ガルム
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ヘルヘイムにあるヘルの館「エーリューズニル」の番犬で、入り口にある洞窟グニパヘリルに繋がれている。無闇に冥界へと近づく者たちを追い払い、冥界から逃げ出そうとする死者を見張る。 『グリームニルの言葉』では「犬のうち最高のもの」と評されている。ラグナロクの際に自由になり、ガルムが死に際にテュールの喉を噛み切り相打ちになる。
見た目は狼犬に似て巨大な身体であり、胸元には渇いた血がついており、その胸元の血は死者の血である。フェンリルと同一視されることがある。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- V. G. ネッケル他 編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年。ISBN 4-10-313701-0。