代々幡斎場
代々幡斎場(よよはたさいじょう)は、東京都渋谷区西原二丁目にある民間経営の火葬場・斎場。都市計画法に基づく都市計画事業(都市施設)名称は、「東京都市計画火葬場第1号代々木火葬場」である。
概要
編集当地では江戸時代からいくつかの寺院が合同して火屋(火葬場)を運営していた。歴史のある斎場である。(代々木上原#歴史も参照) 東京市区改正条例(都市計画法の前身)施行後は都市計画施設として1889年5月20日都市計画決定。
現在は、東京都に6つの斎場を有する東京博善株式会社(広済堂ホールディングスグループ)が経営している。かつての火葬棟は都会で見られる大型の寺院風になっていて、霊柩車を迎える車寄せは木造で瓦葺きの屋根が特徴だった。1996年(平成8年)11月に斎場棟や休憩室も含めて全面改築され、現在は他の斎場とほぼ同じデザインになっている。
設備
編集- 火葬炉 10基 都市ガス燃料 ロストル式(最上等6基・特別室2基・特別殯館2基)
- 休憩室 5室
- 斎場(従来式場) 7室(うち2室は仕切り壁を移動させて大型式場にし、社葬などの大規模な葬儀に対応できるようにしている。)
- 斎場(新型式場) 7室(令和5年8月、家族葬などの小規模な葬儀向けに、休憩室だった7室(2階が1室。3階は6室)を式場兼会食会場に改装し、式場の順番待ちを短縮することが可能になる)[1]
- 控室 6室
- コーヒーコーナー 1ヵ所
- 売店 3ヵ所
営業内容
編集葬儀・火葬が行われた有名人
編集最寄駅
編集脚注
編集- ^ “各斎場 内装工事のお知らせ”. 東京博善 (2023年7月13日). 2024年3月11日閲覧。
- ^ “ター坊通夜に3000人 闘病中お守り30種類も…”. スポーツニッポン (2009年2月4日). 2022年10月16日閲覧。
- ^ “「全部くれた人」円楽さん通夜に涙の楽太郎”. スポーツニッポン (2009年11月5日). 2022年10月16日閲覧。
- ^ “俳優の大山克巳さん死去”. 産経新聞 (産経新聞社). (2012年10月10日). オリジナルの2015年9月29日時点におけるアーカイブ。 2019年4月14日閲覧。
- ^ “春一番さん通夜 猪木スタイルでお別れ”. デイリースポーツ (2014年7月9日). 2022年10月16日閲覧。
- ^ “水島哲氏が死去 作詞家”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2015年7月2日) 2019年4月14日閲覧。
- ^ “訃報:山内久さん90歳=脚本家”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年10月1日). オリジナルの2015年10月1日時点におけるアーカイブ。 2019年4月14日閲覧。
- ^ “野坂昭如さんサングラス姿で天国へ”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2015年12月13日) 2019年4月14日閲覧。
- ^ “荒戸源次郎氏が死去 映画プロデューサー”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2016年11月8日) 2019年4月14日閲覧。
- ^ “音楽評論家の伊藤強氏が死去 81歳、レコ大審査委員長も務める”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2016年12月16日) 2019年4月14日閲覧。
- ^ “Karashima ~ジャズに生きる~ 最後の報告でございます”. ピアニスト ⾟島⽂雄 オフィシャルサイト. NEWS & TOPICS. 2019年4月14日閲覧。
- ^ “西部邁さんの葬儀”. 葬儀屋さん (2020年6月22日). 2022年6月19日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集座標: 北緯35度40分23.1秒 東経139度40分37.2秒 / 北緯35.673083度 東経139.677000度