アンドレ・ケーソン
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選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Andre Cason | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 60m, 100m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | テキサスA&M大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1969年1月20日(55歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | バージニアビーチ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 |
100m 2位 (1993年) 4x100mR 優勝 (1991, 1993年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域大会決勝 |
パンアメリカン競技大会 100m 2位 (1991年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国内大会決勝 |
全米選手権 100m 優勝 (1993年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高世界ランク | 100m 2位 9秒92 (1993年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
50m | 5秒62 (1992年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
60m | 6秒41 (1992年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m |
9秒92 (1993年) 9秒79w (1993年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m |
20秒70 (1989年) 20秒11w (1990年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アンドレ・ケーソン(Andre Cason、1969年1月20日 ‐ )は、アメリカ合衆国バージニアビーチ出身の元陸上競技選手。専門は短距離走。100mで9秒92、室内60mで6秒41(世界歴代4位)の自己ベストを持つ、4×100mリレーと室内60mの元世界記録保持者。1991年東京世界選手権と1993年シュトゥットガルト世界選手権の男子4×100mリレーの金メダリスト、1991年セビリア世界室内選手権男子60mの金メダリストである。
経歴
[編集]1988年
[編集]7月、世界ジュニア選手権(現・世界U20選手権)の男子100mと4×100mリレーで優勝して2冠を達成した。
1989年
[編集]7月、ユニバーシアードの男子100mと4×100mリレーで優勝して2冠を達成した。
1991年
[編集]3月、セビリア世界室内選手権の男子60mに出場すると、予選を唯一の6秒5台となる6秒52で突破し、準決勝でも全体1位の記録となる6秒55で突破した。迎えた決勝では6秒54をマークし、リンフォード・クリスティに0秒01差で競り勝ち金メダルを獲得した[1]。
8-9月、東京世界選手権の男子4×100mリレーに出場すると、1走(ケーソン、リロイ・バレル、デニス・ミッチェル、マイク・マーシュ)を務めた準決勝を大会記録の37秒75で突破。決勝では2走(リロイ・バレル、ケーソン、デニス・ミッチェル、カール・ルイス)を務め、37秒50の世界記録(当時)を樹立して金メダルを獲得した[2]。
9月11日、コブレンツで行われた100mで自身初の9秒台となる9秒99(+1.5)をマークした。
1992年
[編集]1月29日、ベルギーのゲントで行われたフランダース国際 (Indoor Flanders Meeting) の男子60mで6秒45の室内世界記録(当時)を樹立し、リロイ・バレルが保持していた従来の記録を0秒03更新した。
2月14日、スペインのマドリードで行われた60mで6秒41の室内世界記録(当時)を樹立し、自身の持つ記録を0秒04更新した。
1993年
[編集]8月、シュトゥットガルト世界選手権の男子100mと4×100mリレーに出場すると、100mは1次予選では唯一の10秒0台となる10秒09(+0.5)をマークして2次予選に進出した。2次予選では自己ベストおよび2次予選唯一の9秒台となる9秒96(-0.1)をマークして準決勝に進出すると、準決勝でも9秒94(+0.3)の自己ベストをマークして全体1位で決勝に進出した(準決勝全体2位は9秒97のリンフォード・クリスティ、3位は9秒98のダニエル・エフィオン)。決勝でも自己ベストを更新する9秒92(+0.3)をマークしたが、リンフォード・クリスティが9秒87のヨーロッパ記録(当時)を樹立して優勝し、ケーソンは惜しくも銀メダルに終わった[3]。4×100mリレーは準決勝で2走(ジョン・ドラモンド、ケーソン、デニス・ミッチェル、リロイ・バレル)を務め、37秒40の世界タイ記録(当時)をマークして決勝に進出した。準決勝と同じオーダーで臨んだ決勝では37秒48をマークして連覇を達成した[4]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 9秒92 (+0.3) | 1993年8月15日 | シュトゥットガルト | |
9秒79w (+4.5) | 1993年6月16日 | ユージーン | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒70 (-1.7) | 1989年5月20日 | ウェーコ | |
20秒11w (+4.0) | 1990年5月19日 | カレッジステーション | 追い風参考記録 | |
室内 | ||||
50m | 5秒62 | 1992年2月15日 | ロサンゼルス | |
60m | 6秒41 | 1992年2月14日 | マドリード | 元室内世界記録 室内世界歴代4位 |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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1988 | 世界ジュニア選手権 | サドベリー | 100m | 優勝 | 10秒22 (-2.8) | |
4x100mR | 優勝 | 39秒27 (3走) | ||||
1989 | ユニバーシアード (en) | デュースブルク | 100m | 優勝 | 10秒29 (-1.3) | |
4x100mR | 優勝 | 38秒58 | ||||
ワールドカップ (en) | バルセロナ | 4x100mR | 優勝 | 38秒29 (1走) | ||
1991 | 世界室内選手権 | セビリア | 60m | 優勝 | 6秒54 | |
パンアメリカン競技大会 (en) | ハバナ | 100m | 2位 | 10秒35 | ||
世界選手権 | 東京 | 4x100mR | 優勝 | 37秒50 (1走) | 世界記録 | |
1993 | 世界選手権 | シュトゥットガルト | 100m | 2位 | 9秒92 (+0.3) | |
4x100mR | 優勝 | 37秒48 (2走) | 準決勝37秒40:世界タイ記録 |
脚注
[編集]- ^ “第3回世界室内選手権男子60m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “第3回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “第4回世界選手権男子100m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “第4回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- アンドレ・ケーソン - ワールドアスレティックスのプロフィール
記録 | ||
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先代 リロイ・バレル (6秒48) 1991年2月13日 |
男子60m 室内世界記録保持者 (6秒45 - 6秒41) 1992年1月29日 - 1998年2月3日 |
次代(タイ記録・新記録保持者) モーリス・グリーン (6秒41・6秒39) 1998年2月1日, 1998年2月3日 |