ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
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ダイキンオーキッドレディス ゴルフトーナメント | |
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トーナメント情報 | |
創設 | 1988年 |
開催地 | 沖縄県 |
開催コース | 琉球ゴルフ倶楽部 |
基準打数 | Par72(2021年)[1] |
ヤーデージ | 6,546ヤード (5,986 m)(2020年)[1] |
主催 |
ダイキン工業株式会社 琉球放送株式会社 |
ツアー | 日本女子プロゴルフ協会 |
競技方法 | 72Hストロークプレー |
賞金総額 | 1億2000万円(2021年)[1] |
開催月 | 3月 |
最高記録 | |
最少打数 |
202 宋ボベ(2008年) |
通算スコア | -18 岩井千怜(2024年) |
最新優勝者 | |
岩井千怜(2024年) |
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは、ダイキン工業と琉球放送(RBC)の主催で、毎年3月第1~2週に沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部で行われる、女子プロゴルフ(JLPGAツアー)開幕戦である。1988年に第1回大会が開かれた。
概要
[編集]1988年に創設された大会で、2021年現在の賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円[1]。例年ならばトーナメントの前日には「プロ・アマ大会」が開催され、日本全国の財界人・企業のトップ達と沖縄の有力者が集まり、プロ一人を交えたチームでゴルフする。「本土と沖縄を結ぶ架け橋」と呼ばれる。
2016年大会から4日間競技に変更された。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を懸念するため、完全無観客試合とし、また前夜祭プロアマも中止するとの声明を発表[2]したが、その後、大会は中止が決定した[3]。
大会歴代優勝者
[編集]開催年 | 開催回 | 優勝者 | スコア | 備考 |
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1988年 | 第1回 | 黄璧洵 | EVEN | |
1989年 | 第2回 | パティ・リゾ | -5 | |
1990年 | 第3回 | 高須愛子 | -3 | |
1991年 | 第4回 | エミー・ベンツ | -9 | |
1992年 | 第5回 | パティ・シーハン | -8 | |
1993年 | 第6回 | 城戸富貴 | -8 | |
1994年 | 第7回 | 福嶋晃子 | -3 | |
1995年 | 第8回 | マーニー・マクグァイヤ | -6 | |
1996年 | 第9回 | リー・ウェンリン | -4 | |
1997年 | 第10回 | 高又順 | -10 | 具玉姫とのプレーオフを制す |
1998年 | 第11回 | 金愛淑 | -5 | 村井真由美、大金寿子とのプレーオフを制す |
1999年 | 第12回 | 井上陽子 | -10 | |
2000年 | 第13回 | 藤野オリエ | -7 | |
2001年 | 第14回 | 不動裕理 | -3 | |
2002年 | 第15回 | 藤井かすみ | -8 | |
2003年 | 第16回 | 不動裕理 | -8 | 中野晶とのプレーオフを制す |
2004年 | 第17回 | 宮里藍 | -10 | |
2005年 | 第18回 | 藤野オリエ | +1 | |
2006年 | 第19回 | 西塚美希世 | -8 | |
2007年 | 第20回 | 米山みどり | -6 | 辻村明須香とのプレーオフを制す |
2008年 | 第21回 | 宋ボベ | -14 | |
2009年 | 第22回 | 三塚優子 | -8 | |
2010年 | 第23回 | アン・ソンジュ | -10 | |
2011年 | 第24回 | 朴仁妃 | -11 | |
2012年 | 第25回 | 斉藤愛璃 | -10 | 三塚優子、李知姫とのプレーオフを制す |
2013年 | 第26回 | 森田理香子 | -13 | 横峯さくらとのプレーオフを制す |
2014年 | 第27回 | オナリン・サタヤバンポット | -8 | |
2015年 | 第28回 | テレサ・ルー | -14 | |
2016年 | 第29回 | -8 | 大会連覇[4]4日間大会化 | |
2017年 | 第30回 | アン・ソンジュ[5] | -6 | |
2018年 | 第31回 | イ・ミニョン | -11[6] | 大会3日目が雨天のため中止。3日間競技に短縮[7]。 |
2019年 | 第32回 | 比嘉真美子[8] | -5 | 出身地の沖縄で悲願の地元優勝。日本人選手6年ぶりの開幕戦優勝[8]。 |
2020年 | 第33回 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止[3]。 | ||
2021年 | 第34回 | 小祝さくら[9] | ー14 | 各日最大1000人観客を入れて開催[10] |
2022年 | 第35回 | 西郷真央[11] | -10 | 各日最大3000人観客を入れて開催 |
2023年 | 第36回 | 申智愛[12] | -10 | 4年ぶりに観客無制限で開催 |
2024年 | 第37回 | 岩井千怜[13] | -18 | コースレコード更新&初の2月開幕(第1日が2月29日) |
テレビ中継
[編集]テレビ中継は、琉球放送のキー局であるTBSテレビ制作で放送される[14]。
例年、2日目は沖縄県ローカルで[15]、3日目はTBSテレビ・毎日放送[16]・琉球放送の3局ネット[17]で、最終日はTBS系列全国ネットでいずれも録画放送される。
また、BS-TBSで2日目以降を放送する他、TBSチャンネル2でも放送。
なお、プロアマ戦の模様も、RBCで後日放送される。
脚注
[編集]- ^ a b c d “【2020】第33回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント”. 一般社団法人日本女子プロゴルフ協会. 2020年2月28日閲覧。
- ^ 『第33回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント「無観客での開催」の決定について』(プレスリリース)ダイキン工業株式会社、琉球放送株式会社、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会、2020年2月19日 。2020年2月28日閲覧。
- ^ a b 『第33回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント「開催中止」の決定について』(プレスリリース)ダイキン工業株式会社、琉球放送株式会社、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会、2020年2月28日 。2020年2月28日閲覧。
- ^ “テレサ・ルー逆転で連覇 開幕戦ダイキン・オーキッドL最終日”. スポニチアネックス. スポーツニッポン新聞社. (2016年3月6日) 2016年3月6日閲覧。
- ^ “アン・ソンジュ開幕戦逆転V 川岸史果は1差2位”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2017年3月5日) 2017年3月5日閲覧。
- ^ “イ・ミニョン 66で回り初戦を制す!日本ツアー通算3勝目”. スポーツニッポン. (2018年3月4日) 2018年3月4日閲覧。
- ^ “ツアー制度施行後初…国内女子開幕戦54Hに短縮 第3R荒天中止”. スポーツニッポン. (2018年3月3日) 2018年3月4日閲覧。
- ^ a b “比嘉真美子、故郷で開幕戦V 日本人では6年ぶり”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2019年3月10日) 2019年3月10日閲覧。
- ^ “小祝さくらが逆転で2021年初戦V 森田遥2位、渋野日向子13位へ”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2021年3月7日) 2021年3月7日閲覧。
- ^ “21年国内女子ツアー初戦はギャラリーを入れて開催 1日原則1000人を動員へ”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2021年2月25日) 2021年2月25日閲覧。
- ^ ““ジャンボ軍団”西郷真央が大逆転でツアー初V 黄アルム2位、稲見萌寧10位”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2022年3月6日) 2022年3月6日閲覧。
- ^ “元世界ランキング1位申ジエ逃げ切り女子開幕戦V 日本ツアー27勝目、国内外通算63勝目”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ “岩井千怜、大会コース記録更新の通算18アンダーで開幕戦初優勝、ツアー通算5勝目”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2024年3月3日) 2024年3月3日閲覧。
- ^ 琉球放送は制作協力扱い、例年同局のアナウンサーが、リポーターとして参加している。
- ^ 夕方にダイジェスト版、深夜に中継本編をそれぞれ放送。
- ^ ダイキン工業の本社が大阪市北区にあるため。
- ^ 2012年は加えて、北海道放送・テレビ高知が同時ネット、テレビ山梨・テレビ山口が深夜に時差放送を実施。