舟入本町停留場
広島市中区にある広島電鉄の路面電車停留場
舟入本町停留場(ふないりほんまちていりゅうじょう、舟入本町電停)とは、広島市中区舟入本町にある広島電鉄江波線の路面電車停留場である。駅番号はE2。
舟入本町停留場 | |
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横川駅・広島駅方面ホーム(2010年5月) | |
ふないりほんまち Funairi-hon-machi | |
◄E1 舟入町 (0.5 km) (0.3 km) 舟入幸町 E3► | |
所在地 | 広島市中区舟入本町 |
駅番号 | ●E2 |
所属事業者 | 広島電鉄 |
所属路線 | ■江波線 |
キロ程 | 1.0 km(土橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,880[1]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1943年(昭和18年)12月26日 |
歴史
編集舟入本町停留場は1943年(昭和18年)、江波線の開通と同時に開設された[2][3]。当初は江波線の終点であったが、半年後には舟入南町(現在の舟入南)まで路線が延び[2]、以降は線内の一停留場である。路線は1945年(昭和20年)8月6日の原爆投下により不通となったが、2年後の1947年(昭和22年)に全線で復旧を果たしている[2]。
年表
編集停留場構造
編集江波線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームを有する。ホームは低床式で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むように配置されている[5][6]。ただし互いのホームは交差点を挟んで南北方向にずれて位置しており、交差点の北に土橋方面へ向かう上りホームが、南に江波方面へ向かう下りホームが置かれている[5][6]。
ホームは2008年(平成20年)に改良され、連接車両に対応した長さを持つ[5]。
運行系統
編集→「広島電鉄 § 運行系統」も参照
当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、6号線、8号線、9号線が乗り入れている。
上りホーム (土橋方面) |
(紙屋町経由)広島駅ゆき | |
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横川駅ゆき | ||
白島ゆき | ||
下りホーム | 江波ゆき |
停留場周辺
編集付近はおおむね住宅街である。停留場のある交差点から東西に商店街が伸びる。その端にはそれぞれ東に旧太田川(本川)、西に天満川が流れている。北側すぐには国道2号が東西に走っている。
- 舟入本町商店街
- 広島市立神崎小学校
- 広島市立舟入市民病院
- 広島医師会館
- 広島県立広島観音高等学校
- 住吉神社
バス路線
編集舟入本町電停の周辺には「舟入本町」バス停があり、広電バス[7]が停車する。
- 舟入本町バス停(国道2号西行き 旭橋入口方面 / 江波方面)
- 舟入本町バス停(舟入通り北行き 市役所前方面)
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- 6号線(広電バス) 紙屋町・八丁堀方面
隣の停留場
編集脚注
編集- ^ “広島県 駅乗降客数”. 2021年3月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g 長船友則『広電が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年、150-157頁。ISBN 4-533-05986-4。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、38頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
- ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』広島電鉄、2012年、430頁。
- ^ a b c 川島令三『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』 第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、15,84頁。ISBN 978-4-06-295157-9。
- ^ a b 川島令三『全国鉄道事情大研究』 中国篇 2、草思社、2009年、103,108頁。ISBN 978-4-7942-1711-0。
- ^ バス情報 路線バス 広電バス
参考文献
編集- 長船友則『広電が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 4-533-05986-4。
関連項目
編集外部リンク
編集- 舟入本町 | 電車情報:電停ガイド - 広島電鉄