自衛隊茨城地方協力本部
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自衛隊茨城地方協力本部(じえいたいいばらきちほうきょうりょくほんぶ、Ibaraki Provincial Cooperation Office)は、茨城県水戸市北見町1-11 水戸地方合同庁舎[1]に所在する、自衛隊地方協力本部のひとつ。陸・海・空自衛隊共同の機関だが、通常は陸上自衛隊の東部方面総監の指揮監督下にある。管轄する地域における防衛省・自衛隊の総合窓口として茨城県管内で活動する。
沿革
[編集]- 1956年(昭和31年)8月1日 - 自衛隊茨城地方連絡部が編成される[2]
- 2006年(平成18年)7月31日 - 自衛隊茨城地方協力本部に改編される
- 2023年(令和 5年)3月20日 - 本部が新庁舎に移転し、セレモニーを実施[3]
出先機関
[編集]- 水戸募集案内所 担当地区:水戸市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、城里町、茨城町、大洗町、東海村
- 土浦地域事務所 担当地区:土浦市、石岡市、つくば市、かすみがうら市
- 龍ヶ崎地域事務所 担当地区:龍ケ崎市、稲敷市、取手市、牛久市、守谷市、つくばみらい市、阿見町、河内町、利根町、美浦村
- 筑西地域事務所 担当地区:筑西市、桜川市、結城市、古河市、下妻市、常総市、坂東市、五霞町
- 日立出張所 担当地区:日立市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、常陸太田市、大子町
- 百里分駐所 担当地区:小美玉市、鉾田市、神栖市、鹿嶋市、潮来市、行方市
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
---|---|---|---|---|
自衛隊茨城地方協力本部長 | 1等空佐 | 栗秋健士 | 2024年 | 3月18日航空幕僚監部人事教育部人事教育計画課勤務 |
代 | 階級 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1等陸佐 | 橋本四郎 | 1956年 | 8月 1日 - 1959年 7月31日日本体育会 体操学校 |
陸上自衛隊施設学校総務課長 →1958年8月1日 1等陸佐昇任 |
東部方面隊準備本部募集課長 |
2 | 1等空佐 | 阿部善次 | 1959年 | 8月 1日 - 1961年 7月16日海兵64期 | 航空幕僚監部監理部総務課広報班長 | 航空自衛隊幹部候補生学校 第2教育部長 |
3 | 1等空佐 | 村上寿一 | 1961年 | 7月17日 - 1963年 3月15日早稲田大学 | 第2航空団基地業務群司令 | 西部航空方面隊司令部監理部長 |
4 | 1等空佐 | 江里口栄一 | 1963年 | 3月16日 - 1966年 7月15日東京帝国大学 | 航空幕僚監部監理部総務課広報班長 | 航空総隊司令部監理部長 |
5 | 1等空佐 | 川野剛一 | 1966年 | 7月16日 - 1967年 7月16日陸士47期 | 航空自衛隊第4術科学校副校長 | 航空自衛隊補給統制処付 →1967年12月31日 退職(空将補昇任) |
6 | 1等空佐 | 串岡周甫 | 1967年 | 7月17日 - 1968年 7月15日陸士49期 | 西部航空警戒管制団司令 兼 春日基地司令 |
航空自衛隊補給統制処付 →1968年11月1日 停年退官 (空将補昇任) |
7 | 1等空佐 | 植草義四郎 | 1968年 | 7月16日 - 1971年 2月15日陸士55期 | 航空自衛隊幹部学校付 | 保安管制気象団保安管制群司令 |
8 | 1等空佐 | 日野駐八郎 | 1971年 | 2月16日 - 1973年 2月15日陸士57期 | 航空学生教育隊長 | 第3航空団副司令 |
9 | 1等空佐 | 大町五郎 | 1973年 | 2月16日 - 1975年 3月16日横浜専門 | 偵察航空隊副司令 | 航空幕僚監部監理部総務課広報班長 |
10 | 1等空佐 | 矢島精三 | 1975年 | 3月17日 - 1977年 3月15日明治大学 | 第8航空団基地業務群司令 | 第1航空教育隊副司令 |
11 | 1等空佐 | 高橋義永 | 1977年 | 3月16日 - 1979年 3月15日東北学院大学 | 北部航空警戒管制団基地業務群司令 | 航空中央業務隊長 兼 檜町基地司令 |
12 | 1等陸佐 | 柳田金之助 | 1979年 | 3月16日 - 1982年 3月15日早稲田大学 | 第5施設群長 | 陸上自衛隊施設学校勤務 |
13 | 1等陸佐 | 安藏幸造 | 1982年 | 3月16日 - 1984年 3月15日明治大学 | 第1混成団副団長 | 東部方面総監部監察官 |
14 | 1等空佐 | 金山徹 | 1984年 | 3月16日 - 1986年 3月16日弘前大学 | 航空幕僚監部人事教育部人事課 募集班長 |
第3航空団副司令 |
15 | 1等空佐 | 大木優 | 1986年 | 3月17日 - 1988年 3月15日防大6期 | 航空幕僚監部人事教育部人事課 制度班長 |
南西航空混成団司令部人事部長 |
16 | 1等空佐 | 重政寶爾 | 1988年 | 3月16日 - 1990年 4月15日防大9期 | 航空幕僚監部監理部法務課補償班長 | 第6航空団副司令 |
17 | 1等陸佐 | 藤野憲 | 1990年 | 4月16日 - 1992年 3月15日防大8期 | 第29普通科連隊長 兼 倶知安駐屯地司令 |
陸上幕僚監部総括副監察官 |
18 | 1等陸佐 | 小原武史 | 1992年 | 3月16日 - 1994年 3月31日防大9期 | 第6普通科連隊長 兼 美幌駐屯地司令 |
帯広駐屯地業務隊長 |
19 | 1等陸佐 | 寺本功 | 1994年 | 4月 1日 - 1996年 7月31日防大10期 | 普通科教導連隊長 兼 滝ヶ原駐屯地司令 |
陸上自衛隊富士学校普通科部副部長 |
20 | 1等陸佐 | 渡邊榮樹 | 1996年 | 8月 1日 - 1999年 3月22日防大13期 | 防衛研究所主任研究官 | 第4施設団副団長 |
21 | 1等陸佐 | 若山義明 | 1999年 | 3月23日 - 2001年 3月31日防大16期 | 第5施設群長 | 中部方面総監部監察官 |
22 | 事務官 | 向良一 | 2001年 | 4月 1日 - 2003年 3月31日中央大学 | 運用局運用課国際協力室長 | 自衛隊中央病院総務部長 |
23 | 1等陸佐 | 太田康和 | 2003年 | 4月 1日 - 2005年 7月31日防大17期 | 第31普通科連隊長 | 退職(陸将補昇任) |
24 | 1等陸佐 | 安藤正一 | 2005年 | 8月 1日 - 2007年 7月 2日防大24期 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 | 陸上自衛隊幹部学校主任教官 |
25 | 事務官 | 杉本正明 | 2007年 | 7月 3日 - 2009年 7月31日中央大学 昭和53年卒 |
防衛施設庁施設取得課 移設整備室長 |
近畿中部防衛局総務部長 |
26 | 1等陸佐 | 大池孝志 | 2009年 | 8月 1日 - 2011年 7月31日防大28期 | 第1特科隊長 | 陸上自衛隊富士学校特科部副部長 |
27 | 1等空佐 | 太田徹 | 2011年 | 8月 1日 - 2013年 7月31日防大31期 | 航空総隊司令部防衛部防衛課長 | 第8航空団副司令 |
28 | 1等陸佐 | 許斐輝幸 | 2013年 | 8月 1日 - 2015年11月30日防大28期 | 第2高射特科群長 | 朝霞駐屯地業務隊長 |
29 | 1等空佐 | 北川英二 | 2015年12月 | 1日 - 2017年 7月31日防大36期 | 航空幕僚監部防衛部防衛課 防衛調整官 |
航空幕僚監部総務部総務課 基地対策室長 |
30 | 1等陸佐 | 山下慎一 | 2017年 | 8月 1日 - 2019年 7月31日防大33期 | 陸上自衛隊富士学校特科部 訓練評価室長 |
東部方面混成団副団長 |
31 | 1等陸佐 | 野口紀幸 | 2019年 | 8月 1日 - 2022年 3月13日防大39期 | 第9特科連隊長 兼 岩手駐屯地司令 |
陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長 |
32 | 1等陸佐 | 貞方太 | 2022年 | 3月14日 - 2024年 3月17日防大40期 | 第3高射特科群長 | 東部方面総監部勤務 |
33 | 1等空佐 | 栗秋健士 | 2024年 | 3月18日 -東京理科大学 | 航空幕僚監部人事教育部 人事教育計画課勤務 |
脚注
[編集]- ^ 茨城地方協力本部について
- ^ “自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和31年 6月14日政令第180号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年6月19日閲覧。
- ^ 自衛隊茨城地方協力本部@公式 [@ibaraki_pco] (2023年3月22日). "3月20日(月)は新庁舎の移転セレモニーと感謝状贈呈式が実施されたニャン。". X(旧Twitter)より2023年5月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 自衛隊茨城地方協力本部
- 自衛隊茨城地方協力本部 (@ibaraki_pco) - X(旧Twitter)