ウィリン・ロサリオ
阪神タイガース時代 (2018年5月12日、マツダスタジアムにて) | |
基本情報 | |
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国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | モンセニョール・ノウエル州ボナオ |
生年月日 | 1989年2月23日(35歳) |
身長 体重 |
183 cm 102 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手、一塁手 |
プロ入り | 2006年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB / 2011年9月6日 KBO / 2016年4月1日 NPB / 2018年3月30日 CPBL / 2022年4月2日 |
最終出場 |
NPB / 2018年8月26日 CPBL / 2022年4月8日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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ウィリン・アリスメンディ・ロサリオ・エルナンデス(Wilin Arismendy Rosario Hernández、1989年2月23日 - )は、ドミニカ共和国・モンセニョール・ノウエル州ボナオ出身のプロ野球選手(捕手、一塁手)。右投右打。
愛称は"ベイビー・ブル"("Baby Bull")[1]、"トロ"("Toro"、スペイン語で「闘牛、雄牛」の意)[2]。
経歴
[編集]プロ入りとロッキーズ時代
[編集]2006年2月13日、アマチュアFAでMLBのコロラド・ロッキーズと契約。翌2007年に傘下Rookie+クラスパイオニアリーグのキャスパー・ゴースツでプロデビューし、翌2008年までプレーした。
2009年にA+クラスへと昇格、カリフォルニアリーグのモデスト・ナッツに所属。
2010年にAAクラスへと昇格し、テキサスリーグのタルサ・ドリラーズでプレー。翌年9月まで所属した。
2011年9月6日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。この年は16試合に出場し、3本塁打を放った。
2012年8月27日のロサンゼルス・ドジャース戦での21号2ランで、チャールズ・ジョンソンが保持していたロッキーズの捕手最多本塁打記録を9年ぶりに更新した[3]。最終的に28本塁打を記録し、トッド・ヘルトンによる球団新人記録(25本)を塗り替えた。また5月27日には、シンシナティでのレッズ戦でジェイミー・モイヤーとバッテリーを組んだ。この試合がモイヤーの現役最終登板となったため、ロサリオが長年現役を続けたモイヤーの最後の捕手となった[4]。
2013年は開幕から正捕手として121試合に出場し、打率.292・21本塁打・79打点だった。
2014年も3年連続で正捕手として試合に出場し、3年連続で100試合出場をクリア (106試合) した。打率.267・13本塁打・54打点で3年連続2桁本塁打を記録した。一方で、守備面では3年連続でリーグワーストとなるパスボール数(12個)を記録し、捕手能力の低さを露呈。
2015年は開幕からロースター入りしていたが、不振が続き4月22日にAAAクラスパシフィックコーストリーグのアルバカーキ・アイソトープスに降格。5月8日にタイラー・マツェックと入れ替わりで再昇格したが、7月の打率が.167に低迷したためAAA級アルバカーキに降格。9月1日にセプテンバー・コールアップにより再昇格したものの、9月も打率.238に留まった[5]。この年は捕手としての出場が2試合にとどまり、ほとんどが一塁手や代打としての出場だった[6]。12月2日にノンテンダーFAとなり、オフはドミニカ共和国ウィンターリーグのアギラス・シバエーニャスでプレーした。
ハンファ時代
[編集]2016年1月22日、KBOのハンファ・イーグルスと契約。登録名は로사리오(ロサリオ)。開幕から打線の主軸として活躍し、リーグ戦127試合に出場して打率.321、33本塁打、120打点、出塁率.367、OPS.961の好成績を残した。
シーズン終了後には、メジャーへの復帰や日本プロ野球への移籍を目指していたが、最終的にハンファに残留。
2017年はリーグ戦119試合の出場で打率.339、37本塁打、111打点、OPS1.075をマーク。2年連続で打率3割・30本塁打・100打点をクリアし、盗塁数も2桁(10個)に到達。出塁率も.414と、前年の.367から大きく向上させた。球団はシーズン終了後に、翌2018年の保留選手名簿にロサリオの名前を記載[7]。しかし、ロサリオはハンファへ退団の意を示した[8]。
阪神時代
[編集]2017年12月13日、阪神タイガースがロサリオと入団契約を結んだことを発表した[9][10][注 1]。推定年俸3億4000万円に出来高分を加えた1年契約で、球団に2年目の契約に関する選択権が付く[13]。阪神歴代外国人選手の入団1年目では事実上の最高額とされる[14][注 2]。背番号は20で[10]、登録名は「ロサリオ」[15]。
2018年、春季キャンプの紅白戦や練習試合で3試合続けて本塁打を打ち4番打者として期待される[16][注 3]。オープン戦では打率.143、1本塁打、4打点だったが[17]、「4番・一塁手」として一軍公式戦の開幕を迎えた。読売ジャイアンツとの開幕3連戦(東京ドーム)では、3月30日の開幕戦7回表の第4打席で公式戦初安打・初打点(菅野智之からの適時打)[18]、4月1日の第3戦4回表の第2打席で野上亮磨から公式戦初本塁打を記録[19]。以降も4番打者に固定されたが、外に逃げるスライダーが苦手という弱点が浮き彫りになるにつれて成績を落とした。開幕31試合目に当たる5月12日の対広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)で初めて4番を外れ[20][21]、開幕49試合目に当たる6月2日の対埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)で公式戦を初めて欠場すると[22]、翌3日に出場選手登録を抹消[23]。抹消後の6月15日に、球団は新たにナバーロを獲得した[24]。二軍降格後は、首脳陣の方針により「精神面のリセット」を目的とした3日間の打撃練習禁止令が出された[25]。二軍では腰の張りによる戦線離脱などもあったが[26]、18試合出場で打率.313、4本塁打、13打点という結果を残し、7月17日に一軍登録[27]。19日には、平成30年7月豪雨の被災者支援を目的として義援金100万円を寄付することを発表した[28]。しかし状態が上向くことはなく、8月27日に再び登録抹消された[29]。
シーズン終了後ウェイバー公示されたが、獲得を希望する球団はなく、10月31日付けで自由契約公示された。最終的に日本での成績は打率.242、8本塁打、40打点だった[30]。
ツインズ傘下時代
[編集]2019年2月1日(現地時間)、MLBのミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリングトレーニングに参加[31]。AAA級ロチェスター・レッドウィングスで中軸打者として活躍、打率.300、20本塁打、91打点の好成績を残した。91打点は球団新記録であり、チームのMVPにも選ばれたが、一度もメジャー昇格はないまま11月7日にFAとなった。オフはドミニカ・ウインターリーグのアギラス・シバエーニャスでプレー。
第一次メキシカンリーグ時代
[編集]2020年1月16日にメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約した。
2021年は31試合に出場し、打率.319、5本塁打、17打点の成績を残していたが、7月13日に解雇された[32]。
台湾・統一時代
[編集]2022年1月6日に中華職業棒球大聯盟(CPBL)の統一ライオンズと契約した[33]。しかし、出場4試合目となる4月8日の楽天モンキーズ戦でふくらはぎを負傷しチームを離脱。そのまま解雇された[34]。
第二次メキシカンリーグ時代
[編集]2022年7月5日にメキシカンリーグのグアダラハラ・マリアッチスと契約したが[32][35]、目立った成績を残せずオフに退団。
選手としての特徴
[編集]打撃
[編集]KBOで2年連続3割30本100打点を記録した長打力を備える一方で、早打ちで四球が少ない。夏場に調子を上げるタイプとされ[36]、固め打ちで安打や本塁打を量産したりする傾向も見られる[37]。
ロッキーズ時代は「打てる捕手」とも言われていた。標高1600mと高地にあり空気抵抗が少ないことから、本塁打が出やすい打者有利と言われているクアーズ・フィールドが本拠地であるもののスタンド上段や場外に運んだり、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークの“グリーン・モンスター”を超える打球を放つなどそのパワーを見せつけており、当時は圧倒的な飛距離を誇っていた。なお、2013年には100三振を喫していたが、ハンファでの最終年であった2016年には61三振と半分近くにまで減らしている[38]。
内外問わず速球に強く広角に打ち分けるが、外角の変化球に弱く、特に右投手の外に逃げるスライダーが苦手とされる[39]。また打球の飛距離にこだわるあまり、スイング中にバットが下から出たり左脇が開く悪癖がある。ハンファ時代の監督であった金星根は、調子が落ちた時のスイングの特徴として、バットの回転中に体重が軸足(右足)から左足へ流れることを挙げている[37]。
阪神への入団当初は、「韓国(KBO)でのプレーを経験したことで、打席での考え方が(MLB時代と)全く変わった」と語っていたことから、相手バッテリーの配球を読んだうえで打つタイプと見られていた[40]。もっともKBOでは、ドミニカのアマチュア野球で10年以上のプレー経験を持つ兄モイセス・ファビアンが、ロサリオと随時同居しながら「戦力分析員」として打撃を細かく分析していた[41]。NPBでは当初ファビアンと別居していたことから、配球の読み方に苦慮[21]。前述した実績から期待されたほどには本塁打を放てず、特に外角の変化球に対する対応力の低さが顕著になっため[39]、ファビアンは2018年5月からロサリオ宅での共同生活を再開していた[42]。
守備
[編集]MLB時代は捕手での出場がほとんどであったが、MLB通算でRFが6.94、守備率.987、DRS-21と総じて低い数字を示している他、正捕手だった2013年にはリーグワーストの捕逸数を記録している。また、盗塁阻止率も1割台に終わるなど安定感に欠き、捕手としての能力は極めて低い[43]。 韓国に移籍して以降は、一塁手としての出場が大半を占めるようになった。
人物
[編集]2017年シーズンにハンファで打撃コーチを務めた中島輝士は「技術などを吸収しようとする姿勢、野球に取り組む姿勢はすごくまじめで、よく練習もする」と努力家であると評している[36]。
元ニューヨーク・ヤンキースのホルヘ・ポサダを敬愛しており、ロッキーズ時代、阪神時代の背番号20はポサダの背番号20に因んだものである[44]。
阪神でのチームメイトであるラファエル・ドリスとは、ドミニカのシカゴ・カブスアカデミー時代から面識があるほか、別々のチームに所属していたMLB時代に公式戦で2打席対戦している[45]。
阪神との入団交渉中には、ドミニカ共和国のウィンターリーグに参加していたため、正式に契約を結んだ後もリーグ戦の閉幕(2017年12月中旬)まで参加を続ける意向を表明。NPBのシーズン全日程終了後に新規の入団契約を結んだ外国人選手に対して、正式契約後から翌シーズンの春季キャンプ開始まで対外試合への出場を認めない方針を取ってきた阪神球団も、ロサリオの意向を特例として受け入れた[40]。球団の正式発表を受けてウィンターリーグでのプレーを再開する[13]と、リーグ閉幕前の12月17日(日本時間)まで、一塁手・捕手・指名打者としてリーグ戦に出場した[46]。
阪神入団後の2018年5月8日には、東京ドームの対巨人戦で、3回表の第2打席にシーズン3号本塁打を山口俊からのソロ本塁打を記録。ドームの左中間スタンド上段に掲示されているJR東日本の広告看板に打球が直撃したため、外野スタンド上段の看板に打球を直撃させた選手に対する看板スポンサーの表彰(ビッグボードスポンサー賞)規定に沿って、JR東日本から100万円相当の「びゅう商品券」が贈られることになった。東京ドームのNPB公式戦で外野スタンド上段の看板に打球が直撃した本塁打は通算98本目で、阪神の選手としては、2013年8月2日の対巨人戦における新井貴浩以来であった[47]。
2018年に発生した平成30年7月豪雨に際し、ロサリオ個人で100万円を寄付したと7月19日に阪神球団が発表した[48]。
名前の表記について
[編集]阪神入団以前の一部報道[8][9]では「ロザリオ」という表記が用いられているが、発音指示によると「ウィリーン・ロソーリィオ (wih-LEAN roh-SORRY-oh)」[注 4][1]と読むのがより近い。阪神入団後は登録名を「ロサリオ」としたことから[15]、各報道でも「ロサリオ」と統一された。なお、2016年から2年間在籍していたKBOのハンファ・イーグルス時代には、「로사리오(ロサリオ)」[49]という登録名を用いていた。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | COL | 16 | 57 | 54 | 6 | 11 | 3 | 1 | 3 | 39 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 20 | 1 | .204 | .228 | .463 | .691 |
2012 | 117 | 426 | 396 | 67 | 107 | 19 | 0 | 28 | 210 | 71 | 4 | 5 | 0 | 4 | 25 | 2 | 1 | 99 | 10 | .270 | .312 | .530 | .843 | |
2013 | 121 | 466 | 449 | 63 | 131 | 22 | 1 | 21 | 218 | 79 | 4 | 1 | 0 | 1 | 15 | 0 | 1 | 109 | 7 | .292 | .315 | .486 | .801 | |
2014 | 106 | 410 | 382 | 46 | 102 | 25 | 0 | 13 | 166 | 54 | 1 | 0 | 0 | 5 | 23 | 5 | 0 | 70 | 17 | .267 | .305 | .435 | .739 | |
2015 | 87 | 242 | 231 | 22 | 62 | 14 | 1 | 6 | 96 | 29 | 2 | 1 | 1 | 1 | 8 | 2 | 1 | 56 | 8 | .268 | .295 | .416 | .710 | |
2016 | ハンファ | 127 | 532 | 492 | 78 | 158 | 31 | 2 | 33 | 292 | 120 | 1 | 3 | 1 | 2 | 33 | 3 | 4 | 90 | 16 | .321 | .367 | .593 | .961 |
2017 | 119 | 510 | 445 | 100 | 151 | 30 | 1 | 37 | 294 | 111 | 10 | 5 | 0 | 5 | 50 | 4 | 10 | 61 | 12 | .339 | .414 | .661 | 1.075 | |
2018 | 阪神 | 75 | 302 | 281 | 28 | 68 | 13 | 0 | 8 | 105 | 40 | 0 | 1 | 0 | 3 | 17 | 0 | 1 | 71 | 12 | .242 | .285 | .374 | .658 |
2022 | 統一 | 4 | 14 | 14 | 3 | 5 | 2 | 0 | 1 | 10 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | .357 | .357 | .714 | 1.071 |
MLB:5年 | 447 | 1601 | 1512 | 204 | 413 | 83 | 3 | 71 | 715 | 241 | 11 | 7 | 1 | 12 | 73 | 9 | 3 | 354 | 43 | .273 | .306 | .473 | .779 | |
KBO:2年 | 246 | 1042 | 937 | 178 | 309 | 61 | 3 | 70 | 586 | 231 | 11 | 8 | 1 | 7 | 83 | 7 | 14 | 151 | 28 | .330 | .390 | .625 | 1.015 | |
NPB:1年 | 75 | 302 | 281 | 28 | 68 | 13 | 0 | 8 | 105 | 40 | 0 | 1 | 0 | 3 | 17 | 0 | 1 | 71 | 12 | .242 | .285 | .374 | .658 | |
CPBL:1年 | 4 | 14 | 14 | 3 | 5 | 2 | 0 | 1 | 10 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | .357 | .357 | .714 | 1.071 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
捕手(C) | 一塁(1B) | 三塁(3B) | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2011 | COL | 14 | 87 | 16 | 1 | 1 | .990 | 3 | 3 | 5 | .625 | - | - | ||||||||||
2012 | 105 | 694 | 78 | 13 | 5 | .983 | 21 | 64 | 30 | .319 | 1 | 8 | 0 | 1 | 1 | .889 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
2013 | 106 | 646 | 63 | 9 | 2 | .987 | 9 | 53 | 19 | .264 | 4 | 21 | 2 | 2 | 3 | .920 | - | ||||||
2014 | 96 | 585 | 54 | 7 | 5 | .989 | 12 | 37 | 7 | .159 | 4 | 25 | 0 | 0 | 7 | 1.000 | - | ||||||
2015 | 2 | 19 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | .--- | 53 | 389 | 22 | 6 | 38 | .986 | - | ||||||
2018 | 阪神 | - | 73 | 552 | 39 | 9 | 51 | .985 | - | ||||||||||||||
MLB | 323 | 2031 | 212 | 30 | 13 | .987 | 45 | 157 | 61 | .280 | 62 | 443 | 24 | 9 | 49 | .981 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | .500 | |
NPB | - | 73 | 552 | 39 | 9 | 51 | .985 | - |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
[編集]- NPB初記録
- 初出場・初先発出場:2018年3月30日、対読売ジャイアンツ1回戦(東京ドーム)、4番・一塁手で先発出場
- 初打席:同上、2回表に菅野智之の前に空振り三振
- 初安打・初打点:同上、7回表に菅野智之から左前安打
- 初本塁打:2018年4月1日、対読売ジャイアンツ3回戦(東京ドーム)4回表に野上亮磨から左中間ソロ
背番号
[編集]- 12(2011年)
- 20(2012年 - 2015年、2018年)
- 40(2016年 - 2017年)
- 25(2022年)
登場曲
[編集]- 「De Mi Cabeza A Los Pies (2015)」El Prodigio(2018)
- 「We Weren't Born To Follow」Bon Jovi(2018)
- 「Trapstorno」Redimi2(2018)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ロサリオ自身は、阪神球団からの正式発表に先んじて、同月13日の未明(日本時間)に自身のTwitter公式アカウント上で阪神と契約を結んだことを公表していた[11][12]。
- ^ 1997年にグリーンウェルが推定年俸4億円という条件で入団したが、一軍公式戦7試合に出場しただけで、シーズン途中の5月に現役引退を表明した。グリーンウェルはそのまま退団したため、球団は「契約条項の不履行」を理由に、グリーンウェルへ損害賠償を請求。その結果、前述した年俸に25%の減俸措置が適用されたため、グリーンウェルの実質年俸は3億円とされている。
- ^ 首脳陣はロサリオを一塁手に固定させるべく、前年(2017年)の後半戦から一塁手としてクリーンアップへ定着していた入団2年目の大山悠輔を、本来のポジションである三塁手に起用。2004年から2016年の途中まで正遊撃手を務めた後に、2017年に正三塁手としてゴールデングラブ賞を受賞したばかりの鳥谷敬を、これまで一度も経験のない二塁手へ転向させた。
- ^ 母音の後ろの h は長音ではなく、その母音をローマ字読みすることを意味する。
出典
[編集]- ^ a b “Wilin Rosario Stats” (英語). Baseball Reference.com. 2017年12月15日閲覧。
- ^ 俺は闘牛!阪神・新助っ人ロサリオ来たあ~「本塁打は一番大事」 SANSPO.COM 2018年1月29日
- ^ “Rockies rookie Wilin Rosario hitting homers at record pace” (英語). The Denver Post (2012年8月28日). 2015年11月23日閲覧。
- ^ “Colorado Rockies at Cincinnati Reds Box Score, May 27, 2012”. Baseball-Reference. 2020年10月11日閲覧。
- ^ “Wilin Rosario Stats, Fantasy & News (GAMELOGS)” (英語). MLB.com. 2015年11月23日閲覧。
- ^ “Wilin Rosario Stats, Fantasy & News (CAREER)” (英語). MLB.com. 2015年11月23日閲覧。
- ^ “KBO, 2018년 보류선수 명단 공시” (韓国語). KBO. 2017年12月13日閲覧。
- ^ a b 虎の恋人・ロザリオ、日米争奪戦勃発 韓国ハンファ退団へデイリースポーツ 2017年11月6日
- ^ a b 阪神ロザリオ誕生へ 韓国で2年連続3割30発大砲日刊スポーツ 2017年12月2日
- ^ a b “ウィリン・ロサリオ選手との契約締結について”. 阪神タイガース (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。
- ^ ロサリオ 阪神との契約をツイッターで報告「日本が新しい家になる」 スポーツニッポン 2017年12月13日閲覧
- ^ Wilin Rosario To Sign With NPB’s Hanshin TigersMLB Trade Rumors 2017年12月7日(現地時間)
- ^ a b 阪神 ロサリオ争奪戦勝った!メジャー、韓国、日本複数球団から選ばれるスポーツニッポン 2017年12月14日
- ^ 阪神ロサリオ 年俸3億4000万円は“実質”球団来日1年目最高額スポーツニッポン 2017年12月14日。
- ^ a b 阪神、新助っ人登録名は「ロサリオ」母国語を忠実再現で濁りなしスポニチアネックス 2017年12月13日
- ^ 阪神ロサリオ 逆方向もOK!3戦連発 計4戦8の6、6打点スポーツニッポン 2018年2月17日。
- ^ 阪神ロサリオオープン戦不振も心配なし 適応に自信「シーズンに入れば変わる」スポーツニッポン 2018年3月27日
- ^ 4番ロサリオ いきなり初安打初打点 ムードメーカーとしても鼓舞スポーツニッポン 2018年3月31日
- ^ 阪神ロサリオ出た来日初アーチ「素直にうれしいね」日刊スポーツ 2018年4月1日
- ^ 不振の阪神ロサリオ5番降格…得意の夏場で復調期待日刊スポーツ 2018年5月12日
- ^ a b 阪神ロサリオ登録抹消へ 打率2割3分、4本塁打日刊スポーツ 2018年6月2日
- ^ 金本監督「今日の投手は無理」遂にロサリオ出番なし日刊スポーツ 2018年6月2日
- ^ 不振のロサリオを抹消=プロ野球・阪神時事通信社 2018年6月3日
- ^ 阪神がナバーロ獲得発表 今季3Aで3割1分、4発日刊スポーツ 2018年6月15日
- ^ ロサリオ、バッティング禁止療法 金本監督「一度リセットしてほしい」 デイリースポーツ 2018年6月5日
- ^ 阪神・ロサリオが腰の張りのため2試合連続欠場 SANSPO.COM 2018年7月1日
- ^ 再昇格、阪神・ロサリオが「対抗心」を燃やす相手とは zakzak 2018年7月18日
- ^ “阪神ロサリオ100万円寄付 豪雨被災者へ義援金 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年4月17日閲覧。
- ^ “阪神ロサリオ2度目の登録抹消へ 残留へ立場厳しく - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年4月17日閲覧。
- ^ 阪神 ロサリオら3外国人選手を自由契約 - スポニチアネックス、2018年10月31日配信、同日閲覧
- ^ Twins To Sign Wilin Rosario MLB Trade Rumors February 1, 2019(CDT)
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2022年7月7日閲覧。
- ^ “元阪神・ロサリオが台湾・統一入り 韓国、日本に続き3度アジア球界でプレー”. Full-Count (2022年1月6日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ “統一、元阪神ロサリオを解雇/台湾プロ野球”. フォーカス台湾 (2022年6月2日). 2022年6月2日閲覧。
- ^ MisMariachisGDLの2022年7月5日のツイート- X(旧Twitter)
- ^ a b ロザリオに太鼓判!今季指導の中島輝士氏が証言「広角に本塁打打てる」スポニチアネックス 2017年12月11日
- ^ a b 阪神ロサリオ3割25発保証 恩師が素顔ぶっちゃけ日刊スポーツ 2018年1月1日
- ^ 獲得秒読み!? 阪神入りがウワサされるウィリン・ロザリオ。本領発揮にはベンチの「我慢」がカギ?野球太郎 2017年12月10日
- ^ a b 【黒田正宏 軍師の断】阪神・ロサリオ、スライダー投手から外すのもサンケイスポーツ 2018年5月31日
- ^ a b “ロザリオ特例!契約後もウインターリーグへの出場OK 「日本はレベル高い」直訴に阪神応えた”. デイリースポーツ (2017年12月12日). 2017年12月12日閲覧。
- ^ 阪神新助っ人ロサリオ支える最強データマン東京スポーツ 2017年12月14日
- ^ 阪神ロサリオ 打棒復調の影に“最強データマン”東京スポーツ 2018年5月9日
- ^ Willin Rosario Stats, Fantasy & NewsMLB.com 2017年12月10日
- ^ ロザリオ、背番号「20」熱望 阪神では現在空き番号…「もちろんつけたい」デイリースポーツ 2017年12月6日
- ^ 阪神ドリスが予言「ロサリオ3割打つ」なぜならば… 日刊スポーツ 2018年1月28日
- ^ ロサリオいざ日本へ ウィンターリーグ打ち上げツイッターで充実ぶり報告デイリースポーツ 2017年12月18日
- ^ 阪神ロサリオ、吉永小百合の看板直撃で100万円日刊スポーツ 2018年5月8日
- ^ “ロサリオ選手個人による寄付について”. 阪神タイガース (2018年7月19日). 2022年7月7日閲覧。
- ^ “선수페이지 (타자)” (韓国語). KBO. 2017年12月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Wilin Rosario stats MiLB.com
- 選手の各国通算成績 KBO、CPBL
- 個人年度別成績 W.ロサリオ - NPB.jp 日本野球機構
- Wilin Rosario (@WilinRosario) - X(旧Twitter)