イリーナ・デュブコワ
イリーナ・デュブコワ Дубкова Ирина Анатольевна | |
---|---|
生誕 |
ソビエト連邦 スヴェルドロフスク州(エカテリンブルク) |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 作曲家 |
公式サイト | http://www.music-dubkova.narod.ru/ |
イリーナ・デュブコワ (ロシア語: Дубкова Ирина Анатольевна, 英: Irina Dubkova) は ロシアの現代音楽の作曲家。[1]
概要
[編集]スヴェルドロフスク州(エカテリンブルク)に生まれる。
5歳で作曲を始める。 1982年にモスクワ音楽院ピアノ科を修了し、その後、大学院の作曲科を修了。
今までに多くのコンクールやフェスティバルに参加。1980年にモスクワ国際若い作曲家のためのコンクールをバリトンとピアノのためのSergey Yeseninの詩による4つのロマンスで優勝。1982年、「交響曲第1番」で、1987年にはオーケストラのための「アレグロ」で再度受賞した。
1982年から1985年まで、ソビエト連邦の国営ラジオ、テレビ局でミュージック・エディターを務めた。 1984年、ロシア作曲家協会、国際音楽協会「アマデウス」、ロシア音楽協会(ロシア音楽協会)に入会。
教育活動
[編集]1996年からは、モスクワ音楽院で教鞭をとり始め、2007年に准教授となった。
音楽活動
[編集]まだモスクワ音楽院の学生だった1980年からの音楽祭、「モスクワの秋」に参加し始めた。 デュブコワの交響曲、室内楽、合唱作品はベルリン、ハーメルン、バーゼル、ニース、パリ、ウィーン、ゲント、ヘルシンキ、ボストン、アイオワ州、テサロニケ、ティルブルフ、タリン、タルトゥ、キエフ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルク、ブリャンスク、ノヴゴロド、カルーガ、ヤロスラブリ、ウランウデ、スモレンスク、プスコフ、ビテブスク、モスクワ等、ロシア全土と世界中で演奏された。
仕事をした指揮者としてはヴェロニカ・ドゥダロワ、ウラジミール・ポンキン、Martyn Nersesian, Dimitri Orlov, Stanislav Dyachenko and Iohannes Hemberg(ドイツ)、演奏家では、Elina Metlov-Grabovska(フランス)、Kurt Widmer(スイス)、John Muriello(アメリカ)、David Gompper(アメリカ)、Katherine Eberly Fink(アメリカ)、Yun Pai Hsu (台湾)、Vladimir Zhmurko(イスラエル)、Anna Chatzisimeonidou(ギリシャ)、Peep Lassmann(エストニア)、Regina Himmelbauer(オーストリア)等がいる。
作品
[編集]オーケストラ作品
[編集]演劇
[編集]- バレエ「ダンコ」(1980)
- 「EVERYONE TO WHOM I AM RESPONSIBLE」、バリトン、バス、朗読、2台ピアノのためのオペラ(2002)
室内楽曲
[編集]- 弦楽四重奏曲第1番(1984)
- 弦楽四重奏曲第2番(2000)
- クラリネット四重奏曲(1988)
ピアノ、ヴィオラ、チェロのための三重奏(1989)
- ヴァイオリンとピアノのための "BAGATELLES"(1998)
- フルート、クラリネット、バイオリン、チェロ、ピアノのための "IN THE SOFT MOONLIGHT"(2001)
ピアノ作品
[編集]- 2つのピアノのためのコンサートピース(1982)
- 「CHARACTER SKETCHES」、2台ピアノのためのピアノ組曲(1982)
- ピアノソナタ第1番(1990)
- "EESTI LAULUD"、ピアノ組曲(1991年)
- 2台ピアノのための "BAGATELLES"(1992)
- ピアノのための "SLAVIC"、Triptich(1993)
- ピアノソナタ第2番(2001)
- 2台ピアノのための "対話"(2004)
- ピアノソナタ第3番(2005)
オルガン作品
[編集]- "VITRAGES"(2003)
- 「CELEBRATION MUSIC FOR THE BIRTHDAY OF THE
EMPEROR OF JAPAN MR. AKIHITO」オルガンとパーカッションのための(2003)
- 「SEMIRAMIDA'S GARDENS」(2005)
合唱曲
[編集]- 「ICH WILL DIR MEIN HERZE SCHENKEN...」独奏者、混声合唱、弦楽オーケストラ、ピアノのための協奏曲(1995)
- 「地球の歌」(1993)
- 「THE LIGHT THAT NEVER SETS」(1994)
- 5つの合唱曲(1991)
- 無伴奏混声合唱のための 「アヴェ・マリア」(1997)
- 無伴奏女声合唱のための3つの合唱曲(2005)
- 「THE SMALL CHRISTMAS CANTATA»」(2006)
声楽曲
[編集]- Sergey Yeseninによるバリトンとピアノのための4つのロマンス(1980)
- 「HARPS AND VIOLINS」バリトンとピアノのための5つのアリア(1985)
- FIVE ARIAS to the poems of Russian Poets (1982)
- TEN ARIAS to the poems of Alexander Pushkin for baritone and piano (1986)
- THREE ROMANCES to the poems of Nikolai Rubtsov for bass and symphony orchestra (1988)
- «REVERIES», a vocal cycle to the French poems of Fyodor Tyutchev for soprano, mezzo-soprano and piano (1992)
- «A SONG FROM SONGS» seven arias to the folk texts for soprano, mezzo-soprano and piano (1993)
- «THE LUG OF DAYS TO COME» a vocal cycle on the texts of Daniel Haberman for baritone and piano (1999)
ディスコグラフィー
[編集]1980年以来、彼女はピアニストとして国営ラジオとテレビ局の録音多くがある。また、自身の作品で2枚のCDをリリースした。
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ “Irina Dubkova, Associate Professor”. モスクワ音楽院 3 August 2018閲覧。