アドバンスト・カー・エンジニアリング
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種類 | 株式会社 |
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略称 | ACE |
本社所在地 |
日本 〒904-2234 沖縄県うるま市州崎12-80 |
設立 | 2005年6月21日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 3360001007823 |
事業内容 | リムジン、特殊車両の製造・販売 |
代表者 | 大村安孝(代表清算人) |
資本金 | 366,000千円 |
株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリング(Advanced Car Engineering inc.、ACE)は、かつて沖縄県うるま市に本社を置き、自動車の製造・加工を行っていたメーカーである。うるま市の自由貿易特区に生産拠点を持ち、ストレッチ・リムジンの製造販売を行った。東京都内に設置している営業所では、製造したストレッチ・リムジンを利用したハイヤーサービスを行っていた。2011年に操業停止。
概要・沿革
[編集]創業は2005年6月。創業時の商号は「株式会社ジャパンアドバンストテクノロジー」。
当初はフォード・オーストラリア社のファルコンを用いて、乗車定員4人のストレッチ・リムジンを製造。その後は、トヨタ社のセルシオをベースとしたモデルを製造した時期もあったが、2006年よりメルセデス・ベンツ・Sクラス(当時はW220)を用いた高級ストレッチ・リムジン製造へと方針を転換。
キャッチコピーは、「design your own time」。
- 2006年 - 3月30日 沖縄振興開発金融公庫より5000万円の出資を受ける。同年8月21日に、東京においてリムジン販売及びハイヤー事業を行っていた「株式会社アミューザショーファーエスコート」を吸収合併し、2006年9月11日に商号を「株式会社アミューザ」に変更。
- 2007年 - 6月 「全国各地で活躍する独自性の高い技術を持つ中小企業をそれぞれの持つ技術力の高さや、技術が国民生活・経済活動に与える影響の大きさ等に加え、各企業の国際貢献等も踏まえた企業」として「元気なもの作り中小企業300社」に選出される。同年12月より、同社が製造するメルセデス・ベンツSクラス(W220)のリムジンをハイヤーに導入。
- 2008年 - 1月 東京オートサロン2008にW221(メルセデスベンツSクラス)を用いたリムジン2車種を出展。同年3月、マイバッハ62Sのリムジン製作を開始。同年6月にはJTBが株式会社アミューザの製造するリムジンをハイヤーサービスに採用。同年7月より、中国へW221のリムジンを輸出開始。同年12月、商号を「株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリング」に変更。同時に、同社のリムジン・ブランド「Seirios」を立ち上げる。
- 2009年
リムジン・ブランド
[編集]シリウスの由来である「Seirios(セイリオス)」をブランド名としている。地球上から見える最も明るい恒星であることから、「最も光輝く星」のように光に満ち溢れ周りの者へも感動を与える車両作りを目指すという意味が込められている。
車種一覧
[編集]- SEIRIOS M70[2]
- メルセデスベンツS550を1,700ミリメートル伸ばした全長6.9メートルのロングタイプで、リヤスペースのシートは対面4人乗り。質感の高い内装は、ホテルの送迎、観光などでの利用が可能なモデル。
- SEIRIOS M63[3]
- メルセデスベンツS600を1,170ミリメートル伸ばし、リヤの空間には2席のみ配置した贅沢な室内を設定。 運転席と客席が完全にセパレートされている空間は、運転手を気にせずに重要な会話をする事が可能。インターネットの接続も可能で、ビジネスに最適なモデル。
- SEIRIOS MAYBACH62S LIMOUSINE[4]
- 顧客からの受注により、独ダイムラー社の最高峰マイバッハ62Sを1,000ミリメートル伸ばし、全長7.2メートルのロングボディーへ改造。リアスペースには対面シートを設置。スライド式フラットシートを採用。また、マイバッハ62Sの標準AV装置に加え、24インチワイドTV(地上デジタル放送対応)を装備。昇降式を採用した事により、TVを見ない時には前方の視界を確保。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- メリオス有限責任事業組合‐株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリングで製造されていたリムジンの製造、及び、特殊車両開発企業として独立。
- 株式会社ISM‐株式会社アドバンスト・カー・エンジニアリングにて製造されていたリムジンのアフターパーツの販売、及び、自動車部品開発企業として独立。