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ザ・ジャガーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・ジャガーズ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル グループ・サウンズ
活動期間 1964年 - 1971年
1981年 - 2009年
レーベル フィリップス・レコード
メンバー 宮ユキオ(ドラムス
岡本信リードボーカル
宮崎こういち(リズムギター
森田巳木夫(ベースギター
沖津ひさゆき(リードギター
佐藤安治(オルガン
浜野たけし(ドラムス)
橋アキラ(ボーカル)
牧ツトム(ドラムス)
石井芳夫(ボーカル)

ザ・ジャガーズ(The Jaguars)は、1967年にデビューしたグループ・サウンズ

メンバー

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メンバーの変遷

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ボーカル ドラムス ベース ギター オルガン
1964年 - 1968年3月 岡本信 宮ユキオ 森田巳木夫 宮崎こういち
沖津ひさゆき
佐藤安治
1968年3月 - 1969年 浜野たけし
1969年 - 1970年9月 宮崎こういち
1970年9月 - 1971年6月 岡本信
橋アキラ
石井芳夫
牧ツトム
1971年6月 - 1971年7月
1971年7月 岡本信
橋アキラ
1971年7月 - 1981年 解散中
1981年 岡本信 宮ユキオ 森田巳木夫 宮崎こういち
沖津ひさゆき
佐藤安治
1981年 - 2009年

概要

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グループの母体は、1963年六本木野獣会のバンドとして結成された「野獣会オールスターズ」で、この時点では井上順など、野獣会メンバーの課外活動に近かったが、1964年には「宮ユキオとザ・プレイ・ファイブ」というエレキバンドへ発展した。デビューに際して、フィリップス・レコードで「ザ・ジャガーズ」()と命名[4]され、1967年6月にザ・カーナビーツと一緒にレコードデビューを果たす。

デビュー曲の『君に会いたい』が大ヒット。1968年3月には「進め!ジャガーズ 敵前上陸[5]で映画初主演。この映画は当時人気だった美人歌手の中村晃子と共演したコメディだが、小林信彦が脚本を担当していたことから、後年、カルト映画として再評価された。共演者にはてんぷくトリオ三遊亭圓楽 (5代目)穂積隆信らもいた。

GS(グループ・サウンズ)のファッションでは、ジャガーズとスパイダースは、ミリタリー・ルックのイメージが強かった。「君に会いたい」の後は、デイヴ・ディー・グループのカバー曲である「キサナドゥーの伝説」を発表した。だが、彼らが移動で使用していた専用マイクロバスが交通事故を起こし、メンバー全員が頭を縫うなどの負傷を負ってしまった。その結果、療養中に代役でジャズ喫茶に出演したオックスに人気を奪われてしまう。ジャガーズは1968年夏以降、GSブームの中でも埋没した存在となってしまう。

GSブームが終焉を迎えた1969年夏以降は、ジャズ喫茶やゴーゴークラブが主な活動の場となった。1970年に入り、メンバーの交代が顕著になっても活動を続けたが、1971年7月に解散した。

1981年1月、「さよなら日劇ウエスタンカーニバル」に出演。これを機に再結成(メンバーは宮・岡本・宮崎・森田・沖津。当初は佐藤も参加)し、テレビ出演やライブ活動を行う。その後も、宮・岡本・宮崎・森田・沖津のメンバーで活発にライブ活動を続けた。

2009年4月19日、岡本が自宅マンションの浴槽で死亡しているのが知人女性によって発見される[6]。事件性は無く、入浴中に心不全を起こしたものと断定された[7]。この岡本の死去によってザ・ジャガーズは事実上の活動停止となった。

ディスコグラフィ

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シングル

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  1. 君に会いたい/ビート・トレイン(1967.6.1)
  2. ダンシング・ロンリー・ナイト/若いあした(1967.10.5)
  3. マドモアゼル・ブルース/哀れなジョン(1968.1.25)
  4. キサナドーの伝説/二人だけの渚(1968.6.15)- イギリスのバンドDave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tichの『The Legend of Xanadu』のカバー
  5. 星空の二人/恋のパスポート(1968.9.25)
  6. 恋人たちにブルースを/恋するまゆみ(1969.1.25)
  7. 二人の街角/愛の夜明け(1969.5.25)
  8. いつか誰か/フェニックス(不死鳥)(1970.4.25)
  9. はつらつ30才/漂泊の旅(1982.4.2 再結成時に発売)

アルバム

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  • ジャガーズ対カーナビーツ(1967.8.1)
  • ジャガーズ・ファースト・アルバム(1968.2.22)
  • ジャガーズ・セカンド・アルバム(1969.6.25)

出演映画

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関連項目

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脚注

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