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それぞれのシネマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それぞれのシネマ
Chacun son cinéma
ou Ce petit coup au cœur quand la lumière s'éteint et que le film commence
2007年のカンヌ国際映画祭のレッドカーペット
監督 レイモン・ドゥパルドン
北野武
テオ・アンゲロプロス
アンドレイ・コンチャロフスキー
ナンニ・モレッティ
ホウ・シャオシェン
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
ジョエル&イーサン・コーエン
デヴィッド・リンチ
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
チャン・イーモウ
アモス・ギタイ
ジェーン・カンピオン
アトム・エゴヤン
アキ・カウリスマキ
オリヴィエ・アサヤス
ユーセフ・シャヒーン
ツァイ・ミンリャン
ラース・フォン・トリアー
ラウル・ルイス
クロード・ルルーシュ
ガス・ヴァン・サント
ロマン・ポランスキー
マイケル・チミノ
デヴィッド・クローネンバーグ
ウォン・カーウァイ
アッバス・キアロスタミ
ビレ・アウグスト
エリア・スレイマン
マノエル・デ・オリヴェイラ
ウォルター・サレス
ヴィム・ヴェンダース
チェン・カイコー
ケン・ローチ
製作 カンヌ国際映画祭
配給 フランスの旗 第60回カンヌ国際映画祭
日本の旗 オフィス北野
公開 フランスの旗 2007年5月20日 カンヌ60th
日本の旗 2008年5月17日
上映時間 119分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 中国語
英語
フランス語
スペイン語
デンマーク語
フィンランド語
ヘブライ語
イタリア語
日本語
ポルトガル語
ロシア語
イーディッシュ語
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それぞれのシネマ』(Chacun son cinéma もしくは Chacun son cinéma ou Ce petit coup au cœur quand la lumière s'éteint et que le film commence、「それぞれの映画館、あるいは光が滅び映画が始まるときの胸のこのときめき」の意)は、2007年(平成19年)製作・公開、フランスほか24の国と地域による合作のオムニバス映画である。

世界中の映画監督による「映画館」をテーマにした3分間の短編映画で構成されている。1946年に始まったカンヌ国際映画祭の60回記念として製作された。本作は、36人の監督(兄弟監督が2組)による34本の短編映画からなるが、34本全部での上映・放映とならないことが多々ある(#上映・放映の項を参照)。

構成

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()内は製作国。上映順。

夏の映画館 Cinéma d'été

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素晴らしき休日 One Fine Day

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3分間 Trois minutes

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暗闇の中で Dans le noir

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映画ファンの日記 Diaro di uno spettatore

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電姫戯院 The Electric Princess House

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暗闇 Dans l'obscurité

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ワールドシネマ World Cinema

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アブサーダ Absurda

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アナ Anna

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映画をみる En regardant le film

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ハイファの悪霊(ディブク) Le Dibbouk de Haifa

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レディ・バグ The Lady Bug

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アルトー(2本立て) Artaud Double Bill

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鋳造所 La Fonderie

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再燃 Recrudescence

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47年後 47 Ans après

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これは夢 是夢 It's a Dream

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職業 Occupations

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贈り物 Le Don

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街角の映画館 Cinéma de boulevard

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ファースト・キス First Kiss

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エロチックな映画 Cinéma Erotique

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翻訳不要 No Translation Needed

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最後の映画館における最後のユダヤ人の自殺 At the Suicide of the Last Jew in the World in the Last Cinema in the World

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君のために9千キロ旅をしてきた I Traveled 9,000 Km to Give It to You

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ロミオはどこ? Where Is My Romeo?

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最後のデート・ショウ The Last Dating Show

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臆病 Irtebak

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唯一の出会い Rencontre unique

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カンヌから5557マイル À 8,944 km de Cannes

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平和の中の戦争 War in Peace

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チュウシン村 Zhanxiou Village

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ハッピー・エンド Happy Ending

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参加監督ギャラリー

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上映・放映

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2007年5月20日に第60回カンヌ国際映画祭上映された後、各映画祭で上映され、フランスでは同年10月31日に公開された。日本では同年11月17日に第8回東京フィルメックスのオープニング作品として上映され、2008年5月15日に洋画★シネフィル・イマジカにて放映された後、2008年5月17日から5月30日まで二週間限定でユナイテッド・シネマ豊洲にて公開された。

この作品は36人の監督(兄弟監督が2組)による34本の短編映画からなっている。しかし、第60回カンヌ国際映画祭では33本で上映された。これは、デヴィッド・リンチ監督作『アブサーダ』の完成が間に合わなかったため。同年の東京フィルメックスでも、デヴィッド・リンチ監督作を含まない33本で上映された。

2008年5月の洋画★シネフィル・イマジカでは、33本で放映された。これは、コーエン兄弟監督作『ワールドシネマ』が権利問題で放映できなかったため[1]

2008年5月のユナイテッド・シネマ豊洲では、32本で公開された。これは、コーエン兄弟監督作とマイケル・チミノ監督作「翻訳不要」が含まれなかったため。

2008年7月に発売の日本盤DVD(販売:角川エンタテインメント)では、33本が収録されている。これは、コーエン兄弟監督作が収録されなかったため。

脚注

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  1. ^ 洋画★シネフィル・イマジカ Archived 2008年6月5日, at the Wayback Machine. - 放送予定作品紹介

外部リンク

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