grand Slam Paris 2018
- ^ “Georgian Nugzari Tatalashvili moves to UAE”. 2018年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月27日閲覧。
- ^ Budapest Grand Slam 2022
- ^ World ranking list
外部リンク
編集- ヌグザリ・タタラシビリ - JudoInside.com のプロフィール