久保修
久保 修(くぼ しゅう、2000年9月29日[2] - )は、大阪府河内長野市出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
広島東洋カープ #56 | |
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新入団選手紹介にて (2023年3月12日 マツダスタジアム) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府河内長野市 |
生年月日 | 2000年9月29日(24歳) |
身長 体重 |
181 cm 82 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト7位 |
初出場 | 2024年3月30日 |
年俸 | 700万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集河内長野市立千代田小学校2年から野球を始め、河内長野市立千代田中学校時代は河内長野ボーイズに所属し投手、二塁手、遊撃手を兼任。
島根県の強豪・石見智翠館高等学校に進学。当初は内野手だったが、俊足と強肩を買われ1年秋に外野手に転向。3年夏は6番を打ち県大会決勝に進出したが、益田東に敗退[3]。甲子園出場はなし。同期に4番打者を務めていた水谷瞬がいた[4]。
野球は高校で辞めるつもりだったが、同高の末光章朗監督から、元プロ野球選手でコーチの伊勢孝夫が特別アドバイザーを務める大阪観光大学(近畿学生野球連盟所属)で野球を続けることを勧められ、当時大阪観光大の監督を務めていた山本樹(元ヤクルト)が末光監督と同学年だった縁もあり進学[4]。1年春からベンチ入り。同期のチームメイトに尾田剛樹がいた。
大学2年の夏に左足首を捻挫し、コロナによる自粛も重なり野球から遠ざかった時期があったが、特別アドバイザーの伊勢から「お前がプロに行って活躍する姿を見るのがワシの夢なんや」と声を掛けられ[5]、伊勢の指導で課題だった打撃を見直し、主に1番打者として2年秋と3年秋に二部でベストナイン、4年春に一部でベストナインを受賞した。
2022年10月20日に行われたドラフト会議では、広島東洋カープから7位指名を受けた[6]。支配下選手69人中68番目の指名であった。11月15日、契約金2500万円、年俸600万円(推定)で仮契約を結んだ。背番号は56[7]。大阪観光大学からは創部11年目で初のプロ野球選手となった。
広島時代
編集2023年は春季キャンプで左手首を捻挫し、離脱[8][9]。その後、二軍で61試合に出場し、打率.190を記録[9]。9月20日に一軍登録されたが、一軍出場はないまま、9月22日に登録を抹消された[8][10]。
2024年は開幕一軍メンバー入りし[8][11]、3月30日の横浜DeNAベイスターズ戦で代打としてプロ初出場を果たした[12]。その後、19試合出場で打率.059、0本塁打、0打点と結果を残せず、5月11日に出場登録を抹消された[12]。7月30日、「左腓骨筋腱脱臼修復術」を受けたことが発表された[12]。
選手としての特徴・人物
編集50メートル走5秒9、遠投120メートル[13]。担当スカウトの鞘師智也は「足と肩は100%通用する」と評している[14]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | 広島 | 19 | 18 | 17 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | .059 | .111 | .059 | .170 |
通算:1年 | 19 | 18 | 17 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | .059 | .111 | .059 | .170 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2024 | 広島 | 17 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 17 | 13 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
編集- 初記録
- 初出場・初打席:2024年3月30日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(横浜スタジアム)、6回表に大道温貴の代打で出場、平良拳太郎から中飛
- 初先発出場:2024年4月4日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、8番・中堅手で先発出場
- 初安打:2024年4月16日、対横浜DeNAベイスターズ4回戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)、8回裏に森原康平から左前安打
背番号
編集- 56(2023年 - )
脚注
編集- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月1日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】大阪観光大・久保修は広島から7位指名「すごくうれしい」 目標は「鈴木誠也選手」」『日刊スポーツ』2022年10月20日。2022年11月26日閲覧。
- ^ 「【試合結果】第100回全国高校野球選手権島根大会」『バーチャル高校野球 - スポーツブル』。2024年3月30日閲覧。
- ^ a b 「高校で野球をやめるはずが大学でドラフト候補に。名打撃コーチの指導で大阪観光大の久保修が頭角を現した (2ページ目)」『web Sportiva』2022年7月13日。2024年3月30日閲覧。
- ^ 「退部寸前からプロへ導く 大阪観光大・伊勢孝夫さん」『読売新聞オンライン』2022年11月27日。2022年11月27日閲覧。
- ^ 「久保修選手(大阪観光大学)が広島東洋カープにドラフト指名されました!」『熊取町』。2022年11月26日閲覧。
- ^ 「広島ドラ7の大阪観光大・久保修 仮契約で目標「1日でも早く1軍の舞台で試合に出る」 背番号は56」『スポーツニッポン』2022年11月15日。2022年11月26日閲覧。
- ^ a b c 「大阪観光大初のプロ野球選手、広島・久保修は新井貴浩監督も認めたポテンシャルで熾烈な外野手争いに参戦」『web Sportiva』2024年3月30日。2024年3月30日閲覧。
- ^ a b 「プロ2年目で初の一軍キャンプスタート。外野手争いに名乗りを上げるカープ久保修」『アスリートマガジンWEB』2024年2月4日。2024年3月30日閲覧。
- ^ 「【今日のプロ野球公示】小笠原慎之介、中村奨成ら|9月22日の一軍出場選手登録・抹消一覧」『ベースボールチャンネル』2023年9月22日。2024年3月30日閲覧。
- ^ 「【広島】久保修「めちゃくちゃ緊張」益田武尚「勝ちに貢献できれば」初開幕1軍の2人が心境語る」『日刊スポーツ』2024年3月27日。2024年3月30日閲覧。
- ^ a b c 「【広島】久保修が左足関節を手術 今季初めて開幕1軍入りを果たした大阪観光大出身の2年目」『日刊スポーツ』2024年8月1日。2024年9月21日閲覧。
- ^ 「陽岱鋼が目標!ドラフト候補の大阪観光大・久保修にスカウト高評価 50m5秒9、遠投120m」『日刊スポーツ』2022年6月24日。2023年3月10日閲覧。
- ^ 「【広島】ドラ7久保修コロナ禍で「野球も大学も辞めたい」「お前はアホか」恩師の言葉でプロ志す」『日刊スポーツ』2022年11月15日。2024年3月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 久保修 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手プロフィール - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 久保修 (@shu.kubo_56) - Instagram