観音 (広島市)

広島市西区の地名
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観音かんおん)は、広島市西区に位置する地区である。

1880年の広島市地図。
1880年の広島市地図。
1930年頃の広島市地図。現在も観音新町にある"黄魂彦神社"が見える。
1930年頃の広島市地図。現在も観音新町にある"黄魂彦神社"が見える。
1945年アメリカ軍作成の広島市地図。ほぼ現在の状況まで埋立が進んでいるとわかる。現在もある三菱や広島県総合グランドがこの頃には整備されている。
1945年アメリカ軍作成の広島市地図。ほぼ現在の状況まで埋立が進んでいるとわかる。現在もある三菱や広島県総合グランドがこの頃には整備されている。
画像外部リンク
アメリカ国立公文書記録管理局が所有する米軍撮影写真。
Hiroshima aerial A33851945年9月撮影。手前が天満川および観音橋、奥が福島川および西大橋。写真中央上が第二中学校(現在の観音高校)。

地理

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広島県を流れる太田川河口部位置していて、太田川放水路天満川に挟まれた中洲である。

隣接している地区

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北側…西区天満町、西区福島町

南側…広島湾

西側…太田川放水路を挟んで西区庚午

東側…天満川を挟んで中区江波(えば)地区、中区舟入地区、中区小網町

歴史

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古名は「新蔵新開」と称し、慶長の初年に開発され、同17年に観音堂を創建したことにより「観音村」と改称した[1]。『芸藩通志』には52戸、395人とある[1]

1882年明治15年)1月、観音沖新開605911歩及び同介在沽券地2畝25歩を合併し、1916年大正5年)7月1日より村を改め町となった[1]

地名

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地名の由来

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「観音(かんん)」という地名は東観音町にある寺院、「観音院(かんんいん)」からきている[2]

住居表示

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  • 観音町(かんおんまち)
  • 西観音町(にしかんおんまち)
  • 東観音町(ひがしかんおんまち)
  • 観音本町1・2丁目(かんおんほんまち)
  • 南観音町(みなみかんおんまち)
  • 南観音1〜8丁目(みなみかんおん)
  • 観音新町1〜4丁目(かんおんしんまち)

施設

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公共施設

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  • 広島西税務署(観音新町)
  • 広島陸運局(観音新町)

宗教施設

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工場

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かつて存在した工場

産業

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祭り・行事

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  • ひろしまバスまつり - 10月に広島陸運局にて行われていた。

平成19年は広島市中小企業会館(広島市西区商工センター)にて開催

教育機関

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公園

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広島県総合グランドメインスタジアム

交通

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鉄道

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西観音町電停

広島電鉄本線に2号線(広電宮島口駅 - 広電西広島駅 - 観音町 - 紙屋町 - 広島駅)と3号線(広電西広島駅 - 観音町 - 紙屋町西 - 広電本社前)が乗り入れている。

バス路線

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観音地区を南北に縦断する広電バス[5]の3号線(8号線)と、観音地区を東西に横断する広島バス[6]の25号線・50号線、広電バスの54,55号線が運行されている。

昼間時間帯における1時間あたりの運行本数は、3号線が6本、25号線が4本、50号線が2本、54,55号線が2-5本前後。

道路

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マリーナホップ
  • 飲食店
    • ラーメン
      • すずめ ほか

出身有名人

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脚注

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  1. ^ a b c 『広島市史 第4巻』205頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月9日閲覧。
  2. ^ 「え、かんのんじゃない?」 地名の正式な読み方にびっくり【ぐるっとわがまち広島市観音エリア㊤】 | 中国新聞デジタル”. 「え、かんのんじゃない?」 地名の正式な読み方にびっくり【ぐるっとわがまち広島市観音エリア㊤】 | 中国新聞デジタル. 2023年2月2日閲覧。
  3. ^ 『広島市史 社寺誌』205 - 206頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月8日閲覧。
  4. ^ a b c 『全国工場通覧』五、化学工業 植物油脂 近畿各地642頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年10月22日閲覧。
  5. ^ バス情報 路線バス 広電バス
  6. ^ 路線名から調べる 広島バス
  7. ^ ハローズ観音新町店 2023年オープンへ向け着工”. 広島ニュース 食べタインジャー (2023年1月31日). 2023年2月2日閲覧。
  8. ^ 『広島県紳士名鑑』広島市之部145頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月8日閲覧。

参考文献

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  • 『広島県紳士名鑑』国民教育普及社、1917年。
  • 広島市編『広島市史 社寺誌』広島市、1922 - 1925年。
  • 広島市編『広島市史 第4巻』広島市、1922年 - 1925年。
  • 商工省大臣官房統計課編『全国工場通覧』日刊工業新聞社、1931年。

関連項目

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外部リンク

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