日本経済大学
日本経済大学[注 1](にほんけいざいだいがく、英語: Japan University of Economics)は、福岡県太宰府市五条3-11-25に本部を置く日本の私立大学。1968年創立、1968年大学設置。大学の略称は日経大(にっけいだい)。
日本経済大学[注 1] | |
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本館(KOROKAN) | |
大学設置/創立 | 1968年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人都築育英学園 |
本部所在地 |
福岡県太宰府市五条3-11-25 北緯33度30分22.2秒 東経130度31分35.7秒 / 北緯33.506167度 東経130.526583度座標: 北緯33度30分22.2秒 東経130度31分35.7秒 / 北緯33.506167度 東経130.526583度 |
キャンパス |
福岡(太宰府市) 神戸・三宮(神戸市中央区) 東京・渋谷(東京都渋谷区) |
学部 |
経営学部 経済学部 |
研究科 | 経営学研究科 |
ウェブサイト | https://www.jue.ac.jp/ |
概要
編集1966年設立の学校法人高宮育英学園(1969年に法人名を学校法人都築育英学園に変更)が、1968年に経済学部経済学科単科の第一経済大学として開学。2007年(平成19年)に福岡経済大学へ改称した後、2010年(平成22年)に渋谷キャンパスと三宮キャンパスの開設に伴い現校名に改称した。2018年に開学50周年を迎えた。
福岡キャンパス
編集大学の本部所在地でもある。経済学部経済学科、商学科、経営法学科と経営学部経営学科を開設。1968年に第一経済大学として開学したときは、このキャンパスのみ、かつ経済学部経済学科のみの大学だった。その後、学科を増設し、さらに兵庫県神戸市や東京都渋谷区にキャンパスを開設するに際して、福岡キャンパスと名乗ることとなった。福岡県太宰府市、筑紫野市内において、本学のほか福岡こども短期大学、リンデンホールスクール小学部、リンデンホールスクール中高学部などとキャンパスを併設した総合的な学園を形成している[2]。
キャンパス内には10万本のバラを楽しめる約27,000坪を超える本格的な英国庭園がある。毎年5月には多くの観光客が訪れている。
2018年11月28日、開学50周年記念シアター「日本経済大学×博多座『未来に輝くチカラ』〜THIS IS ME〜」を福岡・博多座にて開演。G2が総合演出を務め、日経大学生達がキャストで舞台に立った[3]。
神戸・三宮キャンパス
編集経済学部商学科を開設。2021年時における総学生数532名(外国人留学生数501名)。
東京・渋谷キャンパス
編集2010年に経営学部経営学科、大学院経営学研究科を開設。初年度940人の新入生のうち約9割を中華人民共和国からの留学生が占めていた。他には、ベトナム、ネパール、バングラデシュなど計17カ国からの留学生を受け入れ、留学生率は99%で、日本人学生は12人であった[4]。
2016年度には全学生数の8割に相当する1300名ほどの留学生が在籍しているが、中国人留学生を抜き、最も多いのはベトナムからの留学生である。これは日本の大学に在籍する留学生の国別比率における近年の変化とも呼応している[5]。なお、2022年の事業報告書によると直近の入学者は日本人の学生の方が多い[6]。
系列校である日本薬科大学附属病院「東京マリアクリニック」設立予定地であった建物を利用している。
2018年10月5日、開学50周年記念フォーラムとして東京・渋谷のウ・タント国際会議場にて、シンポジウム「生き残る組織 新しい日本に必要なリーダーと経営」を開催[7]。
2024年4月1日 Google出身者を学科長に迎え新学科デジタルビジネス・マネジメント学科開設。また、デジタルビジネス・マネジメント学科が利用する新校舎STATIO日本経済大学もShibuya Sakura Stageにオープン[8]。
沿革
編集- 1966年 学校法人高宮育英学園設立
- 1968年 第一経済大学(だいいちけいざいだいがく)として開学。経済学部経済学科(入学定員100名)を設置
- 1969年 学校法人高宮育英学園を学校法人都築育英学園に法人名称を変更
- 1975年 経済学部に経営学科(入学定員100名)を増設
- 1976年
- 経済学部に貿易学科(入学定員100名)を増設
- 経済学部経済学科の入学定員を増員(100名を200名に変更)
- 経済学部経営学科の入学定員を増員(100名を200名に変更)
- 1991年 当時の入学定員(500名)の約12倍にあたる5,954人を入学させた[9][10]
- 1997年 第一経済大学アジアパシフィック経済研究所を開設。第一経済大学マルチメディアセンターを開設
- 2005年 経済学部の貿易学科を商学科に名称変更
- 2007年
- 福岡経済大学(ふくおかけいざいだいがく)に改称
- 経営法学科を増設
- 経済学部の入学定員を増員(500名から800名に変更)
- 2009年 経済学部の入学定員を増員(800名から1200名に変更)
- 2010年
- 日本経済大学(にほんけいざいだいがく)に改称
- 東京都渋谷区に東京・渋谷キャンパスを開設
- 兵庫県神戸市に神戸・三宮キャンパスを開設
- 2011年 入学定員を1200名から1600名に変更
- 2012年
- 経済学部に健康スポーツ経営学科を増設
- 大学院経営学研究科経営学専攻修士課程を開設
- 2014年
- 経済学部経営学科を経営学部経営学科に改組
- 大学院経営学研究科経営学専攻に博士後期課程を開設(修士課程を博士前期課程と改称)
- 2018年 経営学部にグローバルビジネス学科を増設(福岡キャンパス)
- 2019年 経営学部に芸創プロデュース学科を増設。経営学部のグローバルビジネス学科を東京・渋谷キャンパスにも増設
- 2020年 経済学部の経営法学科を学生募集停止
- 2024年
- 東京・渋谷キャンパスに新校舎STATIO日本経済大学オープン
- 東京・渋谷キャンパスにデジタルビジネス・マネジメント学科開設
大学データ
編集所在地
編集- 福岡キャンパス(福岡県太宰府市五条3-11-25) 北緯33度30分22.2秒 東経130度31分35.7秒
- 神戸・三宮キャンパス(兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-4-7) 北緯34度41分47.6秒 東経135度11分43秒
- 東京・渋谷キャンパス(東京都渋谷区桜丘町24-5) 北緯35度39分22.8秒 東経139度42分1.7秒
運営母体
編集学長
編集学部・学科
編集大学院
編集- 経営学研究科
- 経営学専攻(博士前期課程・博士後期課程)
施設
編集福岡キャンパス
編集- 本館(KOROKAN)
- 国際交流センター
- 図書館棟(学生課、図書館・情報センター)
- 記念厚生会館(レストラン、カフェテリア、中講義室、大講演講義室など)
- 保存資料館(自習室、会議室など)
- マルチメディアセンター
- イングリッシュガーデン(日英学術文化交流締結記念庭園)
- 都築貞枝記念体育館
- 学生寮「オクスフォードハウス」(筑紫野市二日市北)、「ケンブリッジハウス」(同市俗明院)
- 大宰府総合グラウンド
- アジアパシフィック経済研究所
神戸・三宮キャンパス
編集東京・渋谷キャンパス
編集- 国際交流センター館
- 図書館(ASIAN LIBRARY)・情報センター
- キャリアサポートセンター館
- Hatchery(インキュベーションセンター)
- 246ホール
- STATIO日本経済大学
交通
編集福岡キャンパス
編集- 西鉄二日市駅(東口)より徒歩約13分。
- JR二日市駅より徒歩約25分。またはスクールバス。
- 西鉄バス西鉄二日市駅東口停留所から行先番号無しの太宰府高校入口行き・西鉄五条駅行きに乗車、「日本経済大学前」停留所から徒歩2分。
- 西鉄バス博多バスターミナル停留所2階24番のりばから行先番号400番の甘木営業所・針摺北口行きに乗車、「君畑」停留所から徒歩2分。
神戸・三宮キャンパス
編集東京・渋谷キャンパス
編集- 渋谷駅徒歩3分。
主な系列校
編集提携校
編集- アメリカ
-
- サクレッド・ハート大学
- ハワイ大学
- フランス
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- モダール・インターナショナル学院
- フランス経済戦争大学
- イギリス
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- オックスフォード大学 セントアンズカレッジ
- ポーランド
-
- コズミンスキー大学
- ポルトガル
-
- セトゥーバル・ビジネススクール
- インド
- 大韓民国
- ブラジル
-
- パラナ・カトリカ大学
- エルサルバドル
-
- ホセ・シメオン・カーニャス中米大学
- 同大学図書館内にTsuzuki Libraryを寄贈(2020年)[11]
- ホセ・マティアス・デルガド大学[12]
- エルサルバドル・テクノロジー大学
- ホセ・シメオン・カーニャス中米大学
- ペルー
- タイ
-
- ラジャマンガラ工科大学 クルンテップ
- ベトナム
-
- ホンバン国際大学
- ドンア大学
- ミャンマー
-
- ヤンゴン工科大学
- バングラデシュ
-
- ダフォディル国際大大学[14]
- 台湾
- 中国
-
- 大連大学
- 中国人民大学商学院
- 大連科学技術学院
- 無錫立信日語進修学院
著名な出身者
編集脚注
編集外部リンク
編集- ^ 全國新制大學入學指針 : (附)旧制大学・専門学校 昭和24年度より。
- ^ 過去には、隣接地に、グループ法人が運営する第一福祉大学もあったが、2014年に廃校となった。
- ^ “開学50周年記念 日本経済大学×博多座学生と気鋭のプロメンバーによるシアター「『未来に輝くチカラ』〜THIS IS ME〜」を上演”. 西日本新聞ニュース. 2020年5月4日閲覧。
- ^ 日本ビジネスプレス 新入生9割が中国人、渋谷に誕生した超異色大学 「全入」時代にあえて東京進出を果たした日本経済大学
- ^ 日本私立大学協会 私立大学における特色ある国際交流事業の取組事例とその課題留学生受け入れにおける私立大学の使命と挑戦 ―日本経済大学の取り組み(2019年3月17日閲覧)
- ^ 日本経済大学 令和4年度事業報告書 II事業の概要 > 2 日本経済大学 >(3)学生募集
- ^ “日本経済大学「開学50周年」記念フォーラム 新しい経営・リーダーについて白熱議論”. J-CAST トレンド (2018年10月10日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “【日本経済大学】渋谷キャンパスにデジタルビジネス・マネジメント学科を新設”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2023年11月1日). 2024年4月26日閲覧。
- ^ 週刊ダイヤモンド 2010年9月18日号 pp.39
- ^ ちなみに1990年5月1日では男6448、女66(『全国学校総覧』1991年度版 pp.36より)に対し、1991年度5月1日では男10,996、女135(『全国学校総覧』1992年度版 pp.36より)と大幅に上昇していることがわかる
- ^ “日本経済大学、エルサルバドル ホセ・シメオン・カーニャス中米大学 図書館内に日本語関連図書「都築ライブラリー」を寄贈:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “日本経済大、IT分野などに強いエルサルバドル屈指の2大学と学術協定”. ict-enews.net. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “日本経済大学、ペルー共和国 国立サン・マルコス大学と学術協定覚書を締結”. 西日本新聞ニュース. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “バングラデシュ・ダフォディル国際大学インド・カリンガ産業技術研究所2大学とMOU協定を締結〜時代が求めるニーズにあった学習環境の整備を積極的に推進〜 (2018年8月1日)”. エキサイトニュース. 2020年5月4日閲覧。