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樋口久子 レディスゴルフトーナメント

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樋口久子
三菱電機レディスゴルフトーナメント
Hisako HIGUCHI
Mitsubishi Electric Ladies
Golf Tournament
トーナメント情報
創設 1983年
(紀文レディースクラシックとして)
開催地 埼玉県(2015年 - )
開催コース 武蔵丘ゴルフコース
基準打数 Par72(2019年)[1]
ヤーデージ 6,585ヤード (6,021 m)(2019年)[1]
主催 ADKマーケティング・ソリューションズ
ツアー 日本女子プロゴルフ協会
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億円(2023年)
開催月 10月もしくは11月
最高記録
最少打数 201 大韓民国の旗 イ・ボミ(2013年)
通算スコア -15 同上
最新優勝者
大韓民国の旗 リ・ハナ(2023年)[2]
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「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」表彰式
(2021年10月撮影)

樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント(ひぐちひさこ みつびしでんきレディスゴルフトーナメント)は、ADKマーケティング・ソリューションズ主催、三菱電機特別協賛、日本女子プロゴルフ協会公認の女子ゴルフトーナメントである。毎年10月最終金曜日から3日間、もしくは、11月第1金曜日から3日間、埼玉県飯能市の武蔵丘ゴルフコースを舞台に行われている。2023年現在、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円。

大会の歴史

1983年から紀文食品主催の『紀文レディースクラシック』、1997年から第1・2回優勝者で開催地・埼玉県出身の樋口久子の名から『樋口久子・紀文クラシック』、2002年から紀文食品・エイベックス主催の『樋口久子クラシック』として行われた。2004年から大塚家具主催となり、2004年は『樋口久子ゴルフ殿堂入り記念IDC大塚家具レディス』、2005年から『樋口久子IDC大塚家具レディス』として行われた。2011年から森永製菓主催の『樋口久子 森永製菓ウイダーレディス』、2014年は森永製菓・森永乳業主催の『樋口久子 森永レディス』として行われた。2015年からアサツー ディ・ケイ(2019年にADKマーケティング・ソリューションズへ社名変更)主催となり、2015年はロイヤリティーマーケティング・昭和シェル石油ローソン特別協賛の『樋口久子 Pontaレディス』として行われた。2016年から三菱電機特別協賛の『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント[注釈 1]として行われる。

歴代優勝者

紀文レディースクラシック
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第1回 1983年4月1日 - 3日 日本の旗 樋口久子 +5 嵐山カントリークラブ
第2回 1984年3月30日 - 4月1日 +1
第3回 1985年3月29日 - 31日 大韓民国の旗 具玉姫 -4
第4回 1986年3月28日 - 30日 中華民国の旗 涂阿玉 -2 武蔵松山カントリークラブ
第5回 1987年3月27日 - 29日 中華民国の旗 陳麗英 -1
第6回 1988年3月25日 - 27日 日本の旗 吉川なよ子 -2 嵐山カントリークラブ
第7回 1989年3月24日 - 26日 アメリカ合衆国の旗 ホリー・ハートリー -1 武蔵松山カントリークラブ
第8回 1990年3月23日 - 25日 中華民国の旗 涂阿玉 -5 嵐山カントリークラブ
第9回 1991年3月29日 - 31日 日本の旗 太田育恵 +1 武蔵松山カントリークラブ
第10回 1992年3月27日 - 29日 大韓民国の旗 李英美 -1 嵐山カントリークラブ
第11回 1993年3月26日 - 28日 日本の旗 日吉久美子 -8 武蔵松山カントリークラブ
第12回 1994年4月1日 - 3日 大韓民国の旗 高又順 -1 嵐山カントリークラブ
第13回 1995年10月20日 - 22日 日本の旗 小林浩美 -7 武蔵松山カントリークラブ
第14回 1996年10月18日 - 20日 日本の旗 大城あかね -4 嵐山カントリークラブ
樋口久子・紀文クラシック
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第15回 1997年10月23日 - 26日 スウェーデンの旗 アニカ・ソレンスタム -1 万壽ゴルフクラブ
第16回 1998年10月23日 - 25日 日本の旗 服部道子 -4 ザ・グリーンブライヤーウェストヴィレッジ
第17回 1999年10月22日 - 24日 日本の旗 日吉久美子 -5 鬼ノ城ゴルフ倶楽部
第18回 2000年10月20日 - 22日 大韓民国の旗 高又順 -10 パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ
第19回 2001年10月19日 - 21日 日本の旗 天沼知恵子 -6 カレドニアン・ゴルフクラブ
樋口久子クラシック
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第20回 2002年10月25日 - 27日 日本の旗 藤井かすみ -7 太平洋クラブ&アソシエイツ美野里コース
第21回 2003年10月24日 - 26日 運営資金不足のため大会中止
樋口久子ゴルフ殿堂入り記念IDC大塚家具レディス
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第22回 2004年10月29日 - 31日 日本の旗 古閑美保 -6 武蔵丘ゴルフコース
樋口久子IDC大塚家具レディス
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第23回 2005年10月28日 - 30日 日本の旗 宮里藍 -14 武蔵丘ゴルフコース
第24回 2006年10月27日 - 29日 日本の旗 福嶋晃子 -9
第25回 2007年10月26日 - 28日 大韓民国の旗 全美貞 -6
第26回 2008年10月31日 - 11月2日 日本の旗 服部真夕 -6
第27回 2009年10月30日 - 11月1日 大韓民国の旗 全美貞 -13
第28回 2010年10月29日 - 31日 日本の旗 森田理香子 -11[注釈 2]
樋口久子 森永製菓ウイダーレディス
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第29回 2011年10月28日 - 30日 日本の旗 有村智恵 -7 森永高滝カントリー倶楽部
第30回 2012年10月26日 - 28日 大韓民国の旗 全美貞 -12
第31回 2013年11月1日 - 3日 大韓民国の旗 イ・ボミ -15
樋口久子 森永レディス
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第32回 2014年10月31日 - 11月2日 日本の旗 上田桃子 -10 森永高滝カントリー倶楽部
樋口久子 Pontaレディス
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第33回 2015年10月30日 - 11月1日 日本の旗 渡邉彩香[3] -11 武蔵丘ゴルフコース
樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第34回 2016年10月28日 - 30日 大韓民国の旗 申智愛[4] -9 武蔵丘ゴルフコース
第35回 2017年10月27日 - 29日 日本の旗 永井花奈[5] -7[注釈 3]
第36回 2018年10月26日 - 28日 日本の旗 ささきしょうこ[6] -12
第37回 2019年11月1日 - 3日 日本の旗 鈴木愛[7] -14
第38回 2020年10月30日 - 11月1日 日本の旗 西村優菜[8] -11
第39回 2021年10月29日 - 31日 日本の旗 渋野日向子[9] -9
第40回 2022年10月28日 - 30日 日本の旗 金田久美子[10] -9
第41回 2023年10月27日 - 29日 大韓民国の旗 リ・ハナ[2] -9

テレビ中継・ネット配信

脚注

注釈

  1. ^ 1997年まで開催されていた「三菱電機レディスゴルフトーナメント」とは別の大会。こちらは三菱のビデオデッキの商品名を冠して「三菱電機ファンタスレディスゴルフ」、「三菱ファンタスレディスゴルフ」として開催されたこともあったほか、関西圏(滋賀県兵庫県)で開催された。
  2. ^ 2日目が台風14号の接近により中止。2日間36ホールに短縮された。
  3. ^ 最終日が荒天のため中止。規定により賞金ランキング加算額も75%に減額となった。
  4. ^ 制作は朝日放送テレビ(ABC)。
  5. ^ 過去の例では、男女同時開催だった時代の『東海クラシック』(東海テレビ制作・フジテレビ系列で中継)がある。

出典

  1. ^ a b ゴルフ場案内
  2. ^ a b 李ハナがツアー初優勝 仁井優花、山下美夢有とのプレーオフ制す スポニチ 2023年10月29日
  3. ^ 渡邉彩香が混戦抜け出し今季2勝目 16歳アマ畑岡奈紗は7位 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年11月1日閲覧
  4. ^ 申ジエ優勝、2位李、イ・ボミ4位タイ 女子ゴルフ - 日刊スポーツ、2016年10月30日閲覧
  5. ^ 2週連続で最終日中止 永井花奈が初優勝 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2017年10月29日閲覧
  6. ^ ささきしょうこ今季2勝目、小祝さくら2打差2位 - 日刊スポーツ、2018年10月28日配信、同日閲覧
  7. ^ 鈴木愛が今季5勝目、申ジエ2位、小祝さくら3位 - 日刊スポーツ、2019年11月3日配信、同日閲覧
  8. ^ ルーキー・西村優菜が6打差逆転でプロ初V 勝みなみは2位 - Alba.net 2020年11月1日配信
  9. ^ "渋野日向子が今季2勝目「自分に負けたくないと頑張りました」プレーオフ制す". デイリースポーツ. 神戸新聞社. 31 October 2021. 2021年10月31日閲覧
  10. ^ 金田久美子が逃げ切りで11年189日ぶりV 川崎春花2位、渋野日向子は9位 2022年10月30日

外部リンク