自衛隊三重地方協力本部
自衛隊三重地方協力本部（じえいたいみえちほうきょうりょくほんぶ、Mie Provincial Cooperation Office）は、三重県津市桜橋1丁目91番地[1]に所在する、自衛隊地方協力本部のひとつ。陸・海・空自衛隊共同の機関だが、通常は陸上自衛隊の中部方面総監の指揮監督下にある。管轄する地域における防衛省・自衛隊の総合窓口として三重県管内で活動する。
沿革
- 1956年（昭和31年）8月1日 - 自衛隊三重地方連絡部が編成される[2]
- 2006年（平成18年）7月31日 - 自衛隊三重地方協力本部に改編される
出先機関
- 津募集案内所 担当地区：津市、松阪市、多気町
- 四日市地域事務所 担当地区：四日市市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、いなべ市、東員町、木曽岬町、朝日町、川越町、菰野町
- 伊勢地域事務所 担当地区：伊勢市、鳥羽市、志摩市、明和町、大台町、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町
- 伊賀地域事務所 担当地区：名張市、伊賀市
- 熊野地域事務所 担当地区：尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町
主要幹部
| 官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
|---|---|---|---|---|
| 自衛隊三重地方協力本部長 | 1等陸佐 | 濵岡清隆 | 2019年3月23日 | 第1ヘリコプター団副団長 |
| 代 | 階級 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2等陸佐 | 南 進 | 1956年8月1日 - 1960年7月31日 | ||
| 2 | 1等陸佐 | 御厨輝夫 | 1960年8月1日 - 1964年3月15日 | 北部方面総監部総務課長 | 第10師団司令部付 →1964年6月18日 退職 |
| 3 | 1等陸佐 | 壱岐有寛 | 1964年3月16日 - 1966年7月15日 | 中部方面総監部補給課長 | 武山駐とん地業務隊長 |
| 4 | 2等陸佐 | 小谷保 | 1966年7月16日 - 1968年7月15日 | 陸上自衛隊航空学校総務部長 →1968年2月16日 1等陸佐昇任 |
中部方面総監部募集課長 |
| 5 | 事務官 | 藤倉安敬 | 1968年7月16日 - 1971年11月15日 | 自衛隊兵庫地方連絡部副部長 | 自衛隊中央病院職能補導所長 |
| 6 | 1等陸佐 | 山口志郎 | 1971年11月16日 - 1974年3月15日 | 第9師団司令部第2部長 | 第1戦車群本部付 →1974年8月1日 第1戦車群長 |
| 7 | 1等陸佐 | 今田敏之 | 1974年3月16日 - 1976年6月30日 | 陸上幕僚監部第1部人事班長 | 陸上幕僚監部総務課長 |
| 8 | 1等陸佐 | 田村博 | 1976年7月1日 - 1978年3月31日 | 第5普通科連隊長 | 第1混成団副団長 |
| 9 | 1等陸佐 | 吉長忠郎 | 1978年4月1日 - 1980年3月16日 | 東部方面総監部人事部勤務 | 陸上幕僚監部人事部募集課総括班長 |
| 10 | 事務官 | 上山良平 | 1980年3月17日 - 1982年3月15日 | 陸上幕僚監部人事部補任課職員班長 | 技術研究本部第3研究所総務課長 |
| 11 | 1等陸佐 | 河村和彦 | 1982年3月16日 - 1984年3月15日 | 陸上自衛隊武器学校教育部長 | 陸上自衛隊幹部学校主任教官 |
| 12 | 1等陸佐 | 渡邊政直 | 1984年3月16日 - 1986年3月16日 | 第2陸曹教育隊長 | 神町駐屯地業務隊長 |
| 13 | 1等陸佐 | 重松純一 | 1986年3月17日 - 1988年3月15日 | 陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長 | 陸上自衛隊業務学校人事教育部長 |
| 14 | 1等陸佐 | 向井啓 | 1988年3月16日 - 1990年3月31日 | 第3特科群長 兼 湯布院駐屯地司令 |
青森駐屯地業務隊長 |
| 15 | 1等陸佐 | 羽藤忠和 | 1990年4月1日 - 1992年3月31日 | 第20普通科連隊長 | 統合幕僚会議事務局第2幕僚室 情報班長 |
| 16 | 1等陸佐 | 清水蔦男 | 1992年4月1日 - 1994年3月22日 | 第10特科連隊長 兼 豊川駐屯地司令 |
陸上自衛隊富士学校企画室長 |
| 17 | 1等陸佐 | 中川力雄 | 1994年3月23日 - 1996年7月31日 | 第46普通科連隊長 | 防衛研究所主任研究官 |
| 18 | 1等陸佐 | 山本允典 | 1996年8月1日 - 1998年7月31日 | 陸上自衛隊幹部学校主任教官 | 防衛大学校教授 |
| 19 | 1等陸佐 | 武藤義朗 | 1998年8月1日 - 2001年1月10日 | 第1特科群長 | 第1師団司令部幕僚長 |
| 20 | 1等陸佐 | 大地教文 | 2001年1月11日 - 2002年12月1日 | 第3特科連隊長 兼 姫路駐屯地司令 |
第3特科群長 兼 湯布院駐屯地司令 |
| 21 | 1等陸佐 | 佐藤晃章 | 2002年12月2日 - 2004年7月31日 | 第1地対艦ミサイル連隊長 | 第1混成団副団長 |
| 22 | 1等陸佐 | 鈴木紳一 | 2004年8月1日 - 2006年3月26日 | 第41普通科連隊長 兼 別府駐屯地司令 |
第3教育団副団長 |
| 未 | 1等陸佐 | 桐井賢一 | 2006年3月27日 - 2006年7月30日 | 練馬駐屯地業務隊長 | 自衛隊三重地方協力本部長 |
| 代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 桐井賢一 | 2006年7月31日 - 2008年3月31日 | 防大21期 | 自衛隊三重地方連絡部長 | 防衛大学校教授 |
| 2 | 藤田穣 | 2008年4月1日 - 2010年7月31日 | 防大25期 | 第10特科連隊長 | 第3教育団副団長 |
| 3 | 佐藤正典 | 2010年8月1日 - 2012年7月31日 | 防大29期 | 第36普通科連隊長 | 西部方面指揮所訓練支援隊長 |
| 4 | 木戸口和彦 | 2012年8月1日 - 2015年8月3日 | 防大33期 | 陸上幕僚監部運用支援・情報部付 （総務省出向） |
東北方面航空隊長 兼 霞目駐屯地司令 |
| 5 | 内田昌輝 | 2015年8月4日 - 2017年3月22日 | 関西大学・ 昭和61年卒 |
第1高射特科団副団長 | 退職[3] |
| 6 | 鹿子島洋 | 2017年3月23日 - 2019年3月22日 | 防大36期 | 第36普通科連隊長 | 陸上幕僚監部人事教育部 募集・援護課募集・援護調整官 |
| 7 | 濵岡清隆 | 2019年3月23日 - | 防大34期 | 第1ヘリコプター団副団長 |
脚注
- ^ 自衛隊年鑑2009 ISBN 978-4-938467-20-3
- ^ “自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和31年 6月14日政令第180号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年6月19日閲覧。
- ^ 自衛隊法第６５条の１１第５項の規定に基づく自衛隊員の再就職状況の報告（平成２９年４月１日～同年６月３０日分） (PDF)