コンテンツにスキップ

オリンピックのジンバブエ選手団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オリンピックのジンバブエ選手団
ジンバブエの国旗
IOCコード ZIM
NOC ジンバブエオリンピック委員会
公式サイト
オリンピック
メダル

3

4

1

8
夏季オリンピックジンバブエ選手団
198019841988199219962000200420082012201620202024
冬季オリンピックジンバブエ選手団
20142018
関連選手団
ローデシア ローデシア (1928, 1960-1964)

オリンピックのジンバブエ選手団(オリンピックのジンバブエせんしゅだん)は、ジンバブエ共和国のオリンピック選手団。ジンバブエ選手団は1980年モスクワオリンピックから参加した。これ以前にはイギリス領ローデシアオリンピックのローデシア選手団)として1928年アムステルダムオリンピック1960年ローマオリンピック1964年東京オリンピックの3大会に参加していた経緯をもつ。

人種差別国家であったローデシア時代、メキシコオリンピックではメキシコ政府から招待状が送られず、ミュンヘンオリンピックでは選手村まで入ったものの、アフリカ諸国の要求により、出場停止処分となり、モントリオールオリンピックではIOCから資格停止処分が出されているなど、同国の黒人選手には苦難が強いられた[1]

国際オリンピック委員会に1980年承認され、64人の選手団が1980年モスクワオリンピックに参加した[1]冬季大会には2014年ソチオリンピックで初出場した。

概要

[編集]

これまでメダルを獲得した夏季オリンピックは、1980年モスクワオリンピック女子ホッケーでの1個、2004年アテネオリンピック競泳での3個、2008年北京オリンピックでの4個の計8個である。このうち競泳で獲得した7個は全てカースティ・コベントリーによるものである。

モスクワオリンピックでの女子ホッケーチームは、ボイコット騒ぎがあったおかげで出場権を獲得、ホッケーの強いインドからの移民の選手もいたが、チーム練習わずか3週間で金メダルを獲得した[2]

メダル獲得数一覧

[編集]

夏季オリンピック

[編集]
大会名
1980 モスクワ 1 0 0 1
1984 ロサンゼルス 0 0 0 0
1988 ソウル 0 0 0 0
1992 バルセロナ 0 0 0 0
1996 アトランタ 0 0 0 0
2000 シドニー 0 0 0 0
2004 アテネ 1 1 1 3
2008 北京 1 3 0 4
2012 ロンドン 0 0 0 0
2016 リオデジャネイロ 0 0 0 0
2020 東京 0 0 0 0
合計[3] 3 4 1 8

冬季オリンピック

[編集]
大会名
2014 ソチ 0 0 0 0
2018 平昌 不参加
合計 0 0 0 0

夏季オリンピック競技別

[編集]
競技
きようえい 競泳2417
ホッケー1001
計 (競技数: 2)3418

脚注

[編集]
  1. ^ a b 新生ジンバブエ 悲願はたし五輪参加 黒人選手晴れやか 白人と共に選手村入り ボイコット問題 口とざす一行 朝日新聞 1980年7月12日朝刊3ページ
  2. ^ ジンバブエ 史上初の金 読売新聞 1980年8月1日朝刊18ページ
  3. ^ Team Zimbabwe - Profile | Tokyo 2020 Olympics” (英語). olympics.com. 2021年8月31日閲覧。

外部リンク

[編集]