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グループりんどう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グループりんどうは、かつて存在した日本の芸能事務所[1]。所在地は東京都渋谷区原宿[2]、渋谷区美竹町[3]新宿区柏木と移っている[4]りんどう[5]りんどうプロ[3]りんどうプロダクションとの表記もある[6]

概要

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日本における吹き替え専門の老舗プロダクションとされていた[1]。1964年5月に解散[1][7][注釈 1]。この時点では50人ほどの所属タレントがいたという[1]

解散の理由として、同年6月の所得税法の改正により、タレントの出演料から1割の源泉徴収が行われるようになったことで、事務所の収入が減ることが理由であるとされる[1][7]。社長の藤井道程は「運転資金を投資するか、タレントのギャラに手を付けるかしか選択肢がない状況だった。所属タレントから資金提供を持ち掛けられたが、それならもっと儲かる仕事をしなければならないと思った」と述べている[1]

所属していたタレント

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男性

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女性

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りんどうの流れを組む事務所・劇団

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脚注

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注釈

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  1. ^ 6月と記載している資料もある[5]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 「税制改正と体質改善」『放送エンマ帳 テレビは曲り角にきている』オリオン出版社、1967年、190 - 191頁。 
  2. ^ 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、161頁。 
  3. ^ a b c d e f 『タレント名鑑』《NO1改訂版》芸能春秋社、1963年、2、106、149、173頁。 
  4. ^ a b c d e f 『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、27、63、79、208、236頁。 
  5. ^ a b c d e 松田咲實「第2章 業界の仕組み」『声優白書』オークラ出版、2000年3月1日、85頁。ISBN 4-87278-564-9 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 『出演者名簿』《昭和38年版》著作権資料協会、1963年、5、109、115、186、202、223、240、262、309、357、403頁。 
  7. ^ a b 週刊新潮』6月1日号、新潮社、1964年、23頁。 
  8. ^ SCREEN』1月号、近代映画社、1974年、232頁。 
  9. ^ 人形劇団プーク」『新劇便覧』テアトロ、1965年、444頁。 
  10. ^ 『近代映画』9月号、近代映画社、1979年、122頁。 
  11. ^ a b 『出演者名簿』《昭和36年版》著作権資料協会、1961年、94、346、359頁。