コンテンツにスキップ

ああ、レディハリケーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ああ、レディハリケーン」
近田春夫
近田春夫&BEEF
シングル
リリース
録音 1979年
ジャンル ロックテクノ歌謡
時間
レーベル キングレコード
作詞・作曲 作詞:楳図かずお
作曲:近田春夫
プロデュース 近田春夫
近田春夫
近田春夫&BEEF シングル 年表
エレクトリック・ラブ・ストーリー
1979年
ああ、レディハリケーン
1979年
星くず兄弟の伝説
1980年
試聴
ああレディハリケーン - YouTube
世界で一番いけない男 - YouTube
(共にキングレコード提供のYouTubeアートトラック)
テンプレートを表示

ああ、レディハリケーン」は、1979年(昭和54年)9月21日にリリースされた日本のロックシンガー近田春夫のソロ、サードシングルである。テレビ等の露出では、アーティスト名は「近田春夫&BEEF」と表記された。

概要

[編集]

1977年(昭和52年)8月21日にリリースされた「ロキシーの夜」でソロデビューした近田春夫のソロ3枚目のシングルである。最初のソロは近田春夫&ハルヲフォン在籍時であったが、ソロ2枚目の1979年4月21日リリースの「エレクトリック・ラブ・ストーリー」は、同バンド解散後でまったくのソロ、編曲と演奏はイエロー・マジック・オーケストラが行ったが、本シングルの演奏はBEEFである。リリースナンバーはGK-8083、定価は600円であった。

作詞には前作「エレクトリック・ラブ・ストーリー」にひきつづき、郷ひろみ寒い夜明け」(1976年)の楳図かずおを起用。編曲は、矢野誠に「YMOっぽく」と発注した[1]。表題曲「ああ、レディハリケーン」は、資生堂の女性用シャンプー「レディバスボン」のCMソングに採用され、CM露出時には歌詞の一部が、「ハリケーン」⇒「バスボン」と差し替えられたヴァージョンであった。

現在、音源は、1992年(平成4年)11月21日キングレコードからCD再発売されたアルバム『天然の美』のボーナストラックとして、2曲が収録されている。なお同アルバムのCD1989年盤には収録されてはいない[2]。また、楳図かずおが作詞者であるため、2004年にコロムビアミュージックエンターテイメント(現在の日本コロムビア)からリリースされた「グワシ!!まことちゃん-楳図かずおワールド-」にも収録されている。

2018年10月31日にビクターからCD発売されたアルバム『超冗談だから』 には新バージョンの「ああ、レディハリケーン」が収録されている。

なお、2011年7月27日にビクターからCD発売された楳図かずおのマキシシングル『新宿烏』には、楳図歌唱の「ああレディハリケーン」「ああレディハリケーン(Guwashi Version)」「ああレディハリケーン(オリジナルカラオケ)」が収録されている。

収録曲

[編集]
  1. ああ、レディハリケーン (4分9秒) - 資生堂「レディバスボン」CMソング
  2. 世界で一番いけない男

関連項目

[編集]

[編集]
  1. ^ 石川誠壱のウェブサイト「近田春夫と私」の記述を参照。
  2. ^ #外部リンク内の「天然の美」リンク先の記述を参照。

外部リンク

[編集]