コンテンツにスキップ

大隅大川原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年7月18日 (木) 14:04; ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録) による版 (内容整理(templateにあるマップと座標のソースを見直し、添付画像に撮影年月を記述など))(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
大隅大川原駅
駅舎(2011年1月)
おおすみおおかわら
Ōsumi-Ōkawara
北俣 (5.1 km)
(5.3 km) 北永野田
地図
所在地 鹿児島県曽於市財部町下財部6723
北緯31度46分21.86秒 東経130度55分28.16秒 / 北緯31.7727389度 東経130.9244889度 / 31.7727389; 130.9244889座標: 北緯31度46分21.86秒 東経130度55分28.16秒 / 北緯31.7727389度 東経130.9244889度 / 31.7727389; 130.9244889
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 408.1 km(小倉起点)
電報略号 オカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6人/日(降車客含まず)
-2015年-
乗降人員
-統計年度-
14人/日
-2015年-
開業年月日 1931年昭和6年)11月1日[1]
備考 無人駅[2]
テンプレートを表示

大隅大川原駅(おおすみおおかわらえき)は、鹿児島県曽於市財部町下財部にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である。

歴史

[編集]
1980年から2010年まで使用された駅舎(2007年9月)

駅構造

[編集]

勾配の途中にある、島式ホーム1面2線を有する地上駅無人駅となっている[2]

1980年(昭和55年)に建設された駅舎とトイレが使用されてきたが、老朽化に伴い地元の市の負担で建て替えが行われ、2010年(平成22年)3月27日に落成式が行われた[3]。新駅舎は約24平方メートルあり、地元産のを使用している。愛称は「悠久の駅舎」としている。落成式に際しては、地元住民約90人が都城駅からの記念乗車を行った。また住民約400人が集まって式典を行い、財部北小学校の児童による薩摩地方の楽器「ゴッタン」の演奏、末吉鬼神太鼓の公演などが行われた[3]

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 日豊本線 下り 隼人鹿児島鹿児島中央方面[6]
2 上り 都城南宮崎宮崎方面[6]

利用状況

[編集]
  • 2015年度の1日平均乗車人員は6人である。
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2007 16 35
2008 17 36
2009 13 29
2010 11 25
2011 11 23
2012 9 20
2013 7 16
2014 8 19
2015 6 14

駅周辺

[編集]

険しい山々が連なる。日豊本線の最高地点が当駅と次の北永野田駅との間にある。駅がある地区は財部北地区と呼ばれ、2010年(平成22年)時点で人口は約950人、高齢化率60%超となっている[3]

  • 大川原郵便局

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
北俣駅 - 大隅大川原駅 - 北永野田駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、761頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c “「通報」●日豊本線青井岳駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1979年9月27日) 
  3. ^ a b c d e “新駅舎よろしくね ゴッタン、太鼓にぎやかに” 南日本新聞 (南日本新聞社): (2010年4月4日 朝刊)
  4. ^ a b “西都城 - 大隅大川原 国分 - 鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日) 
  5. ^ “9日日豊線が64日ぶり全通”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年10月6日) 
  6. ^ a b 大隅大川原駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]